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第32回定期大会第1日目報告

習志野電車区廃止絶対反対・組織拡大・国際連帯へ!

10月5日より動労千葉第32回定期大会がDC会館において2日間の日程で始まった。
 今大会は、有事関連3法が成立し、イラクへ自衛隊を派兵しようとする重大な情勢のなかで開催されている。
 また、03春闘のたたかいが、世界に紹介され、アメリカや韓国の労働組合との国際連帯をはじめ、一挙に世界にはばたく動労千葉として新たなたたかいが始まったなかで迎えている
 大会は君塚副委員長の開会あいさつで始まり、議長団に斉藤代議員(新小岩)、高橋代議員(館山)を選出。冒頭、田中委員長があいさつした(別掲)。
 続いて来賓の三里塚反対同盟北原事務局長、動労千葉弁護団 葉山弁護士、東京東部労組、動労水戸 国分委員長、新社会党千葉県本部 長南書記長、結柴杉並区議、動労千葉を支援する会 山本事務局長、OB会 白石会長、家族会 佐藤会長、そして動労千葉議員団より今年で船橋市議をおりた中江
さん、水野勝浦市議、中村御宿町議よりあいさつを受けた。
 水野市議は、「 春闘から連続して闘っていただき、心からお礼を申し上げる。勝浦市では、合併協議会が白紙に戻り、千葉ではこれをモデルケースにしようという声もあがっている」と報告。中村町議は、「皆さんのおかげで高位当選をかちとることができた。御宿も合併反対を、そして私も1047名の争議団として頑張っていきたい」と決意を述べた。
 また、三里塚反対同盟北原事務局長は、「動労千葉の国際連帯は、反戦平和のたたかいが労働運動の中にきちんと位置づいていることを示している。大きな展望が切り開かれることを確信している。」と10・12三里塚集会への結集を訴えた。、
  続いて執行部より経過報告、運動方針案が提起され、第1日目の議事を終了した。

 

田中委員長あいさつ要旨

 動労千葉の新しい世代の新執行体制に移って一期2年、2年間委員長をして感じたことは、組合員の協力で困難に真正面から立ち向かい団結を守り抜いてきたその素晴らしさです。国労、JR総連を見るとそれははっきりしている。
 敵の攻撃は労働者を団結させない、団結を解体すること。労働組合は闘うなかでしか団結を守ることは出来ない。団結でした力は、社会を変える力を持っている。
 この2年大きな前進をかちとった。02年、春闘の闘いで検修・構内外注化を千葉支社だけが阻止する、大きい勝利をかちとった。新保全体系でもそうだ。シニア制度という困難な闘いにも立ち向かった。
 03年は、より思いがけない成果をかちとった。3月27日からの四日間のストライキは労働組合の存在価値をかけた闘いであった。そして、世界から大きな評価を受けた。そして、代表をサンフランシスコに送ることになった。ILWUは、タフトハートレイ法に抗して、イラク反戦を掲げ、労働協約の改悪に反対して闘った。オークランド港ではイラク反戦の闘いを大弾圧に抗して闘った。サンフランシスコ労働者評議会の代表者会議では、国鉄闘争支援決議があげられた。
 韓国民主労総との交流も始まった。動労千葉の闘いが世界に通用することが証明された。
 勝浦、御宿選挙でも大きな成果をかちとった。
 9・11、3月20日のイラク開戦で歴史は一変した。グローバリズムは、戦争と貧困と大失業を巻き起こし、世界は大貧困ゲームになっている。その怒りの噴出として9・11がある。アメリカは、イラク占領でベトナムをはるかにこえる泥沼にはまりこんだ。史上空前の経常赤字で万能神話は崩壊している。戦争でしか解決できない。
 小泉は、イラク派兵、北朝鮮への侵略戦争へのレールが敷かれようとしている。戦争と大失業の根は一つ。第2次小泉内閣は、戦争遂行、改憲内閣である。動労千葉をとりまく状況は、1989年以来総評解散、連合結成以来の大再編情勢である。状況である。連合は瓦解し、全労連もだ。その中で陸・海・空港湾労組20団体の闘いがある。絶好のチャンスが到来している。
 国労大会は、闘争団の仲間へ3年間の組合員権停止の処分を行った。労働組合の精神を放棄した暴挙である。会社と革マルの結託体制が崩壊しようとしている。
 習志野電車区では廃止を前提に希望調査を開始しようとしたが止めさせた。ただちに闘いを開始し、打って一丸となって習志野廃止を阻止しよう。
三大方針を確認したい。
 第1は、国際連帯の闘いを発展させ、闘う新たな潮流の発展の年とすること。11・9集会へ総決起しよう。
 第2は、第2の分割・民営会攻撃を粉砕する。習志野電車区廃止攻撃粉砕、貨物の賃金の白紙的見直しを阻止しよう。
 第3は、東労組革マルを解体し、組織拡大をかちとろう。大失業と戦争の時代に闘う動労千葉を作り上げよう。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
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