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闘いなくして安全なし!
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乗務員分科が定期委員会を開催
11月27日、第30回乗務員分科定期委員会をDC会館において開催しました。議長に新小岩支部の前田くんを選出し、各支部、代議員21名、計37名の参加をもって行いました。
われわれは、この一年間「闘いなくして安全なし!」反合・運転保安闘争路線を堅持し、JRの安全無視・軽視の施策に対して、団結して闘ってきました。この闘いを総括するとともに「JR体制の矛盾・安全の崩壊」に対して、新たな闘いを開始していかなければならない乗務員分科にとって、威信をかけた大会でした。
橋本乗務員会長あいさつ
第二の分割・民営化攻撃に対して、6年間、われわれは、反合・運転保安闘争路線を掲げて闘ってきました。その中で一定の成果を勝ちとることが出来ましたが、未だ手つかずの所が多々あります。これからも「闘いなくして安全なし!」反合・運転保安闘争路線を堅持して闘っていかなければならないと思います。
それには各支部の日頃の調査、点検活動が非常に大事です。よろしくお願いします。その為にも今大会は、大変重要な大会です。活発な質疑をよろしくお願いします。
と力強いあいさつを行いました。
次いで、来賓あいさつで本部田中委員長のあいさつを受けました。続いて10月の本部定期大会で新たに動労千葉に決起した津田沼支部の滝くんからあいさつを受けました。
次に、一般経過報告、会計報告、共済会計報告、会計監査報告、大会延期承認、2006年度決算承認、2007年度運動方針案、予算案が執行部より提案されました。
その後質疑、応答に入り、各支部代議員・傍聴者から活発な意見が出されました。
各経過報告が一括で承認され、役員の選出・あいさつ、議長の解任あいさつを受け、最後に橋本乗務員会長の音頭で団結ガンバローを三唱して終了しました。
第30回乗務員分科定期委員会が新たな運動方針のもと、これからも「闘いなくして安全なし!」反合・運転保安闘争路線を堅持して、団結して闘っていくことを参加者全員が確認した大会でした。
出された意見
・現在、SASの検査が始まっている。安易に受け入れて良いのか。(千葉転)
・今、銚子では作業行路作成交番上でも、勤務渡り時間が足らない事態が発生している。予備勤務になると、超勤が法定労働時間をオーバーしている現実がある、要員を増やす以外に対策はないと思うが。
・211計でドアコックを切られるという列車妨害があった。しかも、走行には何ら異常が感じられない。安全対策を早急に立てるべきである。(新小岩)
・要員関係の逼迫は水戸でも切実である。休勤を前提にしないと交番作成が出来ない状況である。例えば、泊行路でも2行路に分けて勤務を組んだこともある。
・「予科生運転士登用差別事件」では、地裁では勝利命令を受けることが出来た、この命令を受け、会社にその実行を求めていきたい。(水戸)
・ライフサイクルについては、なんで40歳迄なのか。
・駅には輸送主任が足らないと言っているが、まだまだ駅には適任者がいる。現状をよく調べるべきでは。(津田沼)
・私はSASと認定され、年休を取り自費で検査を受け、治療を受けましたが約1ヶ月乗務を下りました。検査費用は約8万円と、その後の治療器器のレンタル料、月4180円がかかりました。
・治療器器が本人に会っているならば、乗務をしながらの治療は可能であるとの報告を受けています。(水戸)
・SASと喘息の検査も、同じ検査をしている。混同されないのか。
・東京駅3番線のA線レール外側に傷があった。職場に報告士調査を依頼したところ、異常が無いとの報告であったが、後日、修繕がされていた。異常が無い場所がなぜ修繕が必要だったのか判らない。
・9月7日に2つの伝令法が行われた。輸送指令の指示が曖昧で、何度と無く変わった。しっかりとした指導をしてほしい。
・起床装置の故障で賃金のカットを受けた人がいる。装置の保守管理は会社の責任である、なぜ乗務員がその責任をとらなければいけないのか。(千葉転)
・ささいなことでも報告しないと、隠蔽だと言われる。行き過ぎではないか。 (銚子)
・久留里線では、夏の暑さで体調不良を訴えた人が出ている。限界に来ている、車両の更新を。
・下郡駅のホームが2領分しかなく、過去にも車掌の取扱誤りがあった。ホームの延長が出来ないのか、検討をしてほしい。
・木更津駅での構内入換作業を行っているが、慣れていない作業であると共に、車両限界いっぱいまでの乗り入れがある。安全面からも専属の社員を置き、本線乗務員からの作業を切り離すべきである。
・3月ダイヤ改正で、行路・要員関係がどの様に変わるのか、教えてほしい。・現在、千葉駅まで車掌室に便乗したことに対し、処分を受けたこともあった。いかに作業上から必要な指定とはいえ、納得がいかない。
・東京から60q以遠の線路が酷すぎる。線路内に雑草が生えていたり、沿線の木の枝が車両に触れそうな所もある。ローカルといわれている所が、取り残されている感があり、しっかりと取り組んでいくべきである。(木更津)
・大宮駅でのエアーセクションにより架線切断があった。セクション外掲示板が信号機の手前12m〜13mであったと聞いている。信号機の停止現示がある時通常だと、約50m手前に止まるのが当然のことである。設備が現状に会っていないことの現れである。われわれのまわりにはこの様な場所がないか、調査するべきである。新幹線ではこのような事は無いと聞いている。金をかければ出来ることだ。(京葉)