ブッシュ−小泉を倒せ!労働者の国際的団結を!
ワシントン百万人労働者行進に連帯する
10・17東京行動に結集を
10月17日、アメリカ大統領選を前にして、「ブッシュ打倒.ケリーもNO!」を掲げて、首都ワシントンで開催されようとしている百万人労働者行進(MWM・ミリオンワーカーマーチ)は、開催国アメリカはもとより、全世界の労働者・労働運動にとって、計り知れない影響を与える歴史的な闘いになろうとしています。動労千葉は、この画期的な集会に代表として佐藤正和新小岩支部長を派遣することを決定しました。またこの行動に連帯して、11・7集会実行委員会(よびかけ組合、全日本建設運輸連帯労組・関西地区生コン支部、全国金属機械労組・港合同、動労千葉)の呼びかけ、とめよう戦争への道!百万人署名運動協賛のもとで、同日に東京渋谷・宮下公園において、ワシントン百万人労働者行進に連帯する東京行動が行われます。労働運動の未来をかけて、闘いに立ちあがったアメリカの労働者と固く連帯して、10・17東京行動から、11・7全国労働者総決起集会へと全力で立ちあがり、日本においても労働者・労働組合の総決起をつくりあげよう。
アメリカで画期的な運動がついに始まる
ILWU(国際港湾倉庫労働組合)ローカル10、ローカル34が全米の労働者に呼びかけて始まったこの画期的な運動は、AFL・CIO(米総同盟・産別会議)による制動をはねのけて、NEA(全米教育協会・二七〇万)APWU米郵便労働者組合・33万)などアメリカ国内の大単産、地区労の賛同を次々と獲得し、アメリカにおける労働運動の新たな潮流がこの行動のなかから生まれ出ようとしています。アメリカの労働運動は長らく米民主党支持と二大政党性のもとで骨抜きにされてきました。しかし昨年日比谷野音で開催された11・9労働者集会で、総選挙当日であるにもかかわらず多くの労働者・労働組合が首都東京に結集して集会とデモを行うという闘いを、来日した労働者たちが目の当たりにするなかで、アメリカにおける労働運動再生のきっかけとして今回のMWMが設定されているといえます。日・米・韓の国際連帯が、日本において大きなインパクトを与えただけでなく、具体的な運動・行動として開始されたことの意義ははかりしれないものがあります。
このMWMを中心に担った労働者たちが大挙して11・7集会に駆けつけることを表明しています。また韓国の民主労総も11・7集会の翌週には、大規模な闘いに立ちあがろうとしています。まさに11月集会は国際的な労働者の総決起の中軸に座ろうとしているのです。
今秋闘争を全力で闘おう
さらに今秋は、教育基本法改悪・憲法改悪に向けた攻撃がスタートしようという情勢を迎えます。イラク自衛隊派兵、有事立法制定、多国籍軍参加表明、と続いた戦争国家化の攻撃は、教育基本法と憲法をめぐった闘いが始まろうとしています。今臨時国会では、冒頭労働組合法改悪と共謀罪新設が目論まれています。今回発足した第二次小泉改造内閣は、自民党の中でもタカ派の人材ばかりを入閣させ、郵政民営化・公務員制度改革を柱にした「骨太方針W」を貫徹するための超反動内閣です。この秋の闘いで一切の反動をはね返さなければなりません。
労働運動の新たな高揚を
また日本においても労働者が既成の枠組みを超えて決起が始まっています。今春の卒業式・入学式での 「日の丸・君が代」強制に反対する教育労働者の闘いは全国に大きな影響を与えています。11月6日には日比谷野音で教育基本法改悪反対の全国集会が開催されます。国鉄一〇四七名闘争も国労本部執行部の早期収拾路線に対して、原点に立ち返った闘いが開始されようとしています。沖縄では、米軍ヘリ墜落事故を契機として、基地即時閉鎖・基地撤去に向けた新たな闘いが始まっています。
歴史的な決起を開始したアメリカ労働者との国際連帯をかけて、そして動と反動が激しく火花を散らすこの秋の政治過程を闘い抜くためにも、10・17MWMに連帯する東京行動に集まろう。
ワシントン百万人労働者行進に連帯する
10・17東京行動
と き 10月17日(日)14時開会
ところ 東京・渋谷 宮下公園
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