12・15総武支部第18回定期大会
闘いぬいた成果を確認し、総武支部を解散
12月15日、総武支部第18回定期大会がDC会館において開催された。今春闘で切り開いた職場復帰の成果を受けて、「支部解散」が全体で確認された。
総武支部は1989年6月、動労千葉初の営業職場の支部として総武線沿線を中心とした組合員38名によって結成された。結成の経緯は分割・民営化攻撃の渦中からJR発足の過程において、運転職場から駅や売店に組合員が強制配転される中営業職場での職場要求や原職復帰に向けての闘いの基礎となる組織として発足した。結成大会においては運転職場への早期の復帰を勝ちとることをスローガンとして、原職復帰することにより総武支部の「早期解散」を実現することがわれわれの目標だという異例の提起が行われた。
今回、18回をかぞえた定期大会において冒頭、吉野支部長から「JRに移行して初めてのストライキが駅売店に強制配転された組合員が立ち上がり現在の動労千葉のストライキの先陣を切った闘いが勝ちとられた。強制配転という差別された組合員が闘いの先頭で決起するなかから営業職場において、動労千葉の闘いの中心をなす支部として総武支部が結成された経緯がある。その長期にわたる闘いが今春2月闘争においてついに風穴があき、検修職場へ組合員が復帰するという状況にふまえ、一定の整理がついたことにより総武支部の幕を閉じ解散する」と提起が行われた。
この支部長の提起を受けて討議が行われ、全体で意思統一が図られ、採択の結果、支部解散が承認された。そして駅に残る6名の組合員は本人の希望を確認するなか幕張支部へ編入することになった。
しかし、営業職場での闘いの中心となる総武支部は解散となったが、まだ数多くの組合員が駅に塩づけされたままである。組合員自身本来の希望である運転士への復帰、予科生の士職登用差別問題は今春の闘いの成果にふまえ、今後も動労千葉の懸案要求として最大の課題であることにかわりはない。さらなる団結した闘いを展開し、東労組打倒、組織拡大を勝ちとるなかにこそ、この懸案要求を解決する道があることを確認し、今後の闘いを構築しよう。
05年団結旗開き
1月8日(土)13時 DC会館
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