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春闘総決起に向けてbT
3・20国際反戦統一行動へ
春闘勝利!階級的力関係を変えよう!

全世界で1000万人が集会とデモ行進で、イラク侵略を弾劾する反戦の闘いを展開した昨年の3・20国際反戦統一行動

動きだした改憲攻撃

 憲法改悪攻撃が本格的動きだした。小泉政権は、07年の憲法発布60年までに改憲を行なうと言っている。焦点は9条だ。今国会に、改憲のための国民投票法案が先行して上程されようとしている。戦後的な社会のあり方を「総決算」し、戦争に突き進もうというのだ。本当ならば「ゼネスト」という情勢だ。すべての労働者にとってまさに正念場の情勢が到来している。

戦争は学校から始まる

 教育基本法改悪や、ファシスト・石原による「日の丸・君が代」強制は、改憲と一体の攻撃だ。天皇に忠誠を誓わなければ処分!戦前と同じことが大手を振ってまかり通ろうとしている。戦争は学校から始まる。戦争は、「教育」「報道」そして労働組合が潰されたときに起きる。NHK問題で明らかになったのは、政府が報道を事前検閲していたということだ。

財界の反動的突出

 この間の財界の反動的突出は目に余るものがある。日本経団連は今国会開会直前に「国の基本問題」や教育基本法改悪に関する意見書をだした。そこで提起されている財界の「三大要求」は、「優先的に取り組むべき基本問題の第一は安全保障、第二はその具体化のための憲法改正・9条2項の削除、第三に国の統治システムの変更」というものだ。そして学校の全面的民営化、教育の国家管理、日教組の解体を迫っている。

ブッシュの就任演説

 ブッシュはその就任演説で、キューバ、ミャンマー、北朝鮮、イラン、ベラルーシ、ジンバブエの6ヵ国を「圧制の拠点」と名指しし、「圧制に終止符を打つ。必要とあれば軍事力を行使し、われわれ自身と友好国を守る」と宣言した。激しい抵抗の前に泥沼化するイラク侵略戦争の危機につき動かされて、全世界に戦争を拡大しようというのだ。

「不安定の弧」

 中東でのでの大戦争に備え、かつ、北朝鮮−中国との戦争を想定した米軍の大再編が進められている。トランスフォーメーション。「不安定の弧」に対応した新たな戦略配備だという。
 米陸軍第一軍団司令部の座間への移転や沖縄基地の飛躍的強化など、その戦略司令部が日本に置かれようとしている。
 小泉は「日米枢軸」関係を形成し、戦争に突進しようとしている。

日米安保協(2+2)

 「2プラス2」と呼ばれる日米安保協議が行なわれた、そこで確認された「戦略合意」は恐るべきものだ。日米安保の大転換、「極東安保から世界安保」への転換に他ならない。「グローバルな責任をとる」と称して、北朝鮮・中国を対象として日米軍事同盟を飛躍的に強化し、ブッシュとともに世界戦争にのり出すことがで合意したのである。

排外主義と弾圧

 「拉致問題」を理由とした北朝鮮への経済制裁の発動、「靖国参拝」や台湾問題での中国や韓国への挑発的対応など、排外主義や国家主義が激しく煽りたてられている。一方、ビラまきでの相次ぐ逮捕や関西生コン支部への弾圧など、労働運動などへの弾圧もこれまでのレベルを超えている。あらゆるところで戦争が増殖している。

生活保護世帯が百万世帯超す!

 生活保護を受けている世帯が、昨年10月に100万世帯を超した。受給者数では143万人になる。この10年で6割の増加だ。
 これはものすごい数だ。日本の人口の実に100人に1人以上が生活保護に頼らなければ生きていくことができなくなっている。
 これが世界有数の経済大国・日本の現実なのだ。これが小泉や奥田が進める弱肉強食政策がもたらしたものだ。日本経団連は今、その生活保護制度も解体せよと政府に迫っている。「自己責任」で生きてゆくことのできない者は死ね、というのだ。これはまさに支配の危機・崩壊に他ならない。社会のあり方そのものが根本的に間違っているのだ。労働者の力で覆そう。もっと怒りの声を!

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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