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京葉車両センターの車輪削正業務委託を絶対に許さない!
千葉支社−京葉車両センターの車輪削正業務の委託と、銚子運転区の当直体制見直しを提案(6/27)

 6月27日、千葉支社は、京葉車両センターの車輪削正業務の委託及び、銚子運転区の当直体制見直しについて提案を行ってきた。

【京葉車両センターの車輪削正業務委託について】
 提案において千葉支社は、「車両メンテナンスに関する技術等を有しているシニア社員の相応しい雇用の場を確保する」「シニア社員が有するノウハウ等の活用及び効率的な業務体制を構築する」との理由をあげきた。
 要員関係では、現在2名体制で行っている業務を委託することで車両職▲2名とし、委託先は千葉車両整備としている。
 今後のスケジュールとしては、8月から車両整備の教育を実施し、10月1日以降委託するとしている。表1参照

【銚子運転区の当直体制の見直しについて】
 一方、「銚子運転区の当直体制の見直し」では、@現行、交番担当が行っている乗務員の点呼執行業務を管理者が行う、Aこれにより当直助役を2徹体制とする、B交番担当が行っている入区作業は本線運転士が行う、との提案が行われた。
 交番担当を管理者に置き換えることについて千葉支社は、「この間も当直体制は、助役対応で行っていくことで見直しを行ってきた。こうした考えのもとで今回交番担当を管理者に置き換えることとした」との理由を挙げてきた。
 要員関係では、交番担当の廃止により運転士▲3名、当直助役の2徹体制(1徹増)により管理職3名増との提案を行ってきた。表2参照
 また、これまで交番担当が行っていた19行路・379Mの入区作業については、19行路の運転士が行い、これに伴い終業時間も20時56分→21時23分になるとしている。(行路表参照)
 実施時期については、9月1日以降としている。

今回の提案は、検修・構内業務の全面的な委託に向けた攻撃の始まりだ

 今回の京葉車両センターにおける車輪削正業務の委託提案は、検修・構内業務の全面的な委託に向けた攻撃の始まりであり、極めて重大な攻撃だ。
 職場からの徹底的に反撃に起ち上がろう!
 この間動労千葉が、「シニア制度」から始まる業務委託の本格的な攻撃に対して職場からの反撃を行うとともに、尼崎事故や羽越線事故、レール破断等に対して安全運転闘争を闘い、幕張構内脱線事故闘争、そして館山・木更津廃止反対闘争での勝利をかちとる中で、千葉における検修・構内業務の委託を阻止してきた。
 しかし一方で、千葉以外はほとんどで検修・構内業務の委託が強行されている状況で、これ以上遅れることは、本社との関係も含めて千葉支社の責任問題になりかねない状況になっていることは明らかだ。
 追いつめられているのは会社側だ。団結をさらに強化し、職場からの原則的な反撃を開始しよう!

表1 京葉車両センターの車輪削正業務の業務委託現改比較
箇 所 名
職 名
現 行
提 案
増 減
備  考
京葉車両センター
車 両
55
53
▲2
千葉車両整備に業務委託

今後のスケジュール
年 月
07年8月
9月
10月
委託準備
教育
委託

表2 銚子運転区の町直体制見直し現改比較
箇 所 名
職 名
現 行
提 案
増 減
備  考
銚子運転区
管 理
10
+3
当直1徹→当直2徹
運転士
92
89
▲3

検修・構内業務の外注化阻止へ断固闘おう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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