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7月28日、千葉支社が
蘇我運輸区(仮称)新設を提案

▼上の図のうち、太い黒線で囲まれているのが新設される「蘇我運輸区」の位置
▼「支障範囲」と書かれている駅前の網のかかった部分は、駅前再開発計画の範囲

全ぼうは今後解明

 7月27日、千葉支社は、「蘇我運輸区」(仮称)の新設について提案を行なってきた。別掲のとおり、この秋に庁舎の新設工事を着工し、来年3月開業の予定で計画が進められようとしている。
 基地新設の意図、担当線区、新設される「蘇我運輸区」の要員規模、基地新設に伴い管内全体の運転基地のあり方がどのような変化を受けることになるのか等についての説明はまだ全くない。
 とくに京葉運輸区については、その位置的な条件から見て、廃止を含め大幅な変更が考えられるが、その点についても全く明らかにされていない。
 動労千葉としては、今後、様々な角度から解明を求め、全貌を明らかにしていくつもりである。
 鴨川運輸区新設時のように、全てをおし隠したまま強行するようなことは断じてあってはならないことだ。

組織破壊を許すな

 京葉運輸区新設や勝浦運転区廃止−鴨川運輸区新設のときがそうであったように、この間の経過や、組合潰しを一切に優先する現在のJR東日本の経営姿勢を見れば、基地統廃合と組織破壊攻撃が一体のものとして画策されるであろうことは明らかである。
 今われわれは、不当処分攻撃をはね返し、安全運転行動を闘いぬいている渦中にあるが、「蘇我運輸区」新設をめぐる闘いが、来春に向けた今ひとつの大きな課題として浮上した。
 大量退職時代のなかで、乗務員の要員状況も急速にひっ迫しようとしている。こうした事情を背景として、徹底した効率化、労働強化がさらにのしかかろうとしている。基地新設をきっかけとして組織破壊や労働強化を強行するようなことは断じて許されない。
 労働条件と運転保安の確立に向けた課題はますます重要になっている。さらに団結を固め、万全の闘争体制を強化しよう。

▼ 上の図のうち、太い黒線で囲まれているのが新設される「蘇我運輸区」の位置。
▼ 「支障範囲」と書かれている駅前の網のかかった部分は、駅前再開発計画の範囲。
▼ 10月に新庁舎の工事着工−3月開業の予定で、年末から移行準備が開始される。
▼ 「目的」は「異常時の対応能力向上」と「効率的な乗務員運用を図る」とされているが、それ以上の具体的説明は未だない。
▼ 千葉支社の提案説明では、要員提案は10〜11月の予定。

10月に新庁舎の工事着工−3月開業の予定で、年末から移行準備が開始される
大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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