6・4緊急大集会開催
有事法を廃案へ6・10、6・13連続闘争へ
自衛隊はイラクから帰れ
日比谷野音に1600名結集
6月4日、「有事法を廃案へ国会を動かそう!6・4緊急大集会」が日比谷野音に1600名を結集して開催された。
集会は、年金法案が参議院厚生労働委員会で強行採決される情勢の中で、有事関連法案の成立をなんとしても止めようとする多く人士の呼びかけによって開催された。最初に主催者あいさつ、連帯のあいさつでは呼びかけ人が壇上に上がり、沖縄ヘリポート建設阻止協議会「命を守る会」のメッセージや北富士忍草母の会、川崎市職労などのあいさつが行われた。
連帯のあいさつの最後に動労千葉の田中委員長が
「04春闘でストライキにたちあがり、この大変な現状を変えるために闘った。有事関連法案を通さない闘いとして、様々な攻撃に対決する闘いとして04春闘を闘った。昨日、今日の情勢を見ると腹の底からの怒りがわいてくる。年金法案にしてもそうだ。16日までに有事関連法を成立させようとしている。マスコミは有事関連法案に対しても書こうとしない。これに対抗するには労働者、市民が闘いに立ちあがることだ。3・20国際反戦の闘いは、大きな怒りの表れだ。ストライキで闘おう」とあいさつを行った。
集会はその後、新聞労連委員長のあいさつ、イラク現地サマワ自衛隊への申し入れ行動の報告がされた。そして、百万人署名運動の西川重則さん、弁護士の高山俊吉さんが闘いの呼びかけを行い、集会宣言を読み上げ全体の拍手で確認された。
労働者の力で有事法を廃案へ
小泉政権は、有事関連7法案とACSA(日米物品役務相互提供協定)の改悪を今国会でなんとしても成立させようとしている。また、小泉は、多国籍軍と名称を変えた占領軍に自衛隊を参加させ、自衛隊がイラク戦争に公然と占領軍として参戦することを狙っている。
有事関連法案が成立すれば、首相の判断で民間の空港や港湾、道路などを米軍が自由に使用できるようになる。そして、そこで働く労働者は、戦争協力を強制させられることになる。
なんとしても参議院で有事関連法案を廃案に追い込まなければならない。年金法案を強行採決した小泉は、国会の会期末にむけて何がなんでも有事法案を成立させようとしている。6・10、6・13連続闘争に全力でたちあがり、有事法案を廃案に追い込もう。小泉政権打倒の闘いに立ちあがろう。
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