職場縮小攻撃、構内事故への処分攻撃、組織破壊攻撃に勝利した1年。
組織拡大へ全力で決起しよう
幕張支部第29回大会を開催
幕張支部は11月22日、DC会館において第29回幕張支部定期大会を開催した。
大会は、小沢書記長の開会あいさつで始まり、立川君を議長に選出して議事が進められた。冒頭山田支部長は、
「この一年間の闘いご苦労様でした。幕張支部が闘いぬいた一年でした。春闘では、二波のストライキで闘いました。217系の移管、183系の廃止で業務の3分の1がなくなりました。東労、国労のどこも闘わなかった。その中で組織拡大の闘いをやってきた。
4月6日に事故が起きて、悩んだが、闘うしかないということでやって来た。ATSを設置しない当局が悪い。当該が闘ったことが大きい。職場規律攻撃が来たが、団結力があるから道が開かれる。11・5労働者集会も39名が参加し、団結力を示すことが出来た。組織拡大も一歩一歩前進している。来年の大会には何名かの参加を勝ちとりたい」と支部長あいさつを行った。
来賓あいさつでは、本部の田中委員長が、
「幕張支部が動労千葉の一年間をけん引した。団結さえ崩さなければ労働組合は腐ることがない。
11月労働者集会は一万人結集をして労働運動を一から作り直す闘いだった。韓国へ行ってたいしたものだと思った。 分割・民営化から20年が経った。組織拡大が出来なければ動労千葉は歴史の中だけのことになってしまう。今、駅の外注化、契約社員の導入、ライフサイクルと出されてきている。館山廃止攻撃など第2の分割・民営化の新段階に来ている。検修の外注化を、今止めることが大事。そして動労千葉を大きくしないとダメ。幕張支部は、この一年、211系、257系の問題、事故問題、組織破壊攻撃に全部勝ってきた。その上に組織拡大をかちとろう。
国労は包括和解を行い、不当労働行為60件を取り下げ、対立がない状況を作った。12
月には総合労働協約を結ぶとともに合理化を全部認めようとしている。
教基法が参議院の審議に入った。教基法ー憲法の改悪の分かれ道に来ている。教基法改悪は日教組を解体するための攻撃。教基法の改悪をとめよう」と本部を代表してあいさつを行った。
その後、経過報告、決算報告、会計監査報告、運動方針、予算案が提起された後、質疑応答に入った。
質疑応答では
◎ 派出の仕事で屋根上にのぼらなければならないが、その時の扱いはどうなっているのか。また、泊勤務で年休を取った場合の取り扱いは。
◎ 千葉で来年2月にSLを走らせるが、要員として幕張の平成採が候補になっている。要員と配置をはっきりさせてほしい。
◎ 211系の交番検査では毎日残業が発生している。早く要員増をかちとってほしい。
◎ 派出では一人で仕事をしているのでパンタグラフの点検も出来ない。
などの意見が出され、執行部、本部から答弁がされた。
役員改選では会計監査の一名を除く全員が再選された。
最後に吉野副支部長が閉会あいさつを行い、山田支部長の団結ガンバローで終了した。
動労総連20周年記念大会に結集しよう
動労総連合は、12月3〜4日に第21回定期大会を開催する。動労総連合は、分割・民営化を目前にした1986年の11月30日に結成された。
それを前に動労連帯高崎の結成、動労水戸が結成され、千葉とあわせて三組合で発足した。その後動労西日本も動労総連合に加盟し、4組合が加入することとなった。
動労総連合は、その結成大会で国鉄労働運動の輝かしい歴史を継承し、国鉄分割・民営化絶対反対の旗を守り、一人の首切りも許さない闘いの最先頭で闘うことを宣言した。
以来20年間動労の伝統を受け継ぎ、運転保安闘争を軸にJR資本とJR総連の結託体制を打倒するために闘いを続けてきた。
今こそ、動労総連合の組織拡大をかちとり、JR総連を打倒しよう。第21回定期大会の成功をかちとろう。
動労総連合第21回定期大会
日時 12月3〜4日
場所 DC会館
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