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No.

12・19全国集会
国労5・27臨大闘争弾圧を許すな!無罪獲得・国労再生
国鉄1047名闘争勝利!

国労5・27臨大闘争弾圧を許すな、無罪獲得・国労再生・国鉄1047名闘争勝利、12・19全国集会が東京・星陵会館において開催された
1047名闘争−動労千葉争議団を代表して、高石さんが登壇

 国労5・27臨大闘争弾圧を許すな、無罪獲得・国労再生・国鉄1047名闘争勝利、12・19全国集会が東京・星陵会館において開催された。
 全国集会はビデオ上映のあと、「許さない会」の四名の発起人各氏が登壇し、5・27弾圧、1047名闘争を勝ちきらねば現在の日本の軍国主義方針に取り込まれてしまう。8名の皆さんの頑張り、国鉄闘争の中核というだけでなく、日本の全人民の闘いにしていかないといけない。「ひとりの首切りも許さない」ことこそ労働運動の原則、組合活動の自由、言論の自由、など憲法での保障、今の現状は非常に危機的状況にある。その象徴としてある5・27弾圧、この弾圧には勝つまで闘い抜く。新防衛大綱は世界の戦争へと突き進んでいくことを宣言したものだ。労働者の闘いと弁護士の闘いは一体、人権に対する攻撃に対して人権の擁護を生み出してきた。等々の発言が行なわれた。
 続いて連帯のあいさつとして国労鶴見駅不当労働行為事件の勝利判決の報告を、支える会・白石事務局長より、JR発足後の組織破壊攻撃の実態と暴力事件のデッチあげ、ベンディング職場が役員・活動家を集めるためのところと認定されたこと、3名が元職場に復帰したこと、闘っていけば勝利を獲得できると訴えた。さらに「日の丸・君が代」被処分者からは不起立の闘いが報告され、教育基本法ー憲法改悪反対の闘いへとつながるものだと決意が述べられ、全金本山労働組合・長谷委員長からは、解雇撤回闘争の勝利的報告がなされ、「全金本山組合員を職場へ戻す。一定の解決をしても何が起こるかわからない。職場に戻り地域に共闘を築き、労働運動の新潮流運動の基軸となる」と満場感動する報告がなされた。

動労千葉争議団も鉄建公団訴訟に起ち新たな闘いを創っていく

 連帯のあいさつの中で、1047名闘争−動労千葉争議団を代表して、高石さんが登壇し、「昨年から動労千葉、国労闘争団、全動労争議団、一体となった闘いを進め4・13集会が大成功を勝ちとった。それに対する反動も確かにあったが、12・1日比谷野音を埋めつくし3組合が一体で闘ってきた。動労千葉も12月24日鉄建公団訴訟を闘うこととなった。自らの闘いを基盤にして新たな闘いを創っていきたい」と1047名闘争の勝利に向けた原則的闘いが訴えられた。
 続いて、大口昭彦弁護士より弁護団からの報告として、「裁判闘争ももっとも重要な段階に入り、本件デッチあげ弾圧の実態、国労本部ー本部派が労働運動の本道を踏み外し、腐敗・堕落しているのがより一層はっきりとしてきている。暴力等処罰に関する法律は治安維持法と並んで大衆運動弾圧の最たるものだ。憲法改悪に対する闘いや、国鉄闘争が大きく登場している。弁証法的にその意図を打ち砕き、この裁判闘争に勝つ意味は大きい」と報告がなされた。

戦争と民営化に反対する運動との結合1047名闘争の本質!

 発起人からの問題提起では、最初に、「四党合意」批判の正当な組合活動への刑事弾圧を許さないことの意義」をテーマに、下山房雄九州大学名誉教授より講演があり、「新自由主義とは人食いの自由主義」だと喝破された。続いて中野前動労千葉委員長が登壇し、@1047名闘争とは何なのか、分・民から17年、1047名闘争と言える数を擁し、分・民に反対する闘いだからこそ意味がある。四党合意により国労闘争団がふたつに分かれる状況から3組合だということになってきた。なぜ多くの労働者が1047名闘争の統一を願い、思いをはせているのか、今の状況を見ればわかる。アメリカのMWM−米帝下でこういう労働者の反乱がおこるとは夢にも思わなかった。戦争と民営化に反対する運動を軸に、日米韓労働者が一緒になって闘おうと結盟を誓った。日本でも改憲攻撃と小泉骨太方針がかかってきている。中軸は日教組、全逓、自治労をたたきつぶすということだ。骨太方針とは大規模な民営化攻撃だ。その走りとして国鉄分割・民営化があった。ここに階級性、歴史性、重要性があり、これを本能的に感じている労働者が結集している。ここに1047名闘争の本質がある。04年闘争は、イラク派兵一周年闘争の大統一行動の実現、日の丸・君が代不起立闘争への教育労働者の決起など、根本的に日本労働運動をひっくり返していく闘いが展開されるなど、われわれの力からいったら相当よくやった。AFC−ICOの制動をはねのけ、ローカル10が呼び掛けてあれだけの集会をやった。日本においても二重権力が出来上がりつつある。本当に闘う労働運動へなっていく過渡期にある。来年早々から3月の教育労働者の決起に、全労働者が馳せ参じて闘いを勝ちとらなければならない」と総括と方針が提起された。
 集会は最後に被告・家族が登壇し、「国労本部と権力一体となった攻撃の喉元に突きささるような闘いをともにやってきた。闘ってこそ支援はえられる。真っ向から国家権力と闘う」等々の決意表明が満場の熱気と拍手の嵐で確認された。このように 「許さない会の運動がどういう意味をもつのかがより一層理解できたと思う。無罪獲得まで続けることを確認した」とのまとめを全体化した。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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