DC通信No.135 09/02/05
銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.46-50
DC通信目次 

ライフサイクルの深度化反対ビラNO.50
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 我々は、09春闘要求で、@38,000円の大幅賃上げ及び、昇進制度の抜本的改善を始めとした制度改善要求、A業務外注化、ライフサイクル制度の白紙撤廃、要員確保を中心とした要求、B反合・運転保安確立を求めて09春闘は本線運転士を中心に3月13日から19日のゾーンを春闘第一波闘争として位置づけ、ストライキを配置して要求の実現をめざし闘いを開始する。09春闘を全世界で満ち溢れている怒りの声に火を付け、日本における労働運動の荒々しい復権の時代が到来し、闘いの炎は全世界で燃え上がり、ゼネストが必要な情勢が到来した。大恐慌への突入という情勢が、派遣・非正規労働者への膨大な首切り攻撃となって進行し、労働者の意識は、巨大な規模で変化しはじめている。巷では怒りの声は満ち、誰もが心の中では「生きさせろ」「ストライキが必要だ!」と叫びながら現場労働者は起ち上がろうとしている。その一方で、連合や全労連の支配で、更なる屈服の下、「そんな事は無理だよ」という絶望に突き落とされている。我々は「できる!団結すれば絶対できる」という声を全国・全世界に蠢かせる。今春闘の闘いは、闘って労働者が社会の主人公に躍り出るか。何もしないで「敵に屈服」するかしか選択は無い。平成採の運転士全員が反対した制度を我々は全労働者が団結して反対したら白紙撤回に出来ると内外に訴えている。今回4人の運転士を出した職場で、標準数割れした職場の区長は「予備などいらない」「標準数など関係ない」などと妥結した組合役員に回答した模様だ。標準数の数字さえ会社に都合よくギリギリの数字なのに、自分達(会社)が決めた事さえ否定する、本末転倒である。だが組合員を守る立場の役員が会社に同調し会社の対応を擁護する言動を取っている現状では、明るい未来など望めない。このまま妥結した組合に入っていたら、今後自分が仕事などでミスした場合、当局との間に入って守れないし静観してばかりいては、組合員は冷静な気持ちで電車の運転など出来ない。東日本でも尼崎事故の様な大事故が何時起きてもおかしくない現状なのだ。春闘度に、我々は奪われた権利を取り戻すために幾度となくストライキで闘ってきた。だがスト破りは減る様子は残念だが無い。平成採の運転士から見たら毎回、平気で当局の言いなりになって休勤でストダイヤを乗務している年配の運転士を見たら疑問も起きないのかも知れない。今回我々は、ライフサイクルの白紙撤回等を求めてストに起ち上がる。
青年労働者の職場の仲間たち、スト破りをしないで共に団結し共に闘おう!

2009年2月20日

          国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

ライフサイクルの深度化反対ビラNO.49
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 2月1日付けで千葉支社から8人の運転士が各駅へ強制配転された。研修等を行い20日前後から駅の輸送業務に従事する。今回千葉運転区から4名の運転士が「ライフサイクルの深度化」で駅に異動になったが、木更津運輸区からの助勤者1名が帰ると千葉運転区の運転士の標準数がマイナス2になると言っている。前回6月にも夏季輸送の前に2名を出して助勤を要請した経緯があったが、今回も同じ事を繰り返している。会社と一緒になって青年労働者を駅に出そうとオルグしている様では東労組の崩壊は近いと見なければならない。労働組合を名乗る価値は無いと言わざるを得ない愚かな行為である。我々は組合員を守る為にストライキを構え会社と対峙した。組合とは何なのか、何処でもいいから入っていたら良いなどとの考えは止めた方が良い。アメリカのサブプライムローンから始まったと言われている世界大恐慌時代に対して、労働者・労働組合としてどの様に闘うかが問われている。何もしないで静観などしていたら新自由主義の崩壊と一緒に呑み込まれてしまう。東労組革マルは9条連や海外の労働組合との交流がある等、平和主義的なイメージをホームページ等で流しているが、彼らが行ってきたペテン的行為をJRで働く労働者なら誰でも知っている。「革マルの常識は世間の非常識」などの造語も出来ている。海外の労働組合と多額の組合費を使って交流を強制しても、相手からは「日本から民営化を輸出しようとしている」等、世界からも非難を浴びている。1987年の国鉄分割・民営化の時も最初は「反対」していたが、180度転向して賛成派に寝返った。国労の組合員を中心に200名以上の自殺者を出すなど、会社の先兵として労働者を裏切って御用組合に成り下がった事を我々は決して忘れない。今回の「ライフサイクルの深度化の覚書」を会社と結んだ東労組や鉄産労などに所属している平成採の運転士は、40歳までに必ず駅への強制配転が行われる。要員が居ようが居まいが出され、支社間またがりは当初は行わないと覚書の中にも書いてあるのに平気で裏切られ(水戸支社6月2名2月5名が東京支社内)、組合としての機能が無くなった状態である。相変らず異論を唱える者は「組織破壊分子」扱いしている現状では組合費を出して入っている意味があるのか疑問である。組合とは、組合員の為にある組織でなければ組合員は常に犠牲を強いられる。自分が所属している組合役員に疑問を投げかけて納得出来なければ動労千葉のHPを是非見て欲しい。答えはその中にある筈だ。共に闘いを開始しよう!

