|
年月 日 No. |
11・6全国労働者総決起集会 報告その3
|
コジョンファン民主労総ソウル地域本部長
|
韓国律動グループ「宣言」の労働歌と律動
|
11・6労働者集会には、韓国民主労総ソウル本部の代表団が参加し、韓国の労働者を代表して闘いと連帯の発言がなされた。
労働兄弟・姉妹の皆さん。
韓国の労働者の闘いに積極的に連帯して下さった日本の労働者同志たちに、民主労総ソウル本部18万組合員に代わって連帯のごあいさつを申し上げます。
帝国主義国家の野望に満ちた戦争と、労働者民衆に対する搾取は、全世界の民衆を苦痛のどん底の突き落としています。
韓国の場合も、こうした超国籍資本と、その下手人になりはてた政権によって、労働者への無慈悲な攻撃が続けられています。政権与党とノムヒョン政府は、「年内になんとしても非正規立法を完成させる」という確固たる方針を打ちだしています。特に10月12日、国会予算案での施政演説においてノムヒョン大統領は、「非正規職保護法案が国会に提出されてから1年になる」とし、「非正規職保護法案を速やかに処理してほしい」と、非正規法案を強硬する立場を露骨に表明しています。
特にノムヒョン政権は、新自由主義を貫徹するために、闘う労働者に無慈悲な暴力を加えています。こうした、資本と政権の弾圧に対し、民主労総は全組合員賛否投票を皮切りに、強力なゼネスト闘争を組織しています。弾圧が強まるほど、それに対するわれわれの闘いもいっそう強固になるのです。
全地球的なレベルでかけられている資本の攻撃を粉砕するため、それぞれの国で階級的に団結して闘いましょう。そして労働者国際連帯を強化しましょう。闘う労働者に国境はありません。超国籍資本の収奪が行われている全ての場所で、労働者階級の国際的団結の旗をはためかせましょう。
ソウル大学病院支部労組・ キムエラン副委員長
|
私は、韓国の代表的な公共医療機関であり、国家中央病院であるソウル大学病院の労働組合の副委員長、キムエランです。
私たち医療労働者は、病院現場で構造調整と雇用不安に対してたたかうだけでなく、民衆の健康が市場に投げ出される新自由主義世界化に対するたたかいを、行わなければならない状況にあります。
医療の開放を準備している韓国政府は、経済力という口実で、医療機関の営利法人化を進めようとしており、民間医療保険を制度化する動きも見せています。 日本の労働者と韓国の労働者、そしてアメリカの労働者が連帯し、果てしなき資本の欲望から労働者が解放される世の中をつくるため、全世界の労働者の連帯を、そして団結と闘いをつくることを提案します。
キムナムスン全国公務員労組ソウル地域副本部長
|
公務員労組は、公務員労働組合特別法に反対し、2004年11月15日、ゼネストを行い、これに関連して負傷した犠牲者は1500名あまりにも達し、罷免・解任が450名にのぼりました。
私たちは、この同志の不当解雇が撤回され、職場に全面復帰するまで闘いを決してやめない。
われわれ公務員労組は今、社会公共性強化を目標に、来たる11月12日に全国公務員労働組合1万人総決起大会を行うべく準備しています。
労働者の全世界的な連帯戦線を構築するなら、われわれ労働者は地球をも動かせるのではありませんか?
われわれが世の中を動かす主役となり、われわれの力で世の中を変えましょう。