内への階級戦争、外への侵略戦争と闘い
国際連帯をさらに発展させよう
田中委員長アメリカへ
サンフランシスコでレイバーフェスタに参加
田中委員長は7月17日から約一週間、アメリカのサンフランシスコで開催されているレイバーフェスタに参加するために訪米した。
このレイバーフェスタでは、「インターナショナル・レイバー・パネル」として動労千葉、ILWUローカル10等の討論集会や11月集会に向けた代表者会議、「ILWU物語」日本語版出版記念会、「俺たちは鉄路に生きる2」英語版の出版記念会など予定されている。
10・17に百万人労働者大行進をよびかけ
アメリカのILWUローカル10(国際港湾倉庫労組第10
支部)は、「ブッシュ打倒、ケリーもノー」を掲げ、大統領選を前にした10月17日に百万人を組織した大行進を行おうとしている。ILWUローカル10の大行進を呼びかける決議では、「この行進は、ブッシュ政権とその共犯者である議会のもとで行われているアメリカ労働者への攻撃と数百万の雇用が失われたことへの反撃として提案する。このような困窮は大恐慌以来初めてだ。・・・・・
われわれはこの行進で自分で自分自身を代表する。全ての政治家から独立し、アメリカの大多数を占める勤労する人々の生活改善のための計画を全国に提唱していく。兄弟姉妹よ、民主主義の回復、労働者の圧倒的多数の権力の確保とアメリカ復興の歴史的瞬間に、われわれに合流しよう」と呼びかけている。
「外への侵略戦争、内への階級戦争」と闘う階級的労働運動の新しい潮流がアメリカで大きく登場しようとしている。
世界では、「戦争反対、民営化反対」を掲げて、大きな労働者の闘いが巻き起こっている。スペインでは3月の総選挙で「イラク撤兵」を公約に掲げた社会労働党が勝利し、イギリスの地方選挙でもイラク侵略戦争を積極的に推進してきたブレア労働党が第3位に転落するという事態が起きている。
戦争への危機感と大失業への怒りの声が結合して、全世界で新たな労働者の闘いが巻き起こっている。徹底的に弾圧され、崖っぷちに追いつめられた世界の労働組合が息を吹き返し、再び歴史の主人公として登場しようとしている。
動労千葉は、こうした闘いに連帯し、戦争と改憲に突き進む小泉政権打倒へ総決起する。世界の労働者と連帯し、日本においても労働者の決起を作り出すためにその先頭で闘おう。11月労働者集会は昨年にもまして重要な集会となる。全世界の労働者と団結して闘おう。
米レイバーネットより
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