DC通信No.129 08/12/16
銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.41〜45
DC通信目次 
ライフサイクルの深度化反対ビラNO.45
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 12月1日付けで千葉運転区の北島琢磨君(34歳)が内山君渡辺君滝君平野君に続き平成採の仲間が我々、動労千葉に結集してくれた。彼は、「ライフサイクル」に関して東労組は当初「反対だ反対だ」と盛り上がっていたけど、上の方で妥結しちゃったら後は駅に強制配転されるのが順番待ちみたいな雰囲気が職場や東労組内やJR労組内の組合員の中に出来てしまっている。「闘ってこそ労働組合だと思っている」1番大きな組合がそういう事を出来ないので、「何の為に組合があるのか」組合費だけ払って、事の成り行きで身を任せるような感じでやるのでは、俺はそういう生き方が嫌だったのです。とハッキリと闘う労働者の道を選んで動労千葉に結集してくれた。何も行動を起こさなければ何も変わらない事は誰もが判っている筈だ。今の状況を打開できるのは勇気を持って行動に起つしか残された道は無い!北島君の後に続く平成採の仲間を心より待っています。「数は力」我々が第1組合になったら会社に対して現場労働者が苦悩する事を百も承知で判っている事を組合から提案もしないし提案があってもその場で拒否する。会社が1番怖がっているのは我々の様な闘う労働組合が第1組合になる事である。今の現場の状況を良く考えて欲しい。労働者が労働者らしく胸を張って働ける職場がいくつあるか。総ての根源は平成採が所属している第1組合の東労組革マルだ。革マルの自己保身で現場労働者を会社に売り渡し自分だけは延命しようと姑息な行動である。同じ東労組組合員が散々嫌がっているのにも強行妥結してしまった。今の東労組の先輩達を良く見て考えて欲しい。同じ組合員を指導員や管理者に自分の点数を上げる為に若い組合員の行動を密告した事実を忘れるな。後から管理者に呼ばれ注意された事等言われた平成採の心情は計り知れないものだと思う。自分達が所属している組合の役員に密告されてはたまらない。今回の冬季ボーナスもそうだが組合の要求額(3・5ヶ月)より低い金額で本社・本部間で妥結してしまったのにも関わらず「組合員の団結で大きな成果を勝ち取る!」「本部交渉部の皆さんに感謝します」など良く恥ずかしく無く組合掲示板に書ける者だ。まだ役員になって日が浅いからと言っても現場の空気を読めない無能な役員と言われても仕方がない。東労組は第2次事前通知の時期が迫ってきて平成採の怒りを抑える為に12月20日に「成田支部青年部間交流」と称してボーリング大会や?み会を計画した模様だが若い組合員は酒を御馳走されても駅には行きたいと誰も言わない・・・

2008年12月10日

    国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

ライフサイクルの深度化反対ビラNO.44
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 今日から各職場で面談用紙が配布され、必要事項を記入し現場長等による個人面談が実施される。昭和採の社員は通常の面談のみだが平成採の運転士はライフサイクルで駅への強制配転の面談も同時に実施される。会社は白紙提出した場合は「何処の駅に異動になっても良いです」と判断すると前回とは違う強硬な姿勢で臨むと言われている。今年中に駅への異動の人選を決めたいと言う会社の本音であろう。会社が若い運転士を強制配転しようとしている時に平成採が所属している組合は何もしないで「仕方無い」「決まった事だから」「3年で帰れるから」「人選が終わったら激励会を行えば良いだろう」と思っているのか。取り合えず、まだ第一組合の東労組は職場の役員はライフサイクルで闘っていると強気な虚勢を張っているが、現場の若い運転士に聞いても組合が闘っている姿は現場には見えてこないと口を揃えて言う。東労組はライフサイクルプロジェクトチームと名を付けた役員が各運転職場に居るらしいが、その役員と駅に強制配転された元役員を何度か集めて会議を開いているらしいが何度会議を開いても現場の方に声は届かない。現在の見習いが独り立ちしたら各職場は標準数的に余裕が出来る。来年度の退職者数など関係ない様に強制的に会社の一方的な基準で配転通知を出す。若い将来がまだまだある運転士が駅員として職名を変えて働かなければならないのか。ライフサイクル制度を容認し妥結したのは昭和採の役員である。だから昭和採の役員が定期の異動で駅に行けば職場に運転士が居なくて若い運転士が行きたくもない駅に行かなくて済む。この間、職場で若い運転士に聞いたところ異論は出なかった。この事実を役員は真摯に受け止めて欲しい。昭和採の役員に過去に駅に行ったらと話した事があったが話が終わる前に全員がその場から逃げてしまった。誰でも劣悪でお客からの暴力が絶えない職場には行きたくないのは一緒ではないのか?年配の運転士は子供達だって育ってしまいお金の出る所が若い人と比べたら全然違う筈だ。趣味でもそうだが若い運転士はお金の掛からない遊びに切り替えている人が多数いるが年配者では公営ギャンブル等で一度に数万円負けたと職場で騒いでいるのでは無いのか。まだ余裕があるのは昭和採である。ここで東労組の昭和採の役員の後輩思いかそうでないかは判る筈だ。そんな事も出来ない先輩がいる組合に何時まで義理を立てる事は無い。我々動労千葉と共に自分達の明るい未来を賭けて闘いを開始しよう。我々は君の勇気ある行動に全体で敬意を示すだろう。