2009年2月5日

       国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

ライフサイクルの深度化反対ビラNO.48
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 1月22日各運転職場で一斉に現場長から「ライフサイクルの深度化」で駅に強制配転の事前通知が出された。千葉支社では8名の青年労働者が行きたくもないJR職場で最も劣悪な職場、乗客からの暴力や罵声の矢面に何で希望もしない若者が立たされなければならないのか。総ての悪の根源は東労組革マルである事は誰の目から見ても、隠しようが無い事実なのだ。同じ組合員を自分達革マルの自己保身から会社に売り渡した事実を絶対に忘れないで欲しい。前回の6名の駅と今回8名の運転士が配属となる予定の駅は、錦糸町駅2名、西船橋駅3名、船橋駅2名、津田沼駅3名、千葉駅4名の合計14名である。最短3年間だからの言葉を信じて行かざるを得なくなっている。先に出された運転士の6名も半年が過ぎたが、絶対自分達は「運転士に復帰する」と言う気持ちを忘れないで欲しい。各職場で激励会を計画している様だが今の平成採の所属している組合に居ては、毎年激励会を開催するようになる筈だ。会社は覚書を結んだ組合は、40歳まで総ての平成採の運転士に駅で「運輸のプロ」を養成すると1月16日にライフサイクルの白紙撤回を求めた団交に繰り返し発言していた。動労千葉の組合員3名の平成採に対してはライフサイクルの異動は出来ないが「任用の基準」での異動は可能だと虚勢を張っていた。今まで最短で3年で運転士に帰れると東労組役員は若者達にオルグしていたが最悪の場合、定年まで駅に残る確率は4割と約半数近く、そのまま駅員となるのだ。今回は事前に16日以降直接本人達に現場長が口頭で打診した対応だった様だがライフサイクル自体が矛盾だらけの協約である事。駅の施策の不備で何で平成採が理不尽な対応を受けなければならないのか。会社や組合が躍起になって本人達を説得した模様である。覚書を結んだ組合に入っている自体いつかは出される運命にある事は誰でも判っていると思う。我々は「ライフサイクルの深度化」は労働者が団結して反対したら「白紙撤回」出来る。運転士になる事だけを希望して駅や車掌で頑張って来たのに、今から又、劣悪な駅に行けと言う事は若者の人生を大きく狂わせる事になる。総て承知で妥結し、容認した職場の役員や支部・本部の役員の裏切り行為は曖昧には絶対に出来ない。平成採の職場の仲間に訴える。こんな協約は団結したら潰せる!労働組合とはいかにあるべきかを真剣に考えて欲しい!我々は1人の組合員の為に動労千葉全体がストライキで闘う!組合員を守れないで何もしないで先輩風だけを吹かすのは止めて貰いたい。

