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木更津支部第30回臨時大会
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新生木更津支部発足!木更津支部第30回臨時大会
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3・17〜19ストライキの渦中の18日、午前中の館山支部臨時大会につづき、第30回木更津支部臨時大会が、木更津市の「観月」で行われた。臨時大会は、館山運転区廃止、木更津支区廃止−木更津運輸区新設攻撃との、9ヶ月間の闘いの全成果を確認し、新たな闘いの拠点をつくっていく橋頭堡を築くものとなた。
全組合員の団結の勝利
臨時大会は、冒頭、木更津支部・佐野支部長より、「8ヶ月間の全組合員の闘い、地域への取り組み、職場での抗議行動により、強固な団結を築きあげJR当局を完全に追いつめてきた。館山支部の解散大会と、ときを同じくしてスト貫徹の抗議集会を門前で行ってきた。本日、この臨時大会は、新生木更津支部の闘っていく基盤をつくる大会としたい」。
堀江支部長より、「伝統ある館山支部の解散は誠に残念であった。新たな組織を立て上げていくために、関係支部との協議を重ねつつ、今日に至った。基地廃止攻撃との闘いは継続させている。職場での問題点を出し合って、闘いの拠点をつくっていきたい」と、決意を含めたあいさつが行われた。
つづいて、館山支部OBである中村さんが来賓として登壇し、「私は34年間館山でお世話になった。当時、館山機関区と言い、動労千葉の組合員としてながい闘いを経験した。いろんな思いがある。私の方もOB会として、皆さんとともに闘っていく」と、あついメッセージを受けた。
次に、本部・田中委員長があいさつにたち、@9ヶ月間の闘いを展開してきたが、館山運転区が廃止となり支部が解散となった。笹生さん、塩崎さんはじめ幾多の諸先輩方に申しあけなく思うと伝えなければならない。A大正9年、安房北条機関区として開業してから88年働いてきた職場であり、歴史を感じる。儲からない先駆は切り捨てるということ、これは昭和・大正以前に戻すということだ。これが民営化だ。B館山、木更津廃止反対闘争の成果をあらためて確認したい。組織破壊攻撃を跳ね返して、ほぼ100%希望を貫徹した。鴨川支部も倍になる。木更津支部も倍になる。最強の支部をたちあげるということだ。C基地廃止反対闘争は継続される。職場の支配権を取り戻す。D我々はJRの大転換期に立っている。駅ではこの4月1000名が外注化−契約社員に置き換えられる。ライフサイクルで表れている本質を見てほしい・基地統廃合とライフサイクルは一体だ。E常磐線で130q運転が強行された。京成では、上野〜空港間間を160q、30分で結ぼうとしている。NEXが130q運転ですむのか?F闘いを開始してはじめてわかた。JRは孤立している。街宣でもそうだが、今回のストではびっくりするほど反応が良い。原則は守ることが大事だ。団結すれば勝てる、などの表明を受けた。
経過から当面する取り組みの提起を受けた後、質疑に入った。
質疑で出されたおもな意見など
※DCでは、内勤廃止に伴って入れ換え作業が行路の中に入ってくる。気5番交検線、南経は乗務していない。指導員の添乗を求めることになるが、これからも構内事故につながる視点から、問題を取り組んでいかなければならない。
※年休の申し込みなどについて、これからどのように扱っていくのか?
※駐車場について、木更津運輸区新設時での不都合などがあったと聞いている。今後、やむを得ず車で来た場合など、駐車場の確保は出来るのか?
※内燃免許を持っていた場合、異動後、DLの乗務などかかってこないか、相当期間ハンドルを握っていないなど、実質的に、無理なものがある。
等々、意見・質問があり、また職場での生活上の諸問題などが出され、意思統一が図られた。
新執行体制の下、新たな闘いに起つ!
臨時大会は、その後、新たな木更津支部を担っていく、新執行部を選出し、大成功裏に終了した。
館山運転区廃止、木更津支区廃止という、多くの先輩方が築いてきた闘いの砦を奪われた怒り、自らの職場を廃止された怒り、そのことを胸に、基地廃止反対の闘いは、3・18ダイ改強行で終わったわけではないこと。運転保安上の問題、地方ローカル線切り捨ての問題は、そっくりそのまま継続された。業務を武器に職場から反撃の闘いを築きあげることを確認する、力強い団結ガンバローを三唱した。