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連帯労組関西地区生コン支部への第3次弾圧を弾劾する

 12月8日、大阪府警は、連帯労組近畿地本委員長で、大阪府門真市議会議員でもある戸田ひさよしさんを、「政治資金規制法違反」で不当逮捕し、さらに13日、すでに11ヵ月間獄中にある関西地区生コン支部武委員長の再逮捕を強行した。また、関西地区生コン支部の会計担当者も逮捕されている。
 これは、今年1月、3月に「威力業務妨害罪」をデッチあげ、武委員長をはじめ、6名の執行部の不当逮捕−長期拘留を強行した大弾圧に継ぐデッチあげ不当逮捕だ。われわれは、この不当弾圧を満腔の怒りを込めて弾劾する。
 関西地区生コン支部は、大阪を中心として、中小零細の生コン業者を協同組合に組織し、セメントメーカーやゼネコンによる中小企業者に対する徹底したコスト叩きや苛酷な支配と対抗する産業別運動を展開し、画期的な成果をかちとってきた。これは、小泉や奥田が進める競争原理の全社会への貫徹−弱肉強食政策と真っ向から対決する闘いであった。この弾圧は、その中心にある関西地区生コン支部を叩き潰すために仕組まれたデッチあげ大弾圧だ。
 また、関西地区生コン支部は、全金港合同や動労千葉とともに労働運動の戦闘的再生をめざす闘いの最先頭にたち続けてきた。この弾圧には、闘う労働運動を解体し、改憲と戦争に突き進もうとする小泉政権の悪辣な意図が鮮明に示されている。関西地区生コン支部にかけられた大弾圧は、全ての労働者への攻撃である。
 われわれはこの不当弾圧を自らにかけられた攻撃として受けとめ、最後まで共に闘う決意である。

12月24日/労働学校実践編
憲法改悪との闘い
▼講師 鈴木達夫弁護士

 憲法改悪攻撃が切迫している。自民党は12月22日、結党50年の記念党大会で「改憲草案」
を採択し、07年改憲に向けて突き進もうとしている。来年の通常国会にには、改憲に向けた「国民投票法案」が上程されようとしている。
 与党三分の二議席体制−野党の総屈服の下で、改憲=戦争との闘いがまさに差し迫った課題となっている。
 自民党の改憲案は、改悪と言うよりも現在の「平和憲法」を完全に破棄するに等しいものだ。「陸海空軍その他戦力はこれを保持しない。国の交戦権はこれを認めない」と定めた憲法9条2項を「自衛軍を保持する」に書き替えるというのである。06年に向けて闘いは正念場となる。
 12月24日の労働学校は、必聴の講座となりました。受講生以外にも、ぜひとも各支部から多くの参加を!

▼12月24日  13時〜/DC会館

シニア地労委審問に結集を!千葉転・五十嵐和夫サンが証言
▼12月19日  /15時〜

 シニア再雇用差別事件(第5次)は、次回、当事者を代表して、千葉転支部の五十嵐さんが証言にたつ。すでに4次の事件までは不当労働行為救済命令が出されている。にも係わらずJR東日本は、この5年間にわたる卑劣な差別・排除を開き直り続けている。
 しかしわれわれはこの5年間、困難な攻撃と闘い、今年、ついにシニア制度を打破した。これも、労働委員会闘争をはじめ、再雇用差別という卑劣な攻撃にたち向い、団結を守りぬいた闘いの成果である。
 最後の労働委員会事件となる第5次申し立ても、この日、五十嵐さんの証言をもって結審となる。検修・構内業務の外注化攻撃を阻止し、強制配転者の職場復帰をかちとるなど、シニア制度との闘いが切り開いた地平は実に大きい。ぜひとも傍聴に結集を!

▼12月19日 15時〜/千葉地労働委

1047名の解雇撤回!鉄建公団訴訟へ
▼12月26日 /13時15分〜

 鉄建公団(旧国鉄)訴訟に結集を!裁判闘争もいよいよ山場を迎えている。この日の公判で、組合側主張が終了する。
 9月15日に、国労事件では、採用候補者名簿作成にあたって差別・不当労働行為があったことを認めながら、解雇は有効だとし、わずか500万円の損害賠償で事を済ませようという断じて許すことのできない反動判決がだされている。しかも「停職6ヵ月以上、または2回以上」を除外した「採用基準」は合理的だというのだ。何としてもこの反動判決を打破しなければならない。
 1047名闘争は正念場にたっている。郵政民営化をはじめ、数百万人の労働者を対象とした大規模な民営化攻撃が吹き荒れようとしている。小泉政権はこの闘いをどうしても今のうちに潰したいと考えているのだ。1047名闘争のもつ位置は決定的に大きい。公判闘争に結集を!

▼12月26日 13:15〜 /東京地裁710号法廷
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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