ライフサイクルの深度化反対ビラNO.59
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!
2006年10月5日に突如会社から提案があった「ライフサイクルの深度化」も今回2月で3度目(24人)を迎える。ライフサイクル提案は、余りにも矛盾だらけでデタラメ極まりないものだ。「輸送のプロをつくる」などと言い、取ってつけた理由も、現場では誰ひとりとして信じる者などいない。要するに駅の欠員を運転士のタライ回しで埋めよういうだけのことだ。それを会社と東労組が手を結び、もっともらしく「ライフサイクル」などと称して現場に強制しようとしただけのことなのだ。だからこそ現場は「こんなことで生活が破壊されてたまるものか!」「労働者は将棋の駒じゃない!」と怒りの声をあげたのである。
この間も明らかにしてきたとおり、そもそもこれは、01年時点で東労組の側から会社に逆提案していたものだ。はじめから会社と東労組との間で、「組合から提案したという形をとって怒りの声を抑え込んで実施しよう」と話ができていたものだった。2001年に東労組が出した「生活*組織ビジョン」を組合員の前に明らかにするべきだ。だから東労組は、はじめから「白紙撤回はできない」
「よりよいライフサイクルを」などと言い続けたのである。東労組は今回の制度が組合員に有利な事だったら自慢しようと協約を結んでいない組合とは対象にするな!と会社に言うところだが、今回はシニア制度と違い対象者が3年経っても組織内から反対の声が消えない事に恐怖し法的にも認められない事を会社と結託して強行したのである。そもそもライフサイクルや外注化等は労働組合が認めなければ絶対にできなかったことである。だから絶対認めてはならない性格の攻撃なのだ。浦和事件なるものに時間と膨大な組合費を注ぎ込むなら平成採全員が反対しているライフサイクルを白紙撤回したら良いのだ!我々は1人の組合員の為にストライキで闘う。「絶対許せない!」と声をあげている仲間が配転されて黙っていることなどできない。ライフサイクル制度を廃止に追い込むまで我々は闘い続ける。又、幕張支部の支部3役が昨年10月より副支部長・書記長と今回2月1日付けで2人目の副支部長が強制配転される。これは明らかに検修・構内外注化を反対している幕張支部の弱体化を狙った組織破壊攻撃で「不当労働行為」である。検修職場で働く平成採の社員は後、30年以上勤めるが、今のままでは強制出向→「転籍」は免れない!以上の会社からの理不尽な攻撃に対し職場の中は今どうなのか?自分達には関係ないという先輩方が多数を占めていないか。スト破りを止めて共に反対し闘いを開始しよう!!
2010年1月28日
国鉄千葉動力車労働組合銚子支部
ライフサイクルの深度化反対ビラNO.58
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!
第3次ライフサイクルで駅に強制配転される平成採の運転士の選別が近づいてきた。12日の団交で会社は労働協約を結んでいない我々の組合の平成採運転士にも「任用の基準」で駅に異動は出来ると話していた。今まで会社が駅のホーム要員を養成してきなかった事で起きている現実を何故、若い社員が尻拭いしなければいけないのか。良く考えて欲しい。会社は第1次6名、第2次8名の元運転士達は今、このまま駅に居ても良いと言っている社員もいると豪語していた。昨年7月号のJR千葉ファミリーの掲載された駅に配転された運転士の写真とコメントは支社の広報が本人の許可なく撮影したり、記載されている記事の内容は2月に研修センター入所時の心構えを書いた文章が載っていただけで、駅に配転されてからのコメントでは無いのだ!第3次以降続く制度を美化する為には捏造も何もお構いなしでやっているのが今のJR東日本なのだ。それを擁護したり逆提案して組合員が誰も本気で行きたく無い駅に平気で行かせているのが東労組革マルを中心にした役員なのだ。組合の活動や軌跡を見たら一目了然なのはJRで働く者なら誰でも判っている。だけど東労組組合員もおかしい事はおかしいと自己主張する場が無いのも事実である。