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第34回定期大会に全力で結集しよう!安全運転闘争が持ち得た地平! 第34回定期大会が、10月2日(日)〜3日(月)、DC会館において開催される。 乗員・乗客の生命を守る闘い!4月24日に発生したJR西日本・福地山線での脱線転覆事故−107名もの乗員・乗客の生命を奪った大惨事の原因が、国鉄分割・民営化の矛盾にこそその本質があることをはっきりと言明しているのは、われわれ動労千葉だけだ。大惨事の原因が、スピードアップやコスト削減に代表される軽量車両の導入、営利優先の結果であり、安全基準をさえ軽視する規制緩和にあり、労働組合が資本に屈服した結果が、尼崎事故を引き起こしたことは、すでに明明白白なものだ。この体質はJR東日本においてもまったく同様の危機的状況のものであり、実際、JR東日本当局の尼崎事故の教訓を何一つ生かそうとしない姿勢に対して、5月25日から全組合員の力を結集して安全運転闘争に突入した。労働組合としての存在意義をかけたこの闘いは、処分策動をはるのけ、無線通告に対する取扱方法の欺瞞的回答を打破し、22Kmという破格のレール交換を実現させた。また懸案としてあった東浪見のポイントに対するATS設置計画の実現という成果として結びつけられた。そして今日もなお安全運転闘争は日常的な闘いとして継続されている。まさしく安全問題こそ分民体制の急所を突く闘いであり、労働者の生命を守りぬく闘いなのだ。 国鉄闘争の真の団結を築こう!1047名闘争がいよいよ決定的局面を迎えている。九月一五日の鉄建公団訴訟判決は、まさしく超反動判決だ。現状回復なき不当労働行為の認定などまったく話しにならないものだ。却下された理由とされている停職六ヵ月または停職二回以上というものは、明確に動労千葉の鉄建公団訴訟を見据えたものだ。この判決を「折衷判決」などとすることは断じて出来ない。1047名闘争に分断を持ち込む今回の判決を徹底的に弾劾し、1047名闘争の真の勝利を築く強固な団結こそ、労働者が選択すべき道であることを明らかにしなければならない。 いよいよ決戦段階に入った!いよいよ検修メンテナンス近代化との闘いが決戦段階に入った。年度末に向けた217系車両の鎌倉移管、鎌倉総合車両所の工場機能停止に伴う要員操配という、幕張の縮小化と組織破壊攻撃という嵐のような検修合理化との対決となる。さらに蘇我運輸区新設をめぐる動向も闘いの焦点となる。貨物における闘いも正念場に入った。賃金制度に手をつけるということは労働者を分断し、労働組合を解体させていく攻撃に他ならない。何よりも年功序列を廃し、終身雇用制を解体させていく、JR版小泉−奥田ビジョンとの闘いなのだ。そもそもレールを持たない鉄道会社という分割・民営化の矛盾にこそ、その元凶があるのだ。貨物における決戦に向かってまなじりを決した闘いを対置していこうではないか。 暗黒の政治体制との対決を!郵政民営化を構造改革の本丸と位置付けた小泉−奥田による、9・11衆議院選挙は、与党が衆院の3分の2を獲得するという結果となった。これにより全ての法案が国会を通過するという事態を生み出し、憲法の発議さえ可能となったのだ。07年の憲法発布60年に向かって、今回の選挙結果は戦慄すべきものだ。改憲への具体的スケジュールにさらに拍車がかかったと見なければならない。国家主義の台頭も時期を同じくして形成されようとしている。8月15日靖国神社での国民大集会、「つくる会教科書」採択をめぐる攻防、教育現場での「日の丸・君が代」の強制、「経済制裁」と「領土問題」など大変な勢いで戦争へと結びつくナショナリズムが台頭してきている。いよいよ暗黒の政治体制が本格的にスタートせんとしている。 11・6労働者集会の持つ意味 われわれは小泉−奥田ビジョンによる弱肉強食、労働者を切り捨てていく嵐のような攻撃に対して、労働者階級の怒りの声を結集させていく闘いの道筋を示さなければならない。それこそが、動労千葉の安全運転闘争とそれに対する労働者階級の共感と支持に見いだせるものだ。労働者の結集軸を作らなければならない。それは何よりも11・6日米韓労働者集会に一万人結集を日比谷野音に実現させることだ。暗黒政治に対抗する労働者階級の団結の砦となる組織の形成へ、労働運動の復権へ向け、改憲攻撃を阻止し、ファシズムの欺瞞を打ち破ってすべての労働者を獲得していこう。 第34回動労千葉定期大会 |
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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