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組織をあげた闘いの先頭にたつ

不当な強制配転・組織破壊攻撃に対する決意

 国鉄千葉動力車労働組合 組織部長 長 田 敏 之
 12月17日、千葉支社は、私たち対し、度重なる強制配転の事前通知を行なってきた。
 その内容は、幕張支部に所属する繁沢本部副委員長は京葉電車区に、本部組織部長の私には、習志野電車区への配転通知であった。この時期に幕張支部から2名出ている本部執行委員をそっくり配転するということは、明らかに露骨な組織破壊攻撃であると言わざるを得ない。この時期にというのは、JR東日本が東労組・革マルと結託し、第2の分割・民営化攻撃として焦点になっている、検修・構内外注化を強行するために、今でも動労千葉の組合員が組織の過半数を占める拠点職場である幕張電車区から組合役員を排除しようという意図が見え見えだからである。
 この配転攻撃がいかに不当で、でたらめなもであるという根拠を示すならば、この間、2回にわたって行なわれた配転通知の撤回を求める団体交渉場でも如実に現れている。そもそもこの攻撃は、12月ダイ改での仕業検査周期の延長に伴う要員削減攻撃の時点から画策されていて、幕張電車区では、8名の要員が削減され、6名が仕業・構内班から外されたがその内5名が動労千葉の組合員であり、その中に私が含まれていたのだ。
 団体交渉では、この配転における人選の根拠を明らかにするよう求めたが、支社からの回答は、まったく的を得ない回答に終始するという呆れたものだった。
 一回目の交渉では、人選するにあたって『現在けがをしている人と、仕業A長を除いて人選した』と答えながら、私はA長をやっていたと言うと返答に困り『休憩をとらせてください』といって退席するや、30分経過しても戻ってこず、そのまま1回目の交渉は流れてしまった。2日後に2回目の交渉を行なったが、今度は私に『習志野電車区では、中堅社員の層が薄いので仕業A長候補として行なってもらう』などと、とって付けたような回答を行なったのである。
 この回答にいたっても、候補という曖昧な言葉をつけて今後の処遇に確約をつけたものでは全くないものなのである。
 まさに、検修構内業務の外注化をめぐる攻撃は開始された。そもそも業務の全面的な外注化は、労働組合が毅然として反対し、闘いを貫いている状況の中では貫徹できようがない攻撃だ。
 私は、組織をあげ闘いの先頭に起つことを決意し、そしてその闘いの渦中で団結をさらに強化し、拡大することを断固表明します。


いすみ支部は団結を守り闘っていこう!

 12月13日、17時30分より大多喜町あすなろにおいて来賓組合員多数の結集で、いすみ支部「第15回定期大会」が開催されました。
 大会は、山口副支部長の司会進行で始まり、そのまま議長に選出され、議事が進行されました。田中支部長の「いすみ鉄道では、シニア制度はまだ導入されていませんが、支社からは導入要求があると聞いています、いすみ支部としてもシニア制度を重大な問題として受け止めています。全国の労働者は動労千葉の闘いに注目しています。物販も重要ですので協力お願いします。」の挨拶のあと、来賓の田中委員長、中村書記長、水野勝浦市議、中村御宿町議からあいさつをうけました。
 活発な質疑応答の後、運動方針・予算・を満場一致で採択し、新執行部を選出し、大成功のうちに閉会しました。
 大会終了後、つづけて2月に退職した峯島さんの送別会にうつり、にぎやかな中親交をふかめ、峯島さんを全員であたたかく送り出しました。