東労組は昨年開催された八ヶ岳での政策フォーラムでも「覚書」の履行を推進しようでガス抜きに終わってしまっている。組合員に不利益と判っていて協約を結んでいる動労千葉以外の組合に所属している平成採の運転士は協約上了解している事になってしまっている。我々動労千葉は団交での会社側の理不尽な対応を絶対許さない。15日以降に駅への強制配転者に各現場長等が打診していると情報が流された!銚子運転区1名千葉運転区3名蘇我・京葉派出3名・習志野運輸区3名の合計10名の名前が会社側から意図的に流された。10名の中に動労千葉の組合員が入っているというではないか!労働協約も結んでいないし、本人の希望も無視したこんな強制配転は本末転倒である。我々は絶対強制配転を阻止し一人の組合員を守る為に全組合員が総決起する。組合とは組合員の為の組合と役員の為の大きく分けたら2つに分けられる。どちらが現場で働く労働者の為になるのか真剣に考えて欲しい。我々はこの間「反合理化・運転保安闘争確立」「強制配転絶対阻止」の旗の下に結集し闘いを開始する。職場で苦悩している平成採の仲間の皆さん、共に闘いを開始しましょう!今のままでは何も変わりません!このままでは検修・構内外注化等、更に会社は攻撃を強めてきます。
2010年1月19日
国鉄千葉動力車労働組合銚子支部
ライフサイクルの深度化反対ビラNO.57
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!
1月12日、我々は「ライフサイクルの深度化」に関する申し入れを千葉支社に行い、団体交渉が開催された。組合側からは本部役員3名と各支部代表者と平成採の運転士3名で千葉支社団交室にて10時から臨んだ! 会社側の回答は動労千葉申5号で申し入れた。@「ライフサイクルの深度化施策を撤廃するとともに、第3次異動を中止する事」回答は、本施策の目的は、鉄道運行部門全体のレベルの向上を図り、お客様の視点に立脚したサービスを行う、運輸業全般に習熟した人材を育成していく必要性があり、従来の運転士までのライフサイクルに加え、駅のホーム業務等の駅輸送業務等を経験することによって、運輸(駅・車掌・運転士・駅)に関するすべての業務を熟知し、他職と連携して安全安定輸送の維持向上とお客様サービスの向上に貢献できる「運輸のプロ」を養成することとなる。なお、本施策を撤回する考えはない。
A「覚書」=労働協約を凍結していない動労千葉に所属する組合員については「ライフサイクルの深度化」による運転士から駅への異動対象としない事。
回答は、本施策に伴う異動は「任用の基準」に則り実施しているところである。
会社は労働協約と就業規則は労働協約の方が効力は上位である。と回答しておきながら協約を結んでいない我々にはライフサイクルの異動は出来ない筈だが昨年東労組が協定を結んでいない組合も対象にしないと平成採の組合員が動労千葉に加入してしまうと会社に泣きつき、会社は筋が通らない理屈も何も無い「任用の基準」論を言っているだけである。2001年のシニア制度の時、会社は動労千葉と協定を結んでいなかったからと我々の組合員を対象外とした筈である。昨年は1月22日に事前通知が強行された。第1次で6人、第2次で8人の14名が現在駅に出されている。会社は第3次の異動人数は当初の予定人数を考えていると答えている(14名から15名)千葉駅のホーム要員の標準数は39名
津田沼駅21名、西船橋駅10名、船橋駅7名、錦糸町駅7名・木更津駅3名、大網駅3名、千葉支社全体の輸送職標準数は156名で現在は191名である。
東労組役員が組合員に説明している3年で帰れる話は、会社は3年が原則であるが4年5年と色々な事が想定されると言っている。2割から4割は駅に残る話も消滅はしていなかったのである。我々は会社に対して組合員が駅に強制配転された場合は徹底的に闘い、労働者の権利を最大限行使しストライキに起つ!と宣言して団交室を後にした。3名の組合員を守る為に1・22集会に決起する。
2010年1月12日
国鉄千葉動力車労働組合銚子支部
ライフサイクルの深度化反対ビラNO.56
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!
