05年決戦にはばたく!
1・8動労千葉団結旗開き
昨年一年間の画期的闘いを確認し、昨年以上の闘いを進めよう
2005年団結旗開きが、1月8日DC会館に組合員・家族・支援の仲間達150名を結集して盛大に開催された。
旗開きは、動労千葉の昨年一年間の闘いの全成果を確認し、05年小泉の大民営化攻撃、イラク派兵延長、教育基本法から憲法改悪攻撃に対して、労働者は闘わなければ生きていけない時代に、今日を皮切りにたたかっていくことを確認するものとなった。
冒頭、田中委員長の年頭あいさつで始まり(要旨別掲)、来賓として三里塚芝山連合空港反対同盟・北原事務局長より、「三里塚は労農連帯を掲げて40年間闘ってきた。皆さんと一緒に歩んできた年月はすばらしい闘いを築いてきた。情勢をみれば闘わなければ職場も権利も守れない時代に突入した。労働者には労働者の闘いがあり、三里塚には農民の闘いがある。60年前の第二次大戦に向かっていった時とそっくりの状況になってきている。成田空港の軍事使用は許さないという決意はいささかも変わっていない。三里塚の闘いは勝利を見るまで闘い続ける。飛躍した昨年を振り返ってみて、反戦の労働組合として自分達の未来を切り拓いてもらいたい」との挨拶を受け、続いて、動労千葉弁護団・葉山弁護士より、昨年12月24日鉄建公団訴訟に踏み切った動労千葉9名の闘いが、今年から開始される。弁護団は共に飛躍的に闘う。さらに新社会党・岩佐千葉県本部書記次長より、憲法を守闘い、鉄建公団訴訟、イラク派兵をめぐる闘いを課題として闘うとの挨拶を受けた。
鉄建公団訴訟に踏み切った3労組一体となった闘いを進める!
続いて、動労千葉争議団を代表して、高石さんが登壇し「昨年三争議団・闘争団が一体となって闘いを進めていこうと運動を展開してきた。鉄建公団訴訟に動労千葉は12月24日に、全動労も12月27日に、3労組が踏み切るなど訴訟がスタートする。もうひとふんばり頑張っていきたい」と決意を表明した。
田中委員長、佐藤家族会会長の鏡開きに続き、第二部では、家族会・佐藤会長、動労千葉議員団の水野さん、中村さんより05年が全ての労働者の未来をかけた闘いであり、それを支えていくことが表明され、ス労自主・山川委員長、都政を革新する会代表・長谷川英憲さん、足立成田市議、堀江元千葉県議、動労千葉を支援する会・山本事務局長、動労水戸・木村書記長、
そして東交、婦人民主クラブ全国協議会、反戦兵士と連帯する会の代表より来賓挨拶を受けつつ、歓談と闘いの輪が広がっていった。
旗開きは恒例のビンゴ大会のあと、新小岩支部・佐藤支部長、
幕張支部・山田支部長の決意表明を全体のものとし、会場全体を揺るがすインターナショナル合唱、団結ガンバローで05年の闘いが開始された。
組合員の総力を結集した4年間の闘いが情勢を切り拓いてきた
田中委員長年頭あいさつ要旨
戦後60年という節目の年、100年前日本が本格的に帝国主義として登場し、戦争へと転げ落ちていった歴史と酷似した動きを日本が進んでいる。これを止めるのは労働者の団結した力であると確信している。昨年一年間の闘いを振り返って、激しい時代の動きの中で、これからの闘いの可能性を広げることが出来た。単に50日間の闘いだけでなく、この4年間のストライキと職場抵抗闘争の成果が結びついて出来たものだ。シニア制度反対−外注化を止めてきたことが強制配転者の原職復帰へ、無期限闘争という団結力と組織力が当局を上回った。もうひとつは動労千葉の闘いが世界から注目されたと言うことだ。労働運動の変革へ向けたMWM、
ランクアンドファイル−現場の労働者からの運動が開始された。
日本でも日の丸・君が代に対する不起立の闘いに200数十名の教師が闘いに立ち上がった。労働運動をめぐって地殻変動がはじまっている。昨年五月の中村書記長の急逝という悲しみと困難な状況を踏みしめて闘ってきた。05春闘は、米・ブッシュ再選という戦争へと突き進む今までとは一線を画する中での春闘であり、教育基本法改悪−憲法改悪が具体的スケジュールに入った中での春闘であり、小泉の三位一体改革−大民営化、非正規雇用化攻撃の中での春闘となる。闘いの課題は、反合・運転保安闘争の再構築春闘として、法改正によるシニア制度撤廃−定年延長春闘として、強制配転粉砕−原職奪還闘争の第2のステップの春闘として、情勢に立ち向かう闘いとして、ストライキを構えて立ち向かっていきたい。1047名闘争−分・民反対闘争が継続されていることが情勢を破る力となる。そして3・20イラク派兵二周年闘争があり、国際連帯の闘いを進め、組織拡大を実現することが、
25年間の闘いを結実させる闘いだ。
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