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千葉支社申25号(「レール破断」事故に関する再申し入れ)交渉報告千葉支社管内で236箇所もの類似箇所があった!
「日刊動労千葉5877号」及び「59 号」で報告した「レール破断」事故の調査結果等に関する再申し入れ(申25号)及び、千葉運転区を中心にして行われている不当な長期乗務停止処分に対する申し入れ(申26号)に関して、5月21日、10時から、千葉支社との団体交渉が行われた。本号においては申25号を、申26号については別号において、交渉内容等について報告する。 春闘以降何らの回答もせず 今年の年明け早々に発生した総武快速線・津田沼〜幕張間における「レール破断」や、同じく総武快速線・荒川橋梁での枕木のズレによる軌道の縮小など、これまでに全く経験したことのない事故等が頻発する中で、動労千葉はこの04春闘過程において原因究明及び今後の対策等について解明を求めるととともに、運転保安闘争の強化を図ってきた。 総武快速線では76箇所が類似箇所として特定 5月21日、10時から行われた「申25号」の団体交渉において千葉支社は、「原因は鉄道総合技術研究所で調査中である」とした上で、「究明には6ヶ月程度かかると思われる」「具体的な結果が出た場合には、その内容は組合に対して明らかにする」との回答を行い、現時点において具体的な原因を明らかにできないとの回答を行ってきた。
●管内類似箇所について 目視により、「レール破断」に進行しそうな箇所について巡回を行ったところ、進行は認められなかった。 60箇所でボルトの緩みが発見される また、荒川橋梁での枕木がずれて軌道が縮小した原因も全く特定できず、千葉支社の設備担当者も「全く分からない」「電車からの何らかの衝撃によって変位したと思われる」としか回答できない状況であった。 「 規制緩和」 「 スピードアップ」 「 外注化」 今回の交渉において千葉支社は何ら具体的な原因等は明らかにしなかった。しかし、一方では、上記のとおり「レール破断」に結びつく可能性がある類似箇所が236カ所もあり、つなぎ板で補強しなければならなかったところがその1割を占めていたという、極めて深刻な事態に陥っているということが明らかになった。これらが示すことは、今後も「レール破断」がどこで発生してもおかしくないということを示している。 |
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大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
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