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船乗りの誇りにかけて 平山 誠一さん (全日本海員組合)
私たち船員は、先の大戦(第二次世界大戦)では船員徴用令によって根こそぎ戦時動員され、6万2千人の戦没者を出しました。当時の軍人の死亡率を上回るものです。再びこの惨禍を繰り返してはならないという誓いを原点に労働組合を再建したのです。
しかし、有事法制−自衛隊法103条「従事命令」は、発動の対象として民間船員や航空パイロットをはじめ、交通、運輸関係等々の労働者を戦時動員するというものであり、かつての国家総動員法を想起させます。断じて認めるわけにはいきません。有事法制は羊の皮をかぶったオオカミ。しかし、労働者がノーと声をあげたら有事法制はできない。いまこそ、これまでの様々な平和を求める運動が従来の枠組みを超えて大きく連帯することが求められています。(『百万人署名運動通信』より) |
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4・19
20労組の集会(東京・日比谷公園)
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戦車や兵員を運ぶために働いているのではない 航空安全会議
私たちは戦車や兵員を運ぶために働いているのではない。私たちは被害者にも加害者にもならない。有事法制を必ず阻止しよう。 |
地方自治体からもNo!の声
東京都大田区・徳島県知事・長野県知事・高知県知事をはじめ地方議会で反対も多数! |
決してあきらめない 川田 悦子さん(血友病の子供を守る親の会)
薬害エイズで、子供たちは国の犯罪的行為で殺されました。殺されることも、殺すことも反対です。人は生まれながらにして平等です。だれからも支配されないし、支配してもいけません。自由に生きていくことが侵されるのが有事法制です。大事なことは“諦めないこと”です。(4・19日比谷公園での集会発言要旨) |
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知恵と勇気をもって闘おう 朴 慶南さん(作家)
日本は朝鮮を侵略し、朝鮮民族は大変な辛酸をなめました。今また、朝鮮をターゲットにして有事法制を作ろうとしています。「北朝鮮の脅威」といいますが、いつのまに日本が軍事国家として侵略してくるかと、恐いのは私たちです。不審船があるから有事法制と言うけれど不審船が何をしたというのか?むしろどうして発砲して撃沈したのか?ひるまずに知恵と勇気をもって闘わないととんでもないことになります。今がその時です。(『百万人署名運動通信』より |