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年月 日 No. |
東労組が懲戒解雇問題で終結宣言
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乗務中における携帯電話使用について、会社はこれまでどのような指導を行なってきたのか明らかにすること。 |
東労組は、会社に対し、不当解雇だとはひと言も言っていない。関心は今後の労使関係の問題だけだ。
二枚舌で組合員をだましていただけではない。実は、東労組の役員たちは、今回の懲戒解雇に震え上がった。彼らは、会社の手先となり何でも言うことを聞いていたのに、思いもよらなかった懲戒解雇にたまげ、これをきっかけとして自分たちが会社から使い捨てられるのではないかという危機感を募らせて震え上がったのである。
実際、東労組は、突然解雇を通告された当該の組合員のことなどは、何ひとつ真剣に考えていなかった。この間、彼らがやっていたことは、あの手この手で「これまでの東労組との関係を変えないでほしい」と会社に泣きついていただけである。
「号外」はそれを隠そうともしていない。わずか一枚の紙面にも係わらず、何十回となく出てくるのは「今後も東労組を尊重することを確認した」「強靭な労使協力関係を更に発展させていくことを確認した」「更に信頼関係を深めることを確認した」「真摯な労使の議論を大いに行なうことを確認した」というくだりである。
だから今回の解雇問題はこれで終わりにするというのだが、ここには一片の怒りの声もない。「号外」でも認めざるを得なかったように、千葉支社は、懲戒解雇について何の責任も認めなかった。自らの組合員を突然解雇し、当然と開き直った会社と、一体どうして「信頼関係」だとか「労使協力関係」だとかが築けるというのか。まさにペテンもいいところだ!
結局「闘い」の収拾は「本人の意志を尊重して」という名の下に行なわれた。「戦列に起つことを求めてきましたが、残念ながら本人の意志はそうはなりませんでした」というのだ。本人のせいだというのである。冗談じゃない。地本は解雇通告がされるのを知りながら、その当日も本人に連絡することもなく、役員が職場に来さえせず、苦情処理も出さず、闘う気など全く無いことは始めから見え見えだったというのに、最後は本人が悪いのだというのだ。これが東労組の本質だ。改めて怒りが込み上げてくる。
署名も、7月の集会も、結局は何もしないことを正当化するだけのために取り組まれたものであった。彼らにとって、組合員は、役員がいい思いをするための将棋の駒に過ぎないのだ。
12月8日の「組合費横領容疑」での家宅捜索といい、東労組・革マルは心底腐り果てている。今こそ決別し共に闘おう!動労千葉に結集しよう!