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処分策動粉砕、組織拡大!
7・21動労千葉総決起集会へ

 7月1日の団交で、運転通告問題について、千葉支社は次のように回答した。

○列車無線で運転士に通告された場合、「運転通告受領券」に記入しなくとも、復唱した時点で受領とする。「受領券」への記入は後に整理すればよい。運転士の判断で、走行中に受領することができる。
○通告内容が記憶しきれず「受領券」に記入するか、別の紙などにメモをとる場合でも、運転士の判断で、走行中でもよい。

 これはとんでもないことだ。列車を遅らせないため、止めないために運転士に危険運転行為を強制するに等しいものだ。

こんなこと許されない!

 ▼これでは失念や勘違いをどう防止するというのか、▼復唱は文字にしたものを復唱するから意味があるのではないのか、▼前方も見ず、列車を走らせたままメモをとれというが、危険運転行為ではないのか、▼運転士の判断に任せるなどというが、運転士の心理からすれば、走行中に「受領券」を書けという命令に等しいものだ。▼そして事故を起こせば結局は運転士の責任にされ、処分されるのだ。こんなことを許してはならない。
 日刊でも報じたとおり、われわれはこの回答について国土交通省に申し入れを行った。こんなことを許してなならない。安全運転行動を貫徹しよう。運転通告は、必ず停車中に受領しよう。

不当処分策動粉砕!組織拡大!
7・21動労千葉総決起集会
7月21日(木)18時 DC会館

現場は残業、助役は仕事そっちのけで組合集会!

▼助役が仕事そっちのけで

 7月4日、東労組は、内山君の動労千葉加入をめぐって、地本や本部から役員が幕張車両センターにのり込んできて職場集会を開催した。目的は平成採用の組合員への、会社と一体となった「タガはめ」である。
 しかし、夕方、勤務時間終了後に講習室で行われた職場集会には、当の平成採用組合員は誰も参加せず、集まったのは助役ばかりという有様だった。
 この日、交番検査は時間内に仕事があがらず、超過勤務となっていた。現場の社員は、勤務時間終了後も汗を流して働いていたというのに、管理者は、仕事もそっちのけで組合集会を開催するという、常識的には理解しようのない本末転倒した事態が起きた。

▼非常識に疑問も抱かず

 翌日、現場からは怒りの声が噴きあげた。会社側は「超勤になっていた業務の担当助役は職場集会に参加していなかった」と苦しい言い訳をしたが、管理者たる者、区の業務全体に責任をもって、初めて管理者と呼ぶことができるのは常識以前の問題だ。誰一人それに疑問を投げる管理者もいなかったという。現場から声があがらなければ「現場は残業、管理者は組合集会」などという非常識に疑問すら抱かないのが、JR東日本の管理者の現実なのだ。
 長い間、東労組・革マルと手を結んで労務政策を続けた結果、こんな管理者ばかりがごろごろ生みだされたのである。尼崎事故の当日、ボウリング大会をやったJR西日本の区長と何ひとつ違いはない。

▼会社と完全に一体!

 そもそも幕張の場合、東労組の分会長そのものが助役で、彼らが7月1日以降やったのは、管理者としての威光を笠にきた、不当労働行為まがいの東労組組合員へのタガはめだけであった。助役から、勤務時間中に、あたかも業務上の話しがあるかのように声をかけられ、勤務終了後に行ってみると、「内山君がなぜ東労組をぬけたのか知っているか」という話しであったりという具合だ。管理者も東労組の組合員であるとはいえ、これは明らかに不当労働行為だ。こんな汚いやり方を許すことはできない。

▼これが東労組の本質だ

 しかし、こうした事態のなかに、東労組の本質が鮮明に示されている。東労組は誰のための「組合」か。会社の言うがままに労働者を支配するための組合ならざる「労働組合」だ。彼らは結局、会社と癒着し、他労組を見せしめ的に差別する労務政策の力だけでなりたっている組織だということだ。一部の役員がいい思いをするために、労働者を会社に売り渡したのだ。こんな職場の現状を変えよう。ともに闘おう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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