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家族会連続講座、「動労千葉の闘いの歴史といま」を開催

 動労千葉家族会は、6月27日、DC会館において、第29回連続講座を講師は田中委員長にお願いし、『動労千葉の闘いの歴史といま』というテーマで行いました。その感想文を掲載します。

幕張支部 山田さん

 はじめに佐藤会長が「中村書記長、関さんの命をかけて組合を愛しそして闘い続けた二人のためにも家族会も今以上に支えましょう!」と力強く発言していたのがとても感動しました。
 25年の闘いの中で77〜81年のジェット燃料貨車輸送阻止闘争でパイプラインでなければ危険であり貨車では絶対無理と声をあげた後、国からの要請を拒否し、闘った結果4名の仲間が解雇された様ですが闘いは安全を守る事につながると確信して闘ったとの事でした。元気な組合を全国に紹介され、その結果一億円以上のカンパが集まるほどすごい反響を与えた事におどろきました。
 `79年動労本部から分離・独立する際中野顧問は一年間悩み続けた事を聞き、労働組合とは何なのか労働者の団結とは何なのか毎日考えながら組合員の団結を生みそして労働者が団結すると社会をも動かす大きな力を持っている事を信じて貫いたのですね!
 険しい山ばかり挑戦し続けた動労千葉組合員が小規模ながら労働運動の本質を問う闘いをまっすぐ実行した結果、全国そして米、韓をも動かす大きな風をまきおこした事に誇りをもっていると胸を張っていた田中委員長がとてもまぶしく見えました。
 壁を作り一つにまとまる事のない現在の労働運動の中、イラク戦争反対運動によりたくさんの労働組合が団結し社会を動かせる大きな力と必ずなると信じ、私も戦争反対運動にがんばらねば!と強く思いました。
 ずっと以前から何故ものすごく団結が強いのかずっと疑問に思っていましたが、組合員の皆さんが解雇された仲間を自分も明日は我が身ととらえ闘っている気持ちがすばらしい団結を生んでいるのだと本日勉強してわかりました。
 組合員の皆さん、忙しいのは重々承知の上で健康管理だけはしっかり行っていただきたいと願います。大切な仲間を突然の病魔に持って行かれるのは悔しくてなりません。体は、一つしかないのですからくれぐれもお気をつけてくださいませ。本日はありがとうございました。

新小岩支部 佐藤さん

 始めて出席させていただいた家族会連続講座。「勉強会」と言うことで、どんな勉強をするんだろう?と、少し不安でした。でも出席してみると、家族会の役員の皆さんは明るく 、気さくな方たちばかり。田中委員長も動労千葉の歴史と闘いをわかりやすく説明してくださいました。
 私の心に強く残ったことは
 それは、労働者が社会の主人公にならなければいけないということ。「一人は万人のために、万人は一人のために」。この思いで、中野顧問はじめ、動労千葉は結成から25年間、血の滲むような闘いを続けてきた。そして、これからも戦争のない平和な、労働者のための社会になるように闘いを続けていくということ。
 動労千葉の団結力、根っこの強さ、皆を思いやる気持ち。いつも家のダンナから聞いていましたが、あらためてよくわかった気がします。
 そして、家族会の役員の方が、「動労千葉は絶対戦争に反対。私たち家族会は、そう言う動労千葉のお手伝いが少しでも出来れば、後押しが少しでも出来れば、そう言う思いでがんばっているの」「戦争はいけない、戦争からはなにも生まれない。どんな事があっても反対」・・と真摯な言葉に胸が熱くなりました。
 出席させていただいて、ほんとうに良かった。ありがとうございました。動労千葉家族会、これからもがんばりましょう、ファイト!

幕張支部 関さん

 結婚して間もない頃、主人は運転士の資格を取得していたにもかかわらず、駅売店へ配転になりました。あからさまな組合差別だったと思います。当然他の多くの組合員の方々も同様に会社から不当な差別や待遇を受けていたことと思います。
 当時、労働運動に対してなんに知識もない私には、こんな目にあいながらも動労千葉の組合員として頑張り続けるのは何故なのか不思議でした。
 今日田中委員長から「動労千葉の闘いの歴史といま」についてお話しいただき、「俺たちは鉄路に生きる2」を読んでなるほど・・と納得いたしました。
 闘いの歴史は文面からうかがい知るだけでも激しく、厳しいものでした。きっと私の想像をはるかに越えるものだと思います。でもそれを支えたのは「ひとりは万人のために万人はひとりのために」の思想を組合員の皆さんがもち、強い信念でお互いを信頼しあって、幾多の闘いを重ねる中で組合の団結を更に強固なものにしていったんですね。これからも主人や動労千葉を応援し続けたいと思います。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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