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春闘勝利総決起集会に400名が結集
館山、木更津支部の全員が登壇し決意表明
07春闘勝利!千葉市内デモ
千葉支社に向かって、怒りのシュプレヒコール

館山運転区−木更津支区廃止反対!
07春闘勝利へ400名が結集
−3・4春闘勝利総決起集会−

 07春闘勝利、館山運転区−木更津支区廃止反対!1047名闘争勝利!「日の丸・君が代」強制反対!改憲−労働基本権解体攻撃粉砕!3・4春闘総決起集会が、闘う労働者400名が結集し、デモの貫徹を含めて大成功を勝ちとった。

当局を追いつめた8ヶ月間のたたかい

 集会は、繁沢副委員長の開会によりはじまり、冒頭あいさつに起った田中委員長は、
 「07春闘勝利に向けた集会の呼びかけに、反対同盟をはじめ激戦の渦中での結集に心から御礼したい。東峰の森を伐採しようという攻撃に対して、車の両輪としてともに闘っていきたい。
 現在、07春闘決戦の渦中にある。最大の攻防の焦点は、館山、木更津廃止という重大な組織破壊攻撃との対決だ。7月6日の提案以降の8ヵ月間の闘い、先週の攻防戦の山場には、回答いかんでは非協力闘争の拡大を通告してきた。3月5日以降にも基地廃止を前提とした配転の事前通知が出されようとしている。その団交の中でバラバラにした配転はしない。本人の希望を最大限に尊重すると言わせたように大きく勝利しつつある。
 攻撃をかけられた館山、木更津が団結を固めた。これが当局を追いつめた。スローガンはひとつだ。3月18日ダイ改までの2週間、もう一度団結を固め直して全力で闘い抜くことを一番に確認したい。もうひとつ訴えたい。運転保安にかかわる問題だ。尼崎事故の「公聴会」で西日本当局は完全に開き直った発言をし、同罪である国交省にさえ奇異に感ずるとさえ言われ、遺族代表には、『JR西日本という会社は、三つの組合を含めて安全問題に一言も触れなかった。労使とも腐っている』と発言されている。包括和解とはこういうことだ。
 JRの職場ではたいへんな攻撃がかけられてきている。駅の大合理化、委託・契約社員化だ。グリーンアテンダントの例を見ても大半が辞めている。こんなことをしたら駅のシャッターを閉めざるをえないとまで支社は言いながら、強行しようとしている。分割・民営化の矛盾がこうして噴出している中で、館山・木更津の廃止攻撃も同じところから出ている。07春闘をストを配置して闘う。
 今春闘をめぐる状況は、改憲国民投票法案を通すといっている中での春闘だということだ。改憲だけは認められない。労働者の権利が民主主義の根本にあった。労働契約法の改悪は労働法制をひっくり返すということだ。つまり戦後の社会が覆されるということだ。
 その渦中での07春闘、労働者がどういう声を出すかにかかっている。御手洗ビジョンでは、清貧は尊敬すべき精神と言い、序文では、レーガンを例にあげている。レーガンは、航空管制官1万3000人の首切りを行い、ブラックリストを回し、他の労組が震えあがった。やり方は国鉄の分割・民営化と同じだ。教育改革関連法案、これは教職員に、10年に1回国鉄分割・民営化がのしかかるということだ。
 ゼネストを闘う韓国民主労総や、ILWUのように闘おう。早期退職法を粉砕したフランスの労働者のように闘おう。南米の労働者の闘いのような状況を作り上げよう。3・18万全なスト体制を作り上げよう」
と力強くあいさつを行なった。
 続いて、来賓あいさつでは、東峰の森伐採との決戦に起つ、三里塚・芝山連合空港反対同盟・鈴木幸司本部役員、裁判闘争をともに闘う動労千葉顧問弁護団・葉山弁護団長、1047名の解雇撤回・鉄道運輸機構公判弁護団・佐藤昭夫弁護士、「日の丸・君が代」被処分者・伏見さんよりあいさつを受けた。

館山、木更津支部の全員が登壇し決意表明

 基調提起では、長田書記長より07春闘に臨む動労千葉の基本的立場と闘いへの方向性が具体的に示され、@、館山・木更津支区廃止−基地統廃合攻撃との決戦に全力で起ちあがること、
A、1047名闘争こそ日本の労働者の発展していく砦であること、B、勝浦市議選に圧倒的な勝利をあげていきたい、C、怒りをぶつけて労働者が社会の主人公であることを訴えたいと提起を行なった。
 続いて、葛飾支援協佐保議長、動労水戸木村書記長、動労千葉を支援する会山本事務局長、3・18実行委員会の代表より、熱い発言を受けた。
 特別報告では、館山運転区−木更津支区廃止阻止に向けた闘いの報告と決意を、館山支部からは山田副支部長、木更津支部からは佐野支部長が登壇し行なった。そして1047名の解雇撤回に向けた闘いの決意を高石さんが動労千葉争議団を代表して行った。春闘に続く統一地方選挙闘争における勝浦市議選必勝に向けた決意を水野勝浦市議より受けた。
 集会は最後に、動労千葉からの決意として、旅客支部を代表して、千葉運転区支部山口支部長、幕張支部山田支部長、貨物を代表して貨物協議会大竹議長、橋本乗務員会長より、07春闘を実力闘争で闘い抜くことが訴えられた。集会後は、デモで千葉市内を席巻し、基地廃止−攻撃をかけてきている千葉支社に向かって、怒りのシュプレヒコールを叩きつけた。いざ、07春闘決戦に全力で決起しよう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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