DC通信No.145
 2010/02/13
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 解雇撤回! 外注化阻止!
 2010年労働者闘争、勝利で切り開いていきましょう!

2010年2月13日  
全国民主労働組合総連盟 ソウル地域本部  

 国鉄1047名解雇撤回と検修・構内業務外注化阻止、反合理化・運転保安確保に向けた2・13全国労働者総決起集会に参加された、動労千葉をはじめとする闘う労働者の皆さんに熱い連帯のご挨拶を送ります。トゥジェン!!
 動労千葉の「闘争宣言」から始まった同志たちの今回の大闘争は、23年前の闘いの歴史と精神を継承する闘いであり、労働者の未来を切り開く、新たな闘いとなるでしょう。誰よりも韓国の同志たちが、皆さんの闘いを見守り、連帯の意志を打ち固めているという事実を忘れないでください。
 資本は、資本主義の危機の責任を「解雇」という名で労働者に転嫁しています。労働者にとって死亡宣告ともいえる、あらゆる形態の解雇を禁止するためにも、これまでに強行された不当な解雇は、当然にも撤回されなければなりません。国鉄1047名解雇撤回闘争がその中心にあります。また、資本は費用節減の名のもと、無分別かつ一方的な「外注化」を推進しています。外注化は間接雇用を拡大し、労働者の雇用不安と労働条件の低下、人員削減はもとより、労働組合を破壊します。さらに、公共サービスの質を低下させ、民衆の安全を脅かします。今すぐ外注化策動を中止させなければなりません。同志たちの検修・構内業務外注化阻止闘争こそまさにその中心にあります。
 民主党−連合の連合勢力が労働者民衆の代案たりえないのであれば、まさに代案は労働者民衆、われわれ自身です。解雇・私有化(民営化)・外注化・合理化とに要約される労働組合破壊、労働者の生存権抹殺攻撃に対し、2010年、熱い春を準備しましょう。再び敗北することのない労働者の闘いの新たな歴史を切り開きましょう。労働者は一つだ! この言葉を忘れないようにしましょう。正規職・非正規職・派遣労働者の別なく団結し、闘ってゆかねばなりません。日韓労働者の連帯闘争、世界の労働者の連帯闘争は、言うまでもなく重要です。
 今、韓国でも鉄道労組や全教組、公務員労組に対する労組弾圧が激しく強行されています。労組法の改悪で労働組合運動を徹底的に無力化しようとしています。ですが、これに対する労働者の怒りに満ちた反撃も、一寸先がどうなるかもわからないほど躍動的な状況です。2010年春、ゼネスト・総力闘争はすでに不可避です。同志たちとともに熱い春をつくって行きます。次回のメッセージでは、感動と勝利のあいさつを交わしましょう。労働解放!


●韓国から
大韓民国全国鉄道労働組合ソウル地方本部 他 PDF
韓国釜山地下鉄労働者

●米国から  運輸労働者連帯委員会 他 PDF

●フィリピン労働党から
2・13行動を断固支持します。
日本の労働者の戦闘性が、総力決起の中に実現されることを切に希望します。
ベンジャミン・ベラスコ



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