DC通信No.196 2014/2/26 |
えっ! 5 時間以上も列車が来ない!? 3本の列車に車掌が戻ったのに… これまで私たちは久留里線の乗務員だけでの運転(ワンマン運転)中止を求めてきました。 地域の皆さんのご協力のおかげで、この3月ダイヤ改正で3本の列車を運転士と車掌での運転(ツーマン運転)に戻すことができました。 通勤・通学の足にも影響が! いま、平山駅から上総松丘駅まで小学校に通っている生徒さん達がいますが、学校の都合で早く終わっても、体調を崩し早退して早く帰ろうとしても、5時間以上列車が来ないのです。これでは上総亀山駅、上総松丘駅、平山駅から木更津方面の通院も難しくなり、通勤、通学の足を奪うことにもなってしまいます。 豊かな観光資源も活かせない! 亀山温泉付近は、豊かな自然に恵まれていることからホテルやペンションがあり、休日には久留里線を利用して列車の旅を楽しむことができます。しかし、列車が減らされれば、利用したくてもできなくなります。観光への影響は計りしれません。JRはハイキングなどイベントのあるときには「亀山まで延長運転」をすることにしていますが、毎日の時刻表に列車がなければ利用者は離れてしまうのではないでしょうか? 交通手段を奪うなんてそりゃあんまりだ! 久留里駅から上総亀山駅までは、路線バスは走っていません。君津市が運営する「きみぴょん号」という地域を支えるタクシーは台数が少なく予約制となっています。タクシーを利用したらあまりにも高くなってしまいます。こうした中では、久留里線の運転があるかないかは大きなものだと思います。 |