2009年1月27日

          国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

ライフサイクルの深度化反対ビラNO.47
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 2009年1月1日付けで幕張車両センターの木科君が動労千葉に結集した。
幕張車両センターの内山君から数えて6人目の平成採の結集となった。我々は組合員を守る為と「ライフサイクルの深度化」を白紙撤回させる為に、昨年12月24日厚生労働省に争議行為の予告通知を出した。2009年1月11日以降いつでもストライキを出来る体制に入り会社と団体交渉に臨む。何としても滝君・平野君・北島君を守る。前回5月の時点で会社は滝君を駅に出さないと確認出来たから争議行為・闘争体制を一時解除したが、我々は今回も前回同様に確認が出来なかった場合はJR東日本の総ての本線運転士組合員がストライキに決起する。明らかに現場労働者の声を無視した今回のやり方は妥結した総ての組合・役員は本当に自分達の組合員の事を考えて行動したのか憤りが止まない。2001年東労組革マルが会社から革マルの切り捨ての動きがあるのを察知し、自分達だけは逃れようと、本末転倒的に逆提案して始まったライフサイクルである事を今一度良く考えて欲しい。妥結した組合に所属している平成採の青年労働者達に訴えたい。我々は革マルや御用組合の様な自分達や極一部の人間の為の利益を求めてストライキに決起する訳では無い。毎年の春闘の時同様に労働者が誇りを持って胸を張って働ける社会を目指し労働者が社会の主人公なんだと訴えて闘っている。労働者が物を生産したり、労働力を提供しているから資本家は利益を得ている事をハッキリさせる為に労働者の権利を行使して闘っている。労働組合とは一体何なのか。労働者の権利や労働条件・団結権を守り、誇りを持って生きる為にあるのではないのか。連合を始め労働組合の多くが、政府や経営者に取り込まれ、その手先になり下がっている。組合の幹部たちは私利私欲のために労働者を会社に売り渡しているのが現状だ。蟹工船が若者たちに140万部以上売れているのも秋葉原事件が起きた背景にも、この20年余り、労働者の雇用や賃金、権利が破壊された産物である。我々は「万人は一人のため一人は万人のため」精神で闘いを開始する。同じ職場の他労組の運転士の方も組織が違うからと今までの様にスト破りに加担するのでは無く、我々が何の為に行動を起こしているか今一度良く現状を考えて欲しい。対岸の火事的な考えや自分さえ良かったら良い的考え方は通用しない。今回の攻撃を静観していたら更なる外注化攻撃等襲ってくるのは火を見るより明らかである。総ての労働者が希望を持って働ける職場を創る為に共に団結して闘いを開始しよう。

2009年1月9日

           国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

ライフサイクルの深度化反対ビラNO.46
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 今年度「ライフサイクルの深度化」で2度目の駅への強制配転者の具体的な数字が発表された。当初の噂では前回出された数字を見ると精々30名位だろうと思っていたが、本社団交の席上、会社から出された数字が前回の残りの数では無く「今回100名程度を予定している」と会社の考えを示した。我々も驚いたが妥結している組合に所属している青年労働者は落胆と戸惑い・組合や組合役員への怒りで一杯だと思う。前回の異動で千葉運転区当局は夏季輸送で臨時列車が多数出るのを判っていながらライフサイクルを優先した。6月の異動で銚子運転区と木更津運輸区からは駅への強制配転者は出なかったが今回は事前通知を出す段階で各運転職場の標準数を割らなければ良いんだと会社側の都合の良い屁理屈をつけて強行される可能性が出てきている。実際現場管理者は支社に対して来年度退職予定者の数と現在の運転士の数を報告してある。実情として現場には余裕が無いと支社に言っていますと話しているが、実際に事前通知が出されたら「支社の人事課の決定した事だから仕方が無い」と言うつもりなのか。今まで事ある毎に支社にお伺いを聞いて職場では何も判断が出来ない様な管理者しか居なく、丸投げ状態の現場では仕方が無い事なのか。管理者に期待する方が馬鹿をみる様だ。職場では1月21日に事前通知が出されようとしている事態なのに旗開きを計画している組合がある。旗開きがを理由に組合員を集め当日、事前通知が出されたら「激励会」に切り替えようと思っているのか。結局、青年労働者が一人の賛成者も出なかった今回の制度を妥結した組合や役員は反対の意思表示も何もしないで、一部では闘っていると虚勢を張っている分会長も居るみたいだが青年労働者を駅に出して運転職場に帰って来れなかった責任をどう執ると言うのか。動労千葉に結集した青年労働者は、東労組は当初反対だと言っていたけど「ストライキ」も何もやらず結局は全員が反対している「ライフサイクルの深度化」を一番先に裏切り妥結してしまった。その事は隠しようが無い事実だ。何で自分が組合の犠牲にならなければならないのか。役員は革マルの利益に繋がる事を判っていて、今まで事実を歪曲し嘘で塗り固めて青年労働者に説明してきた様だが青年組合員が納得出来無い事を百も承知でいる。「順番だから」「決まった事だから今更反対出来ない」何時までもこんな役員に義理を立てる理由は無い筈だ。今のままでは必ず駅に出され後悔する。我々は一人でも不利益になる事象が発生したらストライキで闘い組合員を護る。

2008年12月23日

         国鉄千葉動力車労働組合銚子支部


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