home page 日刊動労千葉 前のページに戻る

No.

勝浦市議選三選勝利に向けて

「水野正美さんを励ます会」が開催される!

 3月9日勝浦市民会館会議室において、市議選三選勝利に向けて「水野正美さんを励ます会」が開催されました。この励ます会には、外房協議会を中心に、OB,市民の方々を交え60名を越える参加者が結集し盛大に行われました。

勝浦市議選の状況

 4月の市議選は、27日の投票日まで残すところあと一ヵ月半となっています。市議選に関しては、鉄道OBや保守系議員の後継者、有力新人候補の立候補の動きがあるなど、選挙戦必死の状況となっています。特に鉄道OBとの関係では、これまで支援してくれた鉄道関係者と票がぶつかるなど、きわめて厳しい闘いになることが想定されます。
 一方で労働者のおかれている現状は、賃下げ、首切り攻撃が激化し、生きる権利そのものが奪われようとしています。このことに踏まえて今次水野選挙闘争は、資本の一大攻勢と闘い、闘う労働組合の全国ネットワーク運動をすすめる動労千葉にとってもきわめて重要な闘いとなっています。

秋元新後援会会長のあいさつで開会

 励ます会は最初に前任の後援会会長中村貞雄さんから引継ぎ国鉄OBである秋元保正新後援会会長より、三選勝利に向けて全力でがんばろうと力強い挨拶で始まりました。引き続き動労千葉から田中委員長、9月には自身も三選にかける御宿町議の中村俊六郎さんから挨拶をうけて開会しました。

合併問題を中心に水野市議から市政報告

 つづいて水野市議から市政報告が行われました。報告の内容は主に、今、市民のなかで最も関心の深い1市5町の合併問題を中心に行われ、この合併についての問題点と水野市議の見解が明確に表明されました。この合併の問題点は、一言で言うならば国による市町村のリストラであります。本質は財政破綻を向かえた国が地方自治体への交付金を従来どおり交付できなくなり、企業が労働者を一時金の上乗せによってリストラするごとく、合併特例債という一時金を与えることによって、市町村が自らの努力により財政基盤を確立せよということなのです。しかし、合併特例債といってもただ国がくれるわけではなく、その使用目的まで箱物建設に特定されるなど制限されています。そしてその内実は借金であり、さらにその借金の3割は市町村が背負うことになるのです。このことを考えるならばこの合併特例法による合併は、夷隅郡市の枠組みのなかで500億円を越えるといわれる合併特例債に特定の建設にかかわる企業だけが群がり潤うという構図になることは火を見るより明らかです。そしてそのつけは結局住民が背負うのです。しかし、このような問題点があることは住民にはほとんど知らされていません。水野市議は、この1市5町の枠組みによる合併の是非は、市長・議会に委ねるのではなく、情報公開の上、住民投票で決めるよう訴えています。さらに従来から取り組んできた市民の声を行政に伝えるなど開かれた市政を目指すとともに、若者や高齢者が安心して暮らせる街づくりの実現に向けて全力を尽くすことを明らかにし報告を結びました。

討論により意思統一

 その後、水野市議と出席者の間で質疑応答の形式で討論が行われました。質問ではやはり合併の件が中心となり、活発な討論となりました。その他では今回の市議選の新人候補などの情勢についての質問があり、有力候補の出馬表明があるなど厳しい状況が報告されるなか出席者全体で認識し、前回に増してさらなる奮闘を確認しました。

励ましの言葉

 会の終わりに、中野常任顧問、OBの藤本剛さん、新選対委員長照岡清一さんから励ましの言葉をいただきました。そのなかで照岡さんからは、「ディフェンダーではなくチャレンジャーとして初心に帰り、勝浦市全域をくまなく走り回り"動労千葉ここにあり"という底力を見せよう」と出席者に力強く檄をとばし、三選の圧倒的勝利を誓いあいました。

盛大な拍手で激励

 最後に事務局から、当面する取り組みとして3月21日の事務所開きへの結集と、紹介者名簿の集中が提起され、水野市議を前にして出席者全員による盛大な拍手によって励ます会を大成功のうちに終了しました。

大失業と戦争の時代に通用する新しい世代の動労千葉を創りあげよう!
 
ページの先頭に
前のページに戻る