JR東日本の年末手当が昨年より0.16ヵ月少ない3.06ヵ月という低額回答で11月19日、東労組が裏切り妥決して決まってしまった。東労組は要求額で3.4ヶ月を毎年要求して今回も同額を要求していたにも関わらず過去最低の金額で妥結した行為は現場の要求等無視した許せない行為である。ある東労組役員は今回の交渉は11度の交渉を開催して臨んだが、会社の対応は厳しく3ヵ月出れば良いと思っていたと内部では発言しているようである。JR東日本は昨年まで過去最高の増収益を上げていた筈である。回答書の中に書いてある運輸収入の厳しい落ち込みによる営業利益が327億円減収となったと会社は低額回答を強行した。貨物会社に至っては1.575ヵ月という超低額回答を日貨労の裏切り妥決で強行された。日貨労はJR総連傘下の組合で東労組と同様現場の労働者の声を抹殺し、一部役員の自分達さえ良ければ良い、の考えは職場の怒りの声で弾劾しなければならない。労働者の仮面を被り会社に忠誠を誓い会社の救済者となった東労組革マルを断じて許してはならない。今年はベア0から始まり夏季手当の減額と年末手当の減額で平均8万円の減収となった。今回の金額に対しては第一組合がちゃんと会社に組合員の気持ちを真剣に訴えてストライキも辞さず闘えば希望額を獲得出来る筈である。昨年末に成田支部情報で要求額(3.4)より低い回答(3.22)にも関わらず「厳しい景気後退の中、組合員の団結で大きな成果を勝ち取る!」「本部交渉団の皆さん感謝します」と組合掲示板に貼り出された。要求額より低い回答なのに!こんな考えは革マル的発想で役員が一番偉いんだと、だから役員の言う事を組合員は良くも悪くも指示通りにしていたらいいんだ。と言っているのと同じである。こんな組合には幾ら役員が変わっても組合員の利益は守れない。我々、動労千葉は組合員の為の組合と組合員一人ひとりが本気で思っている。現場第一主義と本部に総ての権利が集中して一部セクトの思惑で動いている組合とは気持ちの持ち方が根底から違う!ライフサイクルに関しても相変わらず「ガス抜き的な行為」で青年労働者を幻想の世界に引き込んでいる。会社と本部を批判をしているが本気で闘う気持ちが無いことは時間が経てば判る筈である。今の組合に所属していては、年末・年始に掛けて選別される。会社に来る度に「区長用事」の札が掛って無いか不安な毎日を過ごすか、動労千葉に結集して何でも言える職場の仲間を創るか勇気ある青年労働者の決起を我々は大歓迎する。共に明るい未来を築こう
2009年11月23日
国鉄千葉動力車労働組合銚子支部
ライフサイクルの深度化反対ビラNO.55
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!
10月一杯で個人面談が終了した。来年2月、若者の誰一人として行きたくもない駅への希望調書を助役が半分恫喝まがいで第3希望まで強引に書かせた様だ。「ライフサイクルの深度化」を締結している組合に所属している若者は組合が組合員を守ってくれないから仕方なく「3年で必ず帰れる」と言っている組合役員の言葉を信じて面談に臨んだようである。希望個所はA級地(15%)錦糸町駅やB級地だけどポイントが無い船橋駅・通過列車が多い津田沼駅の順番が多いようだ。我々、動労千葉にも平成採の運転士3名と検修職場に3名が所属しているが組合員が望んでいないライフサイクル制度は2006年10月5日提案当初から反対している。妥決している組合に所属している運転士は、このままでは年末年始にかけて差別・選別が行われようとしているのだ。平成採の運転士は職場や詰所・便乗などで話をすると皆、素直で純粋な優しい気持ちを持った若者が多い。どの運転士も駅には本音では行きたくないと言っているのに、一部東労組役員の保身の為に多くの若者が犠牲にならなければならないのか憤りが止まない。若者は、自分達は「ゆとり教育」で育ったから等、目の前の現実逃避した発言も過去に話していたと聞くが、若者は学生の頃は新自由主義の「勝てば官軍的発想」で、何にでも競争社会の荒波にのみ込まれ、何でも話せる親友が少ないのが特徴である。