11・10労働者集会へ!
勝ちとれ大結集!
11・10へ この一年間の闘いの全成果を労働者集会へ結集しよう
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今年で五回目となる全国労働者総決起集会が、一一月一○日、日比谷野外音楽堂で開催される。
われわれ動労千葉は、この全国労働者総決起集会の呼びかけ組合のひとつとして、全組合員の総結集を勝ちとらなければならない。
この一年間、われわれは昨年発足した新たな世代による執行部を確立してから、本格開始されたJR版大失業攻撃−二の分割・民営化攻撃である、東日本の 「ニューフロンティア二一」、貨物における「ニューチャレンジ二一」攻撃と全面的に対決し、日々勝利の展望を職場生産点からの組合員の総決起において、職場の力関係を塗り替える多大な成果を築いてきた。この職場からの決起こそが現在、日本の全労働者階級にかけられている大失業攻撃=リストラ−首切り−転籍−貸下げ攻撃との聞いの展望を導きだすものだ。今こそわれわれ動労千葉の闘いの真価を持って、日本労働運動の再生と新たな建設を標模し実践しなければならない時がきた。全ての労働者に聞いの全成果を訴えようではないか!
11・10へ 第二の分割・民営化攻撃−ニューフロンティアニ一」との本格決戦の闘い!
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われわれ動労千葉は、本年初頭から第二の分割・民営化攻撃の枢軸をなす、「シニア制度】と一体となった保守部門の外注化−検修部門の外注化攻撃に対して、検修職場の全組合員の決起を中心として、組織破壊攻撃粉砕と結合した、三カ月間決戦に突入し、JR当局による外注化の目論見を突き崩し、さらには新保全体系合理化という検修部門の考え方をも一変させてしまう合理化の思惑を粉砕してきた。そして現在いまも日々職場において勝利している。ここにこそ労働者階級の聞いの勝利の展望がある。聞えば勝てる! この基本原則がこんにちこれはどまでに光り輝くことはない。組合員相互を信頼し、ここに依拠して聞えば勝利の展望が導きだせることを示したことはあまりにも大きい。この勝利の展望を持って一一・一〇集会に結集しようではないか!
11・10へ 第二の分割・民営化攻撃−「ニューチャレンジニ一」 攻撃との本格決戦の闘い!
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貨物版第二の分割・民営化攻撃である「ニューチャレンジ二一」攻撃がいよいよ本格化してきた。この攻撃の根幹をなすものは、全面的な基地統廃合と賃金の白紙的見直しだ。
今年度から三年計画で進められようとしているこの攻撃は、貨物の労働者の権利を奪い、「分割・民営化」の矛盾を結局のところ貨物の労働者に全面転嫁させるものに他ならない。
JR貨物の職場を根底から、そのあり方すらくつがえそうとする攻撃を断じて許してはならない。「ニューチャレンジニ一」攻撃が現実化したとき、貨物の基地は半減され、大井〜稲沢間三七〇キロを一気に走るなどということが実際に起こりうるものだ。こうしたことの現実は、賃物の労働者の広域配転、極限的な労働強化、一切の限度が取り払われることを意味する。つまり労働条件も運転保安も無きに等しいものとなる。職場は奪われ、過酷な労働条件の下に資物の労働者を叩きこむ、「ニューチャレンジ二一」攻撃に断をくだす聞いに起とうではないか! この聞いが全国津々浦々で巻き起こったとき、分割・民営化体制そのものを突き動かす。このことをわれわれは強く訴えなければならない。
11・10へ 大失業攻撃との本格対決! 一○四七名闘争の勝利を! 運転保安闘争の真価をかけて集まろう! |
一一・一〇集会のメインスローガンとなっている、全労働者の団結で”という標語にすべての呼びかけが込められている。
今日の大失業攻撃の先鞭をなしたものとなった国鉄分割・民営化−一〇四七名闘争が重大な岐路にたっている。「四党合意」の破産と国労の団結崩壊・路線的変質、国出刀の名を投げ捨てJR連合との合流を策す動きなど、今日の混迷を深める国労中央の姿を如実に示している。しかしながら一〇四七名聞争こそ、現在の日本の全労働者階級にかけられてきている、大失業−リストラ−賃下げ−転籍−首切り攻撃の根底を根本から覆す質量をもった闘いであり、この間いの帰趨いかんによっては、日本労働運動の再生と新たな胎動を作りだせる力を持っている。資本による終身雇用制の解体攻撃に対し、一〇四七名聞争が、この国鉄闘争解体攻撃を粉砕して、倍する決起をつくり出したとき、時代が変わることは必至だ。今こそ、解雇撤回−原職奪還の原点に立ち返って聞いに邁進しよう。解雇撤回の聞いと職場生産点の聞いを結びつけ、われわれ動労千葉の聞いの基本中の基本的聞いである運転保安確立の聞いを結びつけた聞いの真価を示さなければならない。
11・10へ 闘いのエッセッンスをもって全ての労働者は結集しよう
一一・一〇労働者集会こそ、労働者階級が結集すべき闘いだ。日本労働運動の進べき未来を切り拓く、闘いのエッセンスをここに結集しよう
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