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08春闘勝利−大幅賃上げ獲得!「 ライフサイクル」 白紙撤回!組織拡大!
08春闘をストライキで闘おう!

 2月25日、動労総連合は、JR東日本及びJR貨物に対して、38000円の大幅賃上げを求めて、動労総連合申第3号による申し入れを行った。
 とくにJR貨物に対しては、8年連続でベアゼロ回答が行われる中で、労働者の生活に重大な影響が出ていることに踏まえて生活改善一時金30万円(55歳以上は40万円)の支払いを行うこと、「人事賃金制度の白紙的見直し」計画の撤廃を求めた。
 さらに貨物職場の状況は、要員需給が逼迫して年休が取得できない、輸送混乱時に代替乗務員がいない、要員が足りないために運転士以外の職種に降りることさえできないという状況が続いている。これ自体、運転保安上も重大な問題であり、即刻要員確保を行わなければならない深刻な事態だ。JR貨物は、欠員補充を直ちに行え。

「ライフサイクル」 は、乗務員手当廃止攻撃そのものだ

 もう一方、08春闘の重要な課題として、「ライフサイクル」提案の白紙撤回に向けた闘いがある。「ライフサイクル」提案は平成採だけの問題ではない。
 この間JR東日本は、特殊勤務手当を片っ端から廃止してきたが、「ライフサイクル」提案は、今後、乗務員手当を廃止するための攻撃そのものだ。これはJRに働く全員の問題だ。
 「ライフサイクル」提案の白紙撤回へ08春闘をストライキで闘いぬこう!

動労総連合申第3号
2008年2月25日

東日本旅客鉄道株式会社
 代表取締役社長 清野 智殿

国鉄動力車労働組合総連合
中央執行委員長 君塚 正治

2008年4月1日以降の新賃金及び労働条件改善に関する申し入れ

 国鉄動力車労働組合総連合は、2008年1月、全組合員を対象に「生活実態ならびに賃金引き上げ要求に関する調査」を実施した。
 調査結果による組合員の生活実態は、昨年同期と比較して「非常に苦しくなっている」が39.6%、「やや苦しくなっている」37.8%、「同じだと思う」が20.8%であった。また、生活程度について82.6%が不満足を訴えている。生活費について、「家計は毎月の賃金で間に合いましたか」との問いにに対し、91.5%の組合員が「不足した」と答え、その補填については「期末手当をあてる」が41.7%、「妻の収入をあてる」が24.5%、「貯金をおろす」が23.5%を占め、その他借金等によりやりくりしている状態にある。また、改善を求めている家計費の項目は、「ローン、借金返済」が17.1%、「貯金」が14.5%と11項目中最大の比率を占め、その他「交際費等」が12.7%、「保険・医療費」が12.5%「食生活」が10.7%となっている。
 組合員がこの調査において要求している賃金引き上げ額の平均は、46,787円であり、その際に考慮した点は、「生活実感に基づいて要求した」「現在の生活を維持するため」が90.8%を占めている。
 国鉄動力車労働組合総連合は、以上の調査結果及び現実に踏まえ、組合員・家族の生活維持・改善を図る立場から2008年4月1日以降の賃金及び諸制度の改善要求について、次のとおり申し入れるので誠意をもって解決されたい。

1.2008年4月1日以降の基準内賃金を、38,000円の原資をもって引き 上げること。
2.配分に関しては、基本給を重点に行うこと。
3.次のとおり諸制度の改善を行うこと。
(1) 55歳以上の労働条件について。
@ 満65歳まで定年を延長すること。
A 55歳以上の賃金について、 「 55歳以上の社員の基本給の取扱い」 に基づく減  額制度を廃止すること。
(2) 昇進制度について、勤続35年で7等級まで昇進・昇格できる基準昇進制度に 改善すること。
(3) 第2基本給制度を廃止すること。
(4) 都市手当の地域区分を見直し、改善すること
(5) 私傷病欠勤の賃金について、 欠勤期間を有給とし、 休職期間は6割を支払うこと。
(6) 割増賃金の単価について、次の率に改善すること。
@ B単価 150/100
A C単価  50/100
B D単価 150/100

−以上−

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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