それが社会人になっても続き、同期の仲間でも会社から意図的に操られ小集団や業研などで差を付け主任試験等でも現場長の力を保持する為に選別され、形だけの仲間にしか見えないと思うのは周りで見ていると良く判る。動労千葉は1987年の国鉄分割・民営化の時に3人に1人の首切りだと言われた時でも仲間を信じて支部長を先頭に2派のストライキを貫徹した。当時のJR総連革マルは当初、民営化反対と叫んでいたが、敵の攻撃に敵わないと思ったのか一転裏切り妥決し、この間の動労千葉の日刊に出ている内容の事を行った。(動労千葉HP参照)ユニオンは動労千葉や国労がいるから、2つの組合が無くなったら総連に行こうと、ずるい姑息な考えを持っていた。国労は分割・民営化反対署名を5,000万筆集めたら解決すると協会系役員等は本気で話していた。我々は船橋事故・幕張事故等で、事故の責任は運転士には無いと鮮明に表明し、一人の首切りを許さない闘いを闘い勝利して組合員を守った。職場で駅の事や他の事など、何でも我々に相談をしに来て欲しい。最良の結果になる様に努力は惜しまない。まだ遅くない、共に闘いを開始しよう。
2009年11月16日
国鉄千葉動力車労働組合銚子支部
ライフサイクルの深度化反対ビラNO.54
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!
10月1日動労千葉は2人の組合員の会社の理不尽な対応による強制配転が強行された事でストライキに決起した。事の発端は幕張車両センター鴨川派出での慢性的な要員不足による検査係の補充に始まった。2人の組合員は夏に実施された面談で、退職まで現箇所で希望しますと言って、会社側は57歳なので異動はありませんとハッキリ明言していたにも関わらず強行した。幕張支部はこの間、平成採3名国労から1名の組織拡大を実現し現在も組織拡大が進行している事に会社は恐怖し今回の強制配転を強行したのだ。1日幕張では支社や習志野運輸区・千葉転の指導員を中心にスト破りが行われた。幕張車両センター所属の社員では国労5名ユニオン1名が休日勤務でスト破りが行われた模様である。
10月2日以降は幕張支部役員に支社の対策員が勤務時間中、張り付いて監視活動が行われている。今後も何があろうと我々は組合員の会社側からの理不尽な対応等が予想される場合は全組合員が結集してストライキ等に臨む!
第3回ライフサイクルの深度化の選別が10月に入って「個人面談」と称して行われる。今回も平成採運転士だけ駅の希望を第1から第3希望まで聞かれる筈だ。千葉支社ではここ数年助役試験の合格率が上がった様に思う。平成採の運転士は劣悪な環境の駅に誰一人として本音で行きたいと思う運転士は居ない筈だ。だが助役試験が受かったからと安心は出来ない。今、駅の助役の早期退職希望者が多く、会社は駅に配転して助役発令もおおいに有り得る。東労組は9月19日千葉県労働者福祉センターに於いて「千葉地本政策フォーラム」を開催し、成田支部から2件の議案が出て銚子運転区分会から「ライフサイクルの深度化について」が出された。ライフサイクル問題は残念だが今の状態では、昨年裏切り妥結した東労組本部には議論の余地が無い。現在10月1日から銚子運転区では209系の電車が導入されたが指導員は机上の作業で忙しく初列車と数本位しか添乗が出来ない状態である。総武本線にATS−Pが10月4日から施行されるが、やはり初列車のみ添乗だと言う。銚子の管理者は労務政策に奔走して本来の業務より平成採への小集団・業研などに目を光らせている。こんな警戒添乗もしない管理者が指定職になるのだから、まったく本末転倒である。東労組の旅行も昨年までは管理者が皆一緒の部屋だったが、今年からは各部屋の一人以上管理者が同室になるらしい。認めた組合も組合だが会社がそこまでやる事に反発も出来なくなってしまったのか残念である。自力・自闘・連帯
2009年10月3日
国鉄千葉動力車労働組合銚子支部
ライフサイクルの深度化反対ビラNO.53
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!
