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千葉支社−幕張車両センター錦糸町派出廃止を提案
安全無視の大合理化攻撃粉砕へ、
反合運転保安闘争で闘おう!

 1月17日、JR千葉支社は、幕張車両センター錦糸町派出の廃止提案を行ってきた。この提案は、昨年12月20日の217系業務の移管及び183系廃止・257系への統一を理由にした検修要員の削減に続くもので、幕張縮小に向けた攻撃そのものである。
 提案の内容は、総武快速線の地下ルートATCからATSーPに取り替えられたこと、新系列車両の増投入による業務量の減少を理由にして、現行の錦糸町派出を廃止するというものだ。
 これにより、▲6名の要員削減を行うとしている。
 実施時期は、3月ダイ改時としている。

運転保安上も錦糸町派出は必要不可欠

 提案時に千葉支社は、新系列車両が増えたことにより本線上での車両故障が減少したから派出は廃止すると言っているが、現実はその逆だ。新系列車両での、これまででは考えられない車両故障や機器の不具合が発生しているのが実情だ。これまででの車両技術分科会を中心にして千葉支社に解明や対策を求めた車両故障は数え上げたらきりがないほどだ。
 さらに、輸送混乱時に錦糸町駅の電留線に入区した場合にも仕業検査等を行ったり、東京駅京葉線ホームで発生した車両故障等の対応も行ってきたことを考えれば、運転保安上も錦糸町派出は必要不可欠であり、絶対に廃止すべきではない。
 今回の錦糸町派出廃止提案は、「ニューフロンティア2008」に基づく徹底したコスト削減をおしすすめようとするものであり、安全を無視した絶対に許せないものだ。
反合・運転保安確立、幕張縮小化攻撃阻止、検修・構内業務の外注化阻止へ闘いぬこう!

●幕張車両センター要員現改比較(12月20日の提案を含めた要員削減数)
区 所 名
職 名
現 行
提 案
増 減
備   考
幕張車両センター
車 両
128
116
▲12
217系業務移管   ▲3
183系廃車      ▲3
錦糸町派出廃止   ▲6

06年動労千葉弁護団総会開催(1/14)
1047名解雇撤回−鉄建公団訴訟勝利!
運転士登用差別事件の早期救済命令獲得へ全力挙げる!

 1月14日、13時から、DC会館において、「06年動労千葉弁護団総会」が開催され、動労千葉が05年の闘いの中でかちとってきた成果に踏まえ、小泉政権による戦争と民営化攻撃と闘いぬき、改憲攻撃や労働法制改悪攻撃と対決するために、裁判・労働委員会闘争をさらに強化して闘いぬくことが確認された。
 弁護団総会の冒頭、葉山弁護団長からは、とくに1047名闘争の勝利に向けて9・15反動判決を粉砕し、鉄建公団訴訟に勝利すること、動労千葉の闘いと一体となって裁判・労働委員会闘争に弁護団の総力を挙げて闘いぬくことが訴えられた。
 動労千葉からは、田中委員長が、国鉄闘争等をとりまく情勢及び06年のかちとるべき課題を提起し、その後、各事件について担当弁護士からのレポート・活発な討論が行われた。
 討論では、動労千葉争議団、鉄建公団訴訟団、鉄道運輸機構訴訟団、全動労争議団、国労闘争団全国連絡会議の5者呼びかけによる集会が2月16日に行われるという画期的な地平が築かれたことから、9・15反動判決を打ち破り鉄建公団訴訟勝利に全力を挙げることが確認された。
 さらに、中曽根元首相が「国労を潰すために分割・民営化をやった」と昨年末のテレビや週刊誌等で公言していることに対して、国家的不当労働行為を糾弾する大運動を巻き起こす必要があることも確認された。
 また、中労委で12年間も命令待ちになっている運転士登用差別事件について、これ以上の差別を拡大させないためにも中労委を相手取って法的手段も含めて早急に検討することを確認し、動労千葉弁護団総会は成功裡に終了した。
 全ての裁判・労働委員会闘争の勝利に向けて闘いぬこう!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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