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支援する会結成20周年
7/22定期総会が大盛況

動労千葉を支援する会定期総会が130名の仲間を結集し開催された

 7月22日、DC会館で、動労千葉を支援する会07年度定期総会が、昨年を大幅に上回る130名の仲間を結集し開催された。
 この1年間、支援する会は、9ヶ月間の館山運転区・木更津支区廃止攻撃廃止反対闘争を共に闘い、連日のビラ撒き・駅頭街宣活動、勝浦選挙闘争の支援行動、さらに民営化攻撃と苦闘する労働者に、「動労千葉のように闘おう」と訴えてきた。そして何よりも、動労千葉を財政的に支えるために、支援基金運動を行ってきた。
 今回の総会は、動労千葉と支援する会が共に闘い、大きな勝利を勝ち取ってきた一年であったことを全体で確認したうえで、会員拡大、そしてこの秋の11月労働者集会には、なんとしても1万人結集実現をしようと決意をうちかためるものとなった。
 総会は2部構成で行われ、最初に三多摩支援する会の早川さんが、「参院選の真っ最中の中での総会。『戦後レジームからの脱却』叫ぶ安倍。この攻撃を打ち返すことができるのは、労働者の団結した力だけだ」と力強い開会のあいさつ。連帯のあいさつにス労自主の中村さん。つづいて動労千葉争議団から高石さんが、「この1年半、沖縄に物販に入ってオルグしている。オルグされているようなものだが。自治労、高教組が組織的に取り組みを決定。秋にはもう一度、冬季物販に入って、11月集会への結集を訴えていく」と決意をのべた。
 続いて、田中委員長が「動労千葉からの提起」を行った。(下記参照)つづいて支援する会事務局長の山本さんが、新たに会員拡大をはじめとした07年度方針案を提起し、全体で確認されました。会計報告に続いて、現場で動労千葉運動を実践する仲間からの報告など、活発な討論が行われた。
 第1部の最後に、07年度の支援する会運営員を選出し、第2部の懇親会に移行し、冒頭「ヨッシーとジュゴンの家」のミニライブ演奏で全体が大盛り上がり、続いて多くの仲間が職場からの報告や決意を熱く語った。最後に長田書記長が決意をのべ、参加した全組合員も決意表明。東京北部支援する会の別所さんがビッシと閉会のあいさつを行った。

動労千葉からの提起
田中委員長

 「今の情勢、わかりやすく言うと、日本のすべての労働組合が、国鉄分割・民営化にわれわれが直面した状況と同じ状況に叩き込まれている。2000万人のロストジェネレーションもまったく同じ。
 その時、動労千葉が選んだ道は、2波のストライキ。国労は蛸壺に入り、革マルは20万人首切りを積極的に押し進める側に回って生き延びようとした。すべての勢力がフルイにかけられ、ニセモノの勢力のバケの皮がすべてはがれ落ちた。わたしたちの運動内部にも分岐・流動が起こっているが、それには歴史的な根拠があるわけです。
例えば、「日の丸・君が代」の被処分者の中にさえ、「根津さんはやりすぎ」という話さえ出ている。根津さん解雇は社会的大問題になるし日教組再生の圧倒的展望ある。決定的チャンスになる。こういう風にみれないのが体制内労働運動。折り合いを付けちゃうわけです。社保庁問題も「フザケンナ!」という声を現場から上げればいいわけじゃないですか。どうせ、声上げても上げなくてもたたかれるわけだから。
だけど、既成の労組指導部は上げられない。とことんせっぱ詰まっているのに、開きなおれない。今、怒りを解き放つことが、全労働者に問われているのだ。
 この間の青年労働者の闘い。動労千葉にとっても支えになっている。表面だけ見れば、労働運動の現状はひどいもの。しかし、私はこんなチャンスはないと思っている。労働運動の復権にとって、今ほど可能性のある時代はない。
 あらゆる労働者に、我々が展望を語りきれるかどうか、そこが本当に大事だ。世の中変えられるんだということ、ここに自らが核心を持てるのかどうか。今の情勢をストレートに怒ろう。そして、展望を語ろう。情勢に絶対負けないことが重要だ。
 先日、3労組の事務局会議を行い、闘う労働運動の地域共同センター、網の目のような労働学校を全国につくろう、このアピールを11月集会で発することを決定した。ランク&ファイルからの一大運動を始めようということ。11月集会を改憲阻止の労働者の大集会として1万人結集を実現しよう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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