home page日刊動労千葉前のページに戻る

No.

6・30第57回定期委員会
基地廃止反対闘争−水野選挙闘争勝利を組織拡大に結実させよう

07年前半戦を高らかに総括!

 第57回動労千葉定期委員会が、6月30日、DC会館において開催され、07年前半戦−館山運転区・木更津支区廃止反対闘争から水野勝浦市議選の勝利を高らかに確認し、07年後半戦の主要な課題として、反合・運転保安闘争の新たなる発展と、組織拡大に全組合員が一丸となって起ちあがっていく方針を満場一致決定した。
 委員会は、議長に、幕張支部・石幡委員を選出したあと、冒頭、本部田中委員長のあいさつを受け要旨別掲、来賓として、9月御宿町議選にうって出る中村さんより、「三位一体改革による地域の状況を訴え、町民ひとりひとりが実感できる町づくりを目指す」決意が表明され、続いて、勝浦市議選において見事に高位当選を勝ちとった水野勝浦市議が、御礼を含めてあいさつを行った。
 経過報告〜当面する取り組み〜協約協定締結承認などを受けたあと、一括質疑に入り・・・

質疑で出された主な意見等

銚子支部として、強制配転者7名の運転関係復帰に向けて、個別の希望に則っての対応についても要望している。1047名闘争当該者は、最大の功労者であり、原点に起った解決を求めている。基地統廃合攻撃に対抗する意味から、市長要請行動などを行ってきた。館山廃止反対闘争に見習って、一致団結して頑張っていきたい。4期目を迎える中村御宿町議選についても、清算事業団当該であり、全力で取り組んでいく(銚子)

館山、木更津廃止反対闘争での御支援に感謝している。職場の現状は、ダイ改以降、問題点を当局にぶつけ、労務政策を粉砕することを通して、職場の雰囲気が変わった。EC業務では、車掌室での便乗が発生していること、DC業務に関しては構内入換作業についてなど、重要視している。今後、木更津運輸区でのDL仕業がどうなっていくのか、兼掌化の動向など現状ではどうなのか?(木更津)

館山廃止反対闘争の9ヵ月間、最後まで闘うことができたことに、団結の力を感じている。木更津運輸区で、見習い運転士を乗務途中の木更津駅で降ろして、事情聴取を行い、点呼後、再び乗務させるなどという事が発生している。断じて許せない不当な扱いだ(館山)

車両故障情報において、「ミニット20」などという、運転再開の目安を設けようとしている。新幹線ではパンタグラフ応急処置訓練を運転士に行わせている。派出検査や運転士への負担を考えると、現場から問題点を摘出していかなくてはならない。鴨川派出1名の退職に伴って、館山派出・木更津派出で予備運用が8月から行われようとしている。月単位で10日から15日程度発生することから、要員数としての補充があっていいのではないか。また派出要員の高齢化から言っても、毎年考えられることなので対応できるようにさせるべきだ(車技)

貨物夏季手当超低額回答に怒りを禁じ得ない。職場では慢性的な要員不足であり、まともに年休が入らないなど、毎年流れている。人をよこせと追及している(新小岩)

館山、木更津廃止反対闘争の勝利が、勝浦水野選挙闘争高位当選を導きだした。組織拡大、原職奪還の闘いを今後も推進していく(いすみ)

武蔵野線、吉川〜南越谷間の工事用特殊信号発光機の誤作動があり、そもそも誤作動自体も問題だが、その処置として指令の取り扱いに間違いがあったのではないか(京葉)

 等々の意見、質問、報告が出されるなど、まさしく07年前半戦の勝利を全体として確認できるものとなった。

07年後半戦何を成すべきか!
本部・田中委員長あいさつ要旨

 07年前半戦−本当の実をならせるのは、組織拡大闘争に総決起することだ。11月労働者集会に1万人の怒りの声を結集することだ。「俺たちは鉄路に生きる3」の座談会の中で、原則を貫くことが一番大変だったという言葉が出ていたが、これが勝利の核心だった。第二の分割・民営化攻撃から6年、反合・運転保安闘争の復権をかけて闘い抜いた。土台には、分・民闘争、分離独立の闘いからの蓄積がある。つまり継続は力だ。消えた年金問題の本質は、なぜ年金が破綻したのか。それは財界の連中が喰い尽くしたからだ。社会保険庁解体では、一旦全員解雇−再雇用を行うと言っている。国鉄分割・民営化攻撃以来の攻撃だ。教育免許制度とは、十年毎に何度でも襲いかかるということだ。改憲国民投票法−2010年発議をすると公言している。6月27日尼崎事故調が最終報告を出したが、その中身は、安全運転闘争が正当であることを証明している。その矛盾を武器にして改善させるなど、次ぎなる闘いが明確となった。後半戦の課題は、反合・運転保安闘争の本格的発展を前進させることだ。組織拡大に目の色を変えて起ちあがることだ。今の時代に通用する、職場で闘う!組織を広げる!運動を広げる!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
ページの先頭に
前のページに戻る