津田沼支部第28回定期大会開催
津田沼支部定期大会が、12月6日DC会館において開催された。
今大会は習志野電車区廃止阻止闘争のまっただ中で開催され、組合員への配転事前通知強行直後の大会となった。
大会では、議長に中台さんを選出し議事が進められ、冒頭挨拶にたった相馬支部長は「習志野電車区廃止攻撃により、津田沼支部のおかれた現状は相当厳しくなつてきた。津田沼支部が配転により組合員数が減少する中で、これからどうなつていくのかと思うと、会社に対する怒りがこみ上げてくる。この1年は、03春闘を皮切りに選挙闘争と連続した動員でみなさんには大変ご苦労をかけた。私自身もあつという間に過ぎ去ったような気がする。これからも皆さんの奮起に期待する。」と訴えた。
来賓として本部田中委員長が「津田沼支部大会は、大きな角を曲がる大会となつた。今回の電車区廃止闘争においては、8日にストをかまえて不当な配転を阻止し一定程度組合員の希望を押し込む成果をあげた。今後、千葉支社管内の運転職場で過半数を握り返すという決意で闘っていく」と挨拶をうけて議事にはいった。
議事は執行部より経過・会計・会計監査報告と運動方針・予算案が一括提起され質疑に入った。質問は、
○12・15ストにおける行動方針について
○15日から習志野電車区構内が運輸区に組み込まれるが、要員不足が生じた場合はどうなるのか
○仕業の業務内容はどうなるのか
○運転士が過員状態であるなかで、今後の転勤問題
等、以上のような質問があり、本部より見解が表明され全体で意思統一がはかられた。
その後、配転による攻撃に対峙するため即座に新執行体制が確立され、最後に相馬支部長の音頭で団結ガンバローを力強く行い成功裏に終了した。
第17回いすみ鉄道支部定期大会を開催(12月9日)
照岡新部長体制を確立
行路削減計画の撤回、予備要員確保を全力で闘う
いすみ鉄道支部は、12月9日、17時30分から、大多喜町において、「第17回いすみ鉄道支部定期大会」を開催し、夷隅郡市の合併に伴い、いすみ鉄道の存続問題が今後重大な取り組みの課題になることなどを確認し、闘う方針を決定した。
全力で闘いを構築しよう
支部大会は、恒例により議長を照岡副支部長がつとめる中で進められ、最初に田中支部長から、「アメリカのILWU、韓国・民主労総との国際連帯という画期的な成果は、新たな情勢の中で起きたということだ。労働運動が困難な状況を乗り越えて闘う団結を取り戻そうとしている。4月の水野選挙、9月の中村選挙を闘った勢いでいすみ鉄道支部は全力で闘いを構築しよう」との力強いあいさつが行われた。
次に来賓として水野勝浦市議、中村御宿町議、本部・田中委員長があいさつを行った。とくに水野市議からは「合併が白紙に戻り新たな枠組みが動き出した。勝浦も御宿に合併の申し入れを行った。一方、国が自治体の面倒をみることができず、全国的に合併破綻状況になっている。今後も動労千葉とともに闘う」との決意が述べられた。
執行部より、経過報告、会計報告、03年度運動方針(案)、03年度予算(案)が提起された後、一括して質疑が行われた。質疑では、赤字を理由にして要員の補充を行わず、列車本数のと交番数の削減を計画している問題や、予備要員が1名しかいないため年休や病欠に対応できない状況に議論が集中し、今後いすみ鉄道との交渉を強化することなどが確認された。
方針案が採択された後、役員選出にうつり、新たに照岡新支部長を選出し全体で確認された。
最後に照岡新支部長の音頭で団結ガンバロー三唱でいすみ鉄道支部定期大会は成功裡に終了した。
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