ウソとペテン!
7月21〜22日に開催された東労組千葉地本の大会で委員長に就任した小林克也は、総括答弁で次のように述べている。
国労体質、鉄労体質、そして特殊千葉労体質を乗り越えてきた。そういう15年だった。・・・・石も投げられ、竹竿で殴られもしました。だから千葉労は許せないんです。指を折られたり、頭を割られたりいろんな人がいます。そして当局とはベタベタやってたんです。会社幹部にもそういう話をします。当時の会社幹部が許してきたんじゃないか。私はそういうものを許さない。だから千葉労は絶対潰すつもりでいます。 |
ウソとペテンで塗り固め「動労千葉は絶対潰す」と叫びたてたのである。今東労組を牛じっているのは旧動労本部の革マル分子だが、われわれが旧動労と決別した頃からの経緯を経験している者であれば、誰ひとりとして知らない者はいないとおり、小林が述べていることはすべて自らがやったことだ。白を黒と言って平然としていられる精神そのものがまさに革マルそのものである。
「当局とベタベタやっていた」などというに至っては、もはや語るべき言葉もみつからない。当局のドレイになり下がった結果、いつまでベタベタ関係を続けられるのか、つねに戦々兢々として当局のことばかりを気にしてきた彼らにしてみれば、「永遠にベタベタしたい。革マルだからといって切り捨てないでほしい」という自らの切羽つまった思いを、激しい攻撃に立ち向かい、堂々と団結を守りぬいている動労千葉に逆恨み的にぶつける以外ないということなのであろう。
今こそ決別を!
「日刊」5537号でも述べたとおり、東労組地本大会は、新小岩支部の支部長や書記長による1000万円もの組合費使込み問題による支部解散という、驚くべき組織の腐敗状況に揺れた大会であった。
彼らは、「動労千葉は絶対潰す」などと、われわれに矛先を向けることによって、こうした自らの組織の底知れぬ危機から組合員の目を逸らそうとしているのだ。
その背景には、JR東日本が大塚体制になって以降の、いつ切り捨てられるとも知れない革マルの危機意識がある。だからこそ、当局の手先となって、新たな動労千葉破壊攻撃を開始しようというのだ。
われわれは小林克也の発言を断じて許さない。東労組を牛じる旧動労・革マルが一体何をやったのか事実をもって反論する。そして、組織をあげて東労組解体・組織拡大の闘いに起ちあがる決意である。
東労組の組合員に訴える。今こそ東労組から決別し、労働者らしく胸を張って闘おう。
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「石も投げられ、竹竿で殴られ・・・指を折られたり頭を割られたり」
小林克也よ、ふざけるな!数々の蛮行を働いたのはどっちだ! |
←動労千葉新小岩支部結成大会に襲いかかった旧動労・革マルオルグ団。枕木で庁舎の窓を破壊して突入しようとしている。1979.4.12
→津田沼支部結成大会を革マルの部隊が襲撃。破壊された正面玄関(上)とバールで壊されたドア(右下)。この日、支部長が頭蓋骨骨折の重傷を負った。1979.4.17
(左下)勝浦支部襲撃のオルグ団が持ち込んだ砕石。オルグ団が引き上げた列車の客室には、襲撃用の砕石が何百個と放置されていた。
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