DC通信No.1673 2012/10/25
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韓国・民主労総

鉄道労組 10.27ゼネストへの連帯メッセージ

日本の鉄道、JR内の労働組合である国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)です。
10.27鉄道民営化阻止警告ストライキをはじめとする鉄道民営化阻止のためのストライキ闘争を力強く展開される鉄道労組の組合員の皆さんに熱い支持、連帯の挨拶を送ります。
政権末期のイミョンバク政権が、公共部門の民営化を取り返すことができない地点まで推し進めようとしていることに対して、労働者階級全体の力でこれを粉砕しなければなりません。私たち動労千葉は皆さんの闘争を断固支持して連体し、最後まで共に闘います。
日本においては、新自由主義の攻撃は1980年代の国鉄分割・民営化がその出発点になりました。その後30年間の新自由主義政策の自由な展開が2,000万人の労働者が非正規職につき落とされるという悲惨な事態をもたらしました。このかん動労千葉は国鉄分割・民営化絶対反対の立場を堅持して闘い続けてきました。
動労千葉は去る10月1日から5日まで、第2の分割・民営化と言うべきJRの全面外注化阻止、非正規職撤廃、偽装請負弾劾のストライキ闘争を貫徹しました。10.1外注化は強行されましたが、この闘争は私たち動労千葉の組合員の団結をより強化し、近い将来かならず外注化体制を粉砕するための新たな闘争の出発点を作り出しました。この闘争にあたり、9月27日に民主労総ソウル地域本部がわたしたち動労千葉の外注化阻止ストライキ闘争に対して支持連帯する記者会見を日本大使館前で開いて連帯してくれました。この記者会見闘争に鉄道労組のパクテマン首席副委員長が参加して連帯してくださったことに心底から感謝いたします。
全世界で世界大恐慌による資本主義の危機が深まる中、公共部門の民営化、外注化、構造調整による大量解雇などに対して闘うことが全世界の労働者階級が生きて行くための共通の課題となっています。
今後も国際連帯の力で共に闘って行くことを約束して連帯の挨拶といたします。

2012年10月25日
国鉄千葉動力車労働組合 委員長 田中康宏


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