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06年1・7団結旗開きに集まろう!

2006年−何が起きてもおかしくない波瀾万丈の情勢の年!

 2006年の動労千葉団結旗開きが、1月7日13時よりDC会館において開催される。
 06年は、何よりも「第二の分割・民営化」攻撃との決戦中の決戦の年だ。われわれにとっては最大の組織攻防戦としての、幕張車両センター縮小攻撃との対決、蘇我運輸区新設攻撃との対決、そして貨物に対する賃金制度改悪攻撃との対決が闘いの焦点だ。

幕張縮小攻撃との対決の年!

 幕張車両センターの縮小攻撃は、12月20日、千葉支社よりの要員提案によって、217系200両の鎌倉移管、183系置換による△6名、そして錦糸町派出の廃止が画策され、それによる△6名が俎上にのぼってきている。
 この間、東日本で唯一外注化を阻止し続けてきた幕張支部の闘いが、この基地縮小攻撃の中でこそ遺憾無くその力を発揮するときが来た。検修部門の闘いが、もう一方の反合・運転保安闘争の軸となっていることは自明の理だ。全力で幕張縮小攻撃にストップをかける闘いに、全組合員が総決起しなければならない。

蘇我運輸区新設との対決の年!

 蘇我運輸区の新設についても、現在の京葉運輸区の廃止−派出化という中で、同じく組織破壊攻撃が目論まれていると見なければならない。そして同時に内・外房線の担当区分による闘争破壊が画策されているのだ。断じて不当な対応を許さない、万全の闘争体制をわれわれは構築しなければならない。

賃金制度改悪攻撃を阻止する年

 そして貨物における賃金制度改悪攻撃との対決こそ、労働運動にとって最大級の課題だ。奥田ビジョンに象徴される労働者の9割を不安定雇用化する攻撃の中心軸に、戦後の労働者支配の根幹であった終身雇用制の解体がある。その端緒をなすものが年功序列型賃金の解体だ。JR版賃金制度の解体攻撃は、すでに西日本での制度に見られるがごとく、一定の年齢を越えると昇給さえおぼつかなくなるものだ。分割・民営化の矛盾が集中する貨物からの闘いが、分割・民営化体制そのものを揺さ振るものとしなければならない。

改憲攻撃との本格決戦に備えよ

 06年は、いよいよ改憲攻撃との具体的闘いがはじまる。11月22日に出された自民党大会での「改憲草案」の採択は、改憲に向けた動きが急ピッチで展開されることを意味している。
来年の通常国会では改憲の手続きを行なう、「国民投票法案」が上程されようとしている。憲法と一体の教育基本法の改悪案も同じく上程される。まさしく07年の改憲に向かって矢継ぎ早に激しい攻撃がかかってくるのだ。

労働者の未来を拓く国鉄闘争!

 いまこそわれわれは、国鉄労働運動のすべての力を結集して、大民営化と改憲攻撃との対決にうって一丸となって、闘いの主戦場に起たなければならない。
 われわれは、すべての力を06春闘を中心とした取り組みの中に凝縮し、戦争と民営化攻撃を突き破る労働者の闘いを組織しようではないか!
 決戦はここからはじまる!全組合員はまなじりを決して、1月7日、06年団結旗開きに結集しよう!

2006年団結旗開き
2006年1月7日(土)
DC会館
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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