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尼崎事故弾劾!動労千葉運転保安闘争勝利!
10・19労働者総決起集会へ結集を
千葉市民会館・小ホール18時30分から

 動労千葉は、10月19日千葉市民会館・小ホールにおいて「尼崎事故弾劾!動労千葉運転保安闘争勝利!10・19労働者総決起集会」を開催することを決め、県下の労働者、労働組合にこの集会への結集を呼びかけている。

JRの安全の崩壊に安全運転行動

 尼崎事故は民営化がもたらした帰結であり、労働組合が民営化攻撃に屈したとき職場で何が起きるかをまざまざと示すものとなった。
尼崎事故に直面して、二度とこれを繰り返してはならないと安全運転行動に立ち上がった動労千葉にたいして、JR東日本千葉支社は、ただちに動労千葉の運転士が乗務するときには2名の現認要員を添乗させるとともに、本部執行部に「厳重注意」処分を強行する、職場に「警告書」を掲示するなど闘争圧殺に全力をあげてきた。こうした状況のなかで動労千葉を支援する会の仲間たちが行った安全運転行動の街頭宣伝にたいして、ビラを受け取った労働者、訴えを聞いた労働者から多くの支持・共感が寄せられている。またレールのあまりの損傷ぶりに多くの人が驚き、そして安全を求める声が、JR東日本や国土交通省に殺到する事態となっている。
 こうした状況の中で千葉支社の動労千葉圧殺攻撃をはねかえし、安全運転行動は大きな勝利をかちとり、現在も闘いは継続されている。

いまこそ労働者の団結を示すとき

 民営化がもたらす安全の危機にたいして、労働組合が本気になって闘うなら、多くの労働者の支持・共感を獲得することができるということであり、労働組合運動がここから再生することが可能だということを、この安全運転行動の闘いは指し示している。10月19日の労働者総決起集会に、県下の労働組合・労働者の結集を大胆に訴えかけ、大結集をかちとろう。

小泉・奥田体制は磐石ではない

  9・11総選挙による与党の衆院議席の三分の二の確保という事態は、情勢を大きく変えている。まさに一気に改憲まで突き進むことのできる状況であり、前原民主党の登場と連合会長にゼンセン同盟会長高木が就任したこととあわせて、政党の大政翼賛会化、連合の産業報国会化とも言うべき状況が生まれようとしている。だが今次総選挙でも投票総数では、与党とそれ以外では半々であり、決していまの小泉・奥田の路線が信任を受けたなどとはいえない。むしろこの総選挙に至る過程で表れたのは自民党の分裂であり、支配階級の側の危機であった。そしていま 9・11総選挙がつくりだした情勢に危機感をもって立ち上がろうとしている人々は日々増えている。郵政民営化の強行は労働者の怒りと危機感を高めている。また地方公務員労働者、国家公務員労働者に対する熾烈な攻撃が間髪を置かずに開始されている。まさに労働組合に狙いを定めて攻撃が開始されている。情勢は、労働者が闘いに立ち上がることを不可避としている。

労働者の怒りの声をあげるとき

 こうした情勢に対して、労働組合・労働者の側が萎縮して、声を上げることができないことが問題なのだ。まず郵政で、そして公務員労働者に民営化攻撃、首切り攻撃が襲いかかろうとしているときに、労働者が闘わなければ、民間労働者も含めて一気に首切り・非正規雇用化の攻撃が吹き荒れることは明かではないか。小泉・奥田の理不尽な攻撃に、労働者の怒りは煮えたぎっている。いまこそ怒りの声を上げるときがきている。10月19日の集会は、県下労働者の民営化に対する怒りの声、労働組合はいまこそ立ち上がろうという声を共有し、労働組合・労働者ここにありという姿を示すためにも、全力で結集しようではありませんか。

戦争と民営化、改憲攻撃に反撃を

 民営化の強行がもたらす安全の解体にたいして、もういちど職場の深部から闘いに立ち上がるためにも、10・19集会を成功させよう。さらに11月 6日の全国労働者総決
起集会に1万人の労働者の結集をかちとるなかから、小泉・奥田の戦争と民営化、改憲攻撃と闘いぬこう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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