09春闘の要求内容で3月16日、本社・千葉支社との最終交渉が行われた。本社との新賃金交渉は、「経営悪化」を理由とした貸金抑制の言だけに終始した。業務外注化やライフサイクル配転の中止、レール破断に対する抜本的な安全対策の実施等、運転保安に関する要求の実現や、不当労働行為の中止を求めたが、回答は何ひとつ前進のないものだった。下り勾配での速度違反が強制され続けてきた問題では、速度制限標識の設置や運転時分の見直し等、当然の要求を行なったが、これもゼロ回答であった。一体何を考えでいるのか。運転している者にとっては、数十箇所もある下り勾配について、一体どこから始まり、どこで終わるのかもはっきりしないまま運転させられているのだ。速度制限標識の設置などは、当然すぎるぐらい当然の事ではないのか。我々は闇雲に難題を会社に求めているのでは無い!他労組が会社に対し口だけで何もやらない現状を打破しない限り現実は変わらない!我々のスト行路を乗り、スト破りを行って平気でスト後も何食わぬ顔で平気で居られる神経が我々には理解出来ない!!
平成採の運転士は、まだストライキの意義や内容が把握出来ないのは仕方が無いかも知れないが、中には昭和採の運転士がいるから、益々会社は頭に上るのである。本末転倒だ!千葉運転区などは職場の不満が爆発し休勤拒否が続発、乗務員の手配がつかないからと蘇我運輸区や習志野運輸区の運転士に変形行路で千葉運転区の行路を乗せる対応が行われた。今年のベアはJR西日本が100円、後は東日本を含め許せない事に「ゼロ」である。東日本は夏季一時金も一緒に提案してきた。昨年は2・9ヶ月だったのが今回は2・85ヶ月+55歳以上2万円加算である。東労組は今回ベア6,000円夏季一時金3・15ヶ月を要求した。また昨年、年末手当の時にN支部情報紙の様に要求額より下なのに「我々の成果だ!」「本部役員に感謝しよう」と情報紙が出そうである。こんな考えは革マル的考えそのものである。結局「赤字」であろうが「黒字」であろうが、賃金を抑制し労働者へ犠牲を転化し続けている。取水問題や汚水垂れ流し問題でも責任は誰が取ると言うのだ。会社は昨年一部組合大会での発言で「会社は是々非々で対応する」と言っている。今回の件で自分達に責任が向けられると曖昧にし、減給と戒告だけの対応では世間にも呆れられる。今後、会社が狙って来るのは、検修・構内・保線・電力・信通・駅・車掌等、あらゆる業務の外注化だ。あらゆる業務を非正規職の超低賃金労働者に置き換え、使い捨てていくことだ。
2009年3月27日
国鉄千葉動力車労働組合銚子支部
ライフサイクルの深度化反対ビラNO.52
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!
春闘情勢は、底が抜けたような資本主義の総崩れ状況。巨額の財政出動等によって危機の劇的な爆発を必死に抑え込もうとしているが、現在の大恐慌は未だ始ったばかり、派遣法が切れる3月は首切りと賃下げの嵐が本格的に始まる。
@09年版、経営労働政策委員会答申
※「雇用確保が最重要課題」の表現は直前に書き換えられた。「労使一丸で難局を乗り越え、・・・」「労使が相手の立場を尊重し、・・・」というペテンのもとに、徹底した首切りと賃下げを労働者に強制する内容。
※労使セミナーで経団連御手洗会長は、「雇用を守る為に」と称してワークシェアリング論を提起。連合と協議に入る。全くの茶番劇で労働者を騙す。
A連合は8年ぶりのベア要求。しかしトヨタの賃金カットは労使合意の上で発表。電機連合中村委員長は「多様な働きを求めている人は大勢おり、労使としても尊重すべき」「国際競争に負ける」製造業への派遣禁止論に反対を表明した。(1・9労使フォーラム)まさに資本の手先と化した。連合は1999年―2004年の派遣法改悪(派遣の原則全面解禁)の時に、同様の主張を容認し、その結果が現在の労働者の置かれた現状になっている。
B全労連(日共)−「総選挙勝利を党史に刻む年」方針は完全に選挙だけ。
