2005年はここから始まる
1・8団結旗開きに集まろう!
1月8日13時よりDC会館において、団結旗開きが開催されます。勝負の年05年の冒頭にあたり一年間の闘う決意をこめて、団結旗開きにあつまろう。
波瀾万丈の04年の闘い
04年ももうすぐ暮れようとしている。動労千葉にとって04年はあらゆる意味で忘れることのできない年となった。なによりも現職の運転士で書記長の重責を担っていた中村栄一書記長の急逝と、その重責をひきついだ長田敏之新書記長体制の確立であり、また動労千葉結成時の執行委員であり、一貫して動労千葉を支えてきた関豊中央支部副支部長の逝去があった。二人の相次いだ逝去は、動労千葉25年の歴史と闘いの日々の重みをあらためて実感させるものとなった。こうした逆流をのりこえながら、分割・民営化強行の過程からの一切の反動を跳ね返す大きな勝利もかちとられた。
04春闘前段の木更津支区への強制配転攻撃にたいする長期非協力闘争と指名スト、そして04春闘での安全問題を焦点とした反合運転保安のストは、JRにおける安全問題の重大性を突き出しながら闘いぬかれた。こうした50日間におよぶ闘いがJR体制の厚い壁を打ち破り、10数年におよぶ駅強制配転者の検修職場への復帰が開始された。JR結託体制による動労千葉塩づけ攻撃をはねかえす突破口が切り開かれたことの持つ意味は大きい。さらに残された懸案事項の解決に向けて闘いぬこう。
またJR結託体制の破綻は、目の前で繰り広げられるJR東労組の内部対立の激化によっても確認することができる。組合員の利益をどう守るかということを投げ捨て、ひたすら自らの利権に汲々とする東労組革マル系役員たちの姿には、もはや労働者のための労働組合という姿勢はカケラも見ることは出来ない。資本・権力に使い捨てられることに恐怖し、己の地位を守るためにはもはや労働者の立場を投げ捨てたのが今日の東労組革マルの姿なのだ。組織拡大の機運は大きく高まっている。平成採の獲得にいまこそたちあがろう。
新たな闘いの胎動が始まった
1047名闘争をめぐって、4月段階で国労闘争団、全動労争議団、動労千葉争議団が国鉄闘争始まって以来初めて一同に会するという地平がかちとられた。これに対する様々な反動もあったが、12月1日の日比谷野音の集会でもこの地平は堅持され、国鉄闘争を闘う人士にはこの道以外に勝利する道がないことがあらためて確信を与えることとなった。
労働運動のなかでも大きな闘いが始まっている。都立高校の卒業式・入学式をめぐって教育労働者の闘いが大きな闘争として闘いぬかれた。「日の丸・君が代」の強制と処分の乱発は、教育労働者の闘いを根絶し、戦争国家づくりの柱として国の意のままにする教育を狙った攻撃であり、教育基本法改悪の先取りである。この悪辣な攻撃に抗して闘う教育労働者の闘いを大きくひろげていかなければならない。
05年、この道を進もう!
11月7日の労働者集会は、多くの労働組合が機関決定で参加し、アメリカ・ILWUの労働者、韓国・民主労総の労働者とともに、戦争と大失業攻撃、民営化と不安定雇用化の攻撃と断固闘い抜くことを誓い合った。連合でもなく全労連でもなく、職場から真剣に闘おうとする労働者の結集は、傾れをうって労働者の決起を引き出すものとなろうとしている。動労千葉が「全国にはばたこう」といって踏み出した闘う労働運動の新しい潮流づくりが、ようやく結実しようとしている。この道をさらに突き進もう。世界中で闘いにたちあがっている労働者と固く連帯して、日本における闘う労働運動の新しい潮流をつくりだそう。
05年はより厳しい闘いになるだろう。再選されたブッシュは、より戦争の拡大のなかにのめりこむことは不可避だ。小泉政権も命脈がつきつつもよりいっそうブッシュによりそい戦争の道に突き進もうとしている。一方で労働者に対する攻撃は大増税ひとつを見ても明らかなように、もはや闘わなければ生きていけない時代をつきつけている。労働者・労働組合は、これまでの枠組みをこえて闘う仲間をもとめて闘いを開始している。こうして立ち上がった多くの労働者と連帯して、05年を闘いぬこう。
団結旗開きに結集し、05年の闘いに踏み出そう。
05年団結旗開き
●1月8日(土)13時
●DC会館
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