11・10全力で結集を
1047名闘争の勝利への新たなスタート!
10月27日、一〇四七名闘争勝利に向けて、「ストップ戦争と首切り第16回団結祭り」が亀戸中央公園で開催され、全国から一万名の仲間たちが結集した。
三争議団が登壇!
今年の団結祭りは一〇四七名闘争勝利に向けた新たなスタートラインというにふさわしいものとなった。始めて動労千葉争議団、国労闘争団、全動労争議団がそろって登壇し、固くスクラムを組んで闘いをよびかけたのである。
支援共闘会議の二瓶議長は、「今日、国労闘争団、全動労争議団、動労千葉争議団がそろって一〇四七の解雇撤回に向けて闘いを呼びかけることになったこれは画期的なことだ」と挨拶。そして決意表明では、闘う国労闘争団の内田共同代表、全動労争議団の渡部副団長、動労千葉争議団の中村さんが登壇し、大きな拍手と声援のなかで意気高らかに決意表明を行なった。
4党合意による一〇四七名闘争解体攻撃は最後的破たんした。闘う闘争団は、二年余にわたる攻防戦のなかで逆に不屈の決意ますます固め、そればかりか4党合意は、真の「一〇四七名陣形」を生みだしてしまった。これは、勝利に向けての新たな足場だ。国鉄分割・民営化攻撃の渦中で不当解雇された一〇四七名の決意はひとつだ。16年目にして闘いは新たなスタートラインについた。全力をあげて闘いぬき、勝利の扉をこじ開けよう。
米・韓国からも参加
また団結集会には、米港湾労働者支援共闘共同代表のスティーブ・ゼルツァーさん、韓国鉄道労組のイ・ジョンギュさん、サンミ特殊鋼労組のソン・チョルウォンさんが参加し熱い連帯の決意を表明した。
韓国では民営化攻撃に鉄道労組や発電労組などが断固としてストライキに起ちあがりっている。またアメリカでは西海岸一帯を組織する港湾倉庫労働組合が資本のロックアウト攻撃やブッシュ政権によるタフト・ハートレー法(労働基本権を停止する弾圧法)発動に抗して、全面的なアウトソーシングによめ労組解体攻撃やイラク侵略戦争に抗して、必死の闘いを貫いている。
新たな大弾圧!
一方で、新たな闘いの始まりに対する大反動攻撃が起きている。10月7日、闘争団をはじめ国労・支援の仲間たち8名が不当逮捕された。5・27国労臨大での代議員への説得行動を口実としたものだ。さらに28日、国労組合員2名逮捕され、弾圧は拡大している。
政府・与党が「反対派闘争団を除名せよ」と命令するという類例のない不当介入に、国労本部が唯々諾々と従う状況のなかで、それに対して説得活動をするのは当然の団結権の行使である。
大会という労働組合の意志決定の場に国家権力が介入し、一方の側を不当逮捕するなどというやり方は、これまで例のない団結権そのものへの大弾圧である。しかも、治安維持法時代の法律をもちだしてそれを適用したのだ。
これは、4党合意では一〇四七名闘争を潰すことができなかったこと、そして逆にこの闘いのなかから「一〇四七闘争陣形」が生まれたことへの大弾圧である。われわれは、この弾圧を満腔の怒りを込めて弾劾し、国労の仲間たちとともに、この攻撃を粉砕するために起ちあがる。勝利をこり手に!
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