幕張支部大会報告
幕張縮小攻撃と対決し職場を守る攻防戦に起つ!
幕張支部第27回定期大会が11月19日、DC会館において開催された。
大会は、冒頭あいさつに起った山田支部長が、「04春闘50日間闘争をはじめとして全組合員の総力を結集して、この一年間闘ってきた。強制配転者3名の原職復帰という成果を獲得したが、弱電などの要員削減という合理化攻撃も受けた。217系車両の鎌倉総合車両所への移管などによる幕張電車区の縮小攻撃がかかってきている。何をおいても組織拡大こそが一連の攻撃を打破していく道だ。動労千葉の原則を守った闘いが、平成採用労働者の魂に響くときがきている。支部の団結で外注化を東日本で唯一阻止してきたことは、全組合員の力だ。職場を守っていく攻防戦に起とう!」と力強いあいさつを行った。
来賓として、本部田中委員長、長田書記長より「山田支部長を中心とした5年間の闘いが外注化を阻止しつづけている。メンテナンス近代化−幕張縮小攻撃は、毅然として決意を込めて闘い抜くことによって必ずはね返せる。その最大の焦点が組織拡大にあり、今後何年かの激しい攻防戦を闘い抜こう」と情勢を含めてあいさつが行われた。
主な質疑応答における内容:
@ 営業関係強制配転者の運転関係への復帰について、現状について聞きたい。
A ATS−Pの故障で、P解放してATS−SNによる非常ブレーキがかかった。このためATS切で運転したが、保安装置がない状況で営業運転を行っていいのか?規程はどうなっているのか?
B 派出検査の予備要員について、
C 217系機能保全でATS−Pの気圧スイッチの配線がしていなかったことが判明した。機能テストをしていなかったのではないか?団交ではうやむやにされている。
D 257系のATS−Pの資料が配付されていない。図面も来ていない.
E 定年延長問題について、法改正による「シニア制度」の今後の見通しなどについて聞きたい、等々検修職場ゆえの生産点の問題、安全面について集中的に議論がなされ、JRの安全崩壊の実態が浮き彫りにされるものとなった。
千葉運転区支部大会報告
運転保安確立に向けた闘いの強化が最重要!
11月25日、13時からDC会館において第28回千葉運転区支部定期大会と第27回乗務員分科総会が本部から、田中委員長、君塚副委員長、長田書記長、橋本乗務員分科会長を迎え開催されました。
冒頭、椿支部長から「2月闘争の成果にふまえ、諸問題の解決に取り組み、運転保安確立に向けた闘いを強化し、なんとしても組織拡大を実現したい」と、また、征矢乗務員会長は「安全が無視、軽視され、乗務員の負担が増大してきた今日、運転保安確立が最重要課題として闘わなければならない」とのあいさつで大会、総会が始まりました。
議事では、当該支部として2月闘争で勝ちとられた畑木さんの早期奪還東労組と千葉支社が結託した銚子運転区への転勤問題、10月のダイヤ改正後の諸問題等多くの意見が出され、活発な討議の後、反合運転保安確立、組織拡大の実現を目指した運動方針案が採択され、17時に閉会しました。
終了後、長い間ともに闘ってきた杉田さん、岩瀬さん、若林さんの退職送別会が盛大に行われました。三氏の方々長い間本当にご苦労さまでした。
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