「ルールある資本主義」「新しい世界秩序」等、資本主義を前提に考えている。日本共産党は、もはや労働者の党では無くなった。
我々、動労千葉は、09春闘要求で、@38,000円の大幅賃上げ及び、昇進制度の抜本的改善を始めとした制度改善要求、A業務外注化、ライフサイクル制度白紙撤廃、要員確保を中心とした基本要求、B反合・運転保安の確立を求め、JR東日本・本社や千葉支社とストライキを配置して団体交渉を展開し要求の実現をめざします。09春闘は本線運転士を中心に3月13日から19日のゾーンを春闘第一波闘争として位置づけ、闘いを展開します。連合は3月17日から19日を「集中回答ゾーン」に設定しており、JR的にも14日ダイ改が予定され、運転保安要求をめぐる交渉が焦点になります。青年労働者も、現状を打開しない事には40歳まで駅に必ず強制的配転されます。未だ、3年で帰れると叫んでる輩が職場に居る様ですが、自分達は対象外だからと無責任な発言は慎むべきです。我々は、要求が前進しない場合は17日の泊まり勤務の運転士から09春闘に決起します。スト破り等しないで共に決起し、共に撤回実現をめざそう。
2009年3月13日
国鉄千葉動力車労働組合銚子支部
ライフサイクルの深度化反対ビラNO.51
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!
現在、千葉支社は、全乗務員(運転士・車掌)に対して「個人の携帯電話の取扱を徹底したい」と現場に通達を出した。内容は「勤務時間外の時間、超金で整理」「書面を渡すのでは無く口頭で行う」「区長か副区長が対応する」中身は@携帯電話を持っていますか?A過去の保管箇所は聞きませんが今後保管場所は電源を切って貸与された鞄に入れて下さい。違反者が出た場合はロッカーに保管して貰いますB支社の課員や現場管理者が添乗した時に強制は出来ませんが鞄の中を見せて貰う場合があります。と話している。2005年6月7日、千葉運転区で平成採の運転士の仲間が懲戒解雇された時は、彼はまだ25歳で結婚したばかりだった。例えどんな理由であろうと懲戒解雇は許せない!
その後、彼はJR関連企業に再就職したが、「携帯解雇」は常に付きまとい再就職した職場も辞めざるを得なかったようだ。彼は長い間、乗務停止処分を受け、日勤勤務中にいきなり解雇されてしまった。同じ職場の若い仲間の運転士が、処分が出てからカンパや署名などを行っていたが、会社は1回出した処分を撤回する事はメンツにかけてもしない。そんな事は役員なら判っていた筈だ。
東労組役員は解雇の翌日に職場集会を開いたが、そこでの役員が言った言葉は、「仕方がない、乗務中の携帯電話使用では勝負にならない」だったと言う。当初から会社に抗議の声も挙げられず、当該組合員を守ろうとする姿勢は皆無であった。こんな悔しい思いは二度と絶対繰り返してはならない。我々、動労千葉は、船橋事故や幕張列車衝突脱線事故の時のように処分が出る前から行動を展開し、不当処分粉砕集会等開催して会社に対し断固として当該組合員の立場に立ちきってストライキも辞さず対峙して闘い、組合員を守ってきた。携帯電話の履歴の強要や鞄の中身を強制的に開けさせる事は、パワーハラスメントや「個人情報の有用性に配慮しながら、個人の権利利益を保護することを目的」にした2005年4月1日施行された「個人情報保護法」に抵触する。警察が、例外として本人から同意を得なくても、本人以外の者に個人情報を提供することができる場合は、「人の生命、身体又は財産の保護に必要な場合」に関する例外、又は「振り込め詐欺等法令に基づく場合」に関する例外等に該当する場合以外は提供出来ないのを百も承知で管理者達は個人に対し攻撃をしかけるつもりなのか。今こそ東労組と決別しよう。たとえ茨の道かも知れない。でも胸を張って進もう。誇りを忘れた労働者は奴隷と同じだ。共に闘いを開始しよう。
2009年3月8日
国鉄千葉動力車労働組合銚子支部 |