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JR東日本・年末手当交渉速報
東日本3・0ヶ月を回答
貨物の格差回答許すな

 JR東日本は、11月9日、年末手当について、「基準内賃金の3・0ヶ月、支払日は12月3日以降準備でき次第」との回答を行ってきた。
 今回の回答は、昨年の年末手当と同じ月数になっている。しかし、今春闘においてJR東日本は、3年連続のベアゼロ回答を行ってきたが、交渉の中では「成果については手当てに反映させる」との回答を行っていた。 しかし、今回の回答は、こうした内容を全て反故にするものであり絶対に許すことはできない。

JR総連革マル結託体制を打倒しよう

 しかも今回の年末手当の回答は、組合側からの年末手当の要求に関する趣旨説明については回答の直前に若干の時間を取って交渉したという形だけをとって、その後「一発回答」を行ってくるという言語道断の対応を行ってきたのだ。
 これまでは、組合側からの趣旨説明、会社側からの経営状況の説明が行われた後に回答が行われてきた。しかし今回は、「新潟中越地震により緊急事態だ」との理由で、組合側からまともな説明すら行わせないようしたのだ。
 現在、JRに働く労働者にとって夏季及び年末の各手当は、賃金と同様の生活給そのものになっている。賃金だけでは到底生活できず、各手当を毎月の賃金に補填する形で生活を維持しているという状況だ。それを踏まえて動労総連合は「3・7ヶ月」の支払を要求してきたのだ。こうした状況であるにもかかわらず、地震等の災害が発生したことを理由にして議論もしないというJR東日本の姿勢は、労働組合を否定するものだ。
 動労総連合は、こうしたJR東日本の姿勢を徹底的に糾弾し、持ち帰り検討することとした。

JR総連革マル結託体制を打倒しよう

 一方JR貨物をめぐる状況は、10日に第1回目の交渉が予定されている。JR貨物は、昨年度も含めて3年連続の黒字の成果については、「夏季手当てではできないので、年末の手当てに反映させる」との回答を行っていたのだ。しかし、夏以降の台風や新潟中越地震による影響が出る状況の中で、それを理由にして年末手当への上乗せを行わないようにしようとしているのだ。一旦組合に回答し、労使で約束したことについては絶対に守らせなければならない。
 JR貨物は、組合要求に基づき基準内賃金の3・7ヶ月分を支払え。労働組合を否定するJR東日本糾弾!JR貨物の格差回答を許すな!第2の分割・民営化攻撃粉砕!JRーJR総連の結託体制を打倒しよう!
 組織強化・拡大に向けて、職場からの反撃に起ち上がろう!

各支部大会を成功させよう!
◆ 京葉支部大会 11月13日(土)14時〜
◆ 中央支部大会 11月14日(日)13時〜
◆ 館山支部大会 11月18日(木)14時〜
◆ 幕張支部大会 11月19日(金)18時〜
◆ 千葉転支部大会 11月25日(木)
◆ 千葉機支部大会 11月30日(火)12時30分
◆ 津田沼支部大会 12月8日(水)16時〜
◆ 新小岩支部大会 12月10日(金)
◆ 銚子支部大会 1月25日(火)12時30分

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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