2008年10月10日

         国鉄千葉動力車労働組合銚子支部 

ライフサイクルの深度化反対ビラNO.43
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

ついに今年度2度目のライフサイクルの深度化で平成採の運転士が希望もしない駅への強制配転の日が会社から東労組を通じ情報が意図的に出された。「2009年2月1日付け」発令の様だが事前通知は前回と同じなら10日前に出される。年末までに対象者が選別され年が明けたら片道切符同様の紙切れ1枚でJR職場で最も劣悪な、乗客からの暴力事件が絶えない駅のホーム要員として強制配転される。今年6月1日の駅への強制配転では水戸支社では東労組の覚書にも出ている「支社間またがりは初回行わない」の約束が反故にされ、東労組も抗議もしない・何も出来ないで状態で勝田運輸区から東京支社内の上野駅に2名が強制配転された事実を忘れてはならない。現在各区で見習い運転士の最後の仕上げ的な見極めを兼ねた教導運転士との乗務が行われている。銚子運転区の場合、見習運転士が8名養成されている。来年度60歳定年を迎える運転士は8名である。銚子運転区は現在標準数的に言うと+2である。噂では10月下旬には見習運転士も独り立ちすると言う。一時的とは言え+10人になる時期がある。巷では見習が8人運転士に発令になっても来年度8人が退職を迎えるので運転士の標準数的余裕は無いので駅に発令は「今回も無い!かも」的な雰囲気がある。だが皆が考えている程、会社は甘くない。前回千葉運転区の区長が2人を駅に出した後、夏季輸送の臨行路が多数発生し要員が足らなくなり助勤を取った事象が発生したが、現場管理者や支社は発令の時期に駅に出しても要員がマイナスにならなければ構わないと思っているのだ。来年2月1日に数名が駅に強制配転され、同年4月以降にもこのままでは10人から15人が駅に毎年強行発令される。自分が所属している組合が若い運転士の組合員の気持ちを無視して「ライフサイクルの深度化」を会社と協約を結んでいては40歳になるまで組合員全員が対象に職場で無差別的に毎年行われるのだ。先日千葉運転区の平成採を中心に40名程が屋形船にて一杯呑んだらしいが千葉運転区の当直助役が同席して居た様だ。宴は2次会まで行われ全参加者が泥酔するまで呑んでいた模様だが、会社の管理下に置かれ参加者や発言は総て会社に筒抜けになった様だが、本当に若い運転士を集めて交流する気持ちがあるなら会社側の人間など呼ばない。東労組・JR労組の組合に所属していては、何回集まって知恵を出し合っても状況は変わらないのを一番判っているのは本人達と思う。差別・選別される前に勇気を持って我々と共に団結して明るい職場を取り戻そう!

2008年9月25日

        国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

ライフサイクルの深度化反対ビラNO.42
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 6名の平成採の運転士が千葉駅・津田沼・西船橋駅に強制配転されてから約3ヶ月近くたった。千葉運転区では夏季の臨時行路が多数発生し運転士が足りなくなるのを判っているのにも関わらず会社は2名の運転士を強行発令し、その後助勤をとるなど矛盾が発生した。駅に配転になって給料が26万円から20万円に下がり家族から口も聞いて貰えなくなった等々様々な弊害が数ヶ月で出てきた。我々は早ければ12月にも2度目の駅への強制配転通知が出されようとしている現状を打破する為に運転職場を中心に「ライフサイクルの第2次配転中止及び業務外注化撤回」を求める署名を現在展開している。ライフサイクル制度は運転士にとって「百害あって一利なし」である。組合の役員が自己保身で会社と結んだ結果で現場の労働者が苦悩しているのを皆、判っている筈である。だが許せない事に一部組合は「署名をするな」と指示を出した事が判明した。勿論その組合は会社の奴隷と化した「東労組」である。東労組役員は「我々は闘っている」と話している。だが発言の内容は現場労働者からの声を無視した「まやかしである事は周知の通りである」東労組はまだ第一組合なのだから発言や行動には責任を持って貰いたい。地本プロジェクトチームが中心で闘っているらしいが一切現場に闘いの内容や行動結果が見えてこない。期限の3年間でさえ曖昧にされたままで、東労組は青年部に丸投げした状態ではないのか。本体では「浦和事件」「業務上横領事件」が中心ではないのか。この2件は数名の革マルを守ろうとやっきになっている様だが、その力を「ライフサイクルの深度化撤回」に注いだら完全に撤回できる事は役員が一番判っている事である。平成採の運転士達は良く考えて欲しい。自分が所属している組合が本当に自分の事を何かあった時に組合が総力を挙げて守ってくれる組合であるか否か。助役試験や指令に希望を出しても会社からの攻撃は一時的には収まるかも知れないが、申し訳ないが高卒や専卒程度では助役試験を受かっても定年まで駅の助役で終わってしまう。支社や指令内は大卒が幅をきかせて大卒以外は使えないとまで言われている部署もある。労働者は団結しなければ資本には勝てないんだと「蟹工船」でも書かれている。運転職場の管理者は駅や車掌区の管理者と違い、若い運転士に対しても助役等は敬語を使って会話しているが、それが会社の作戦だと気づいて欲しい。敬語で命令されサービス残業が行われている事を。「ライフサイクルで駅への強制発令中止署名」を皆で貫徹し共に闘おう!

2008年8月24日

          国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

ライフサイクルの深度化反対ビラNO.41
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

上野駅の乗務員詰所が現在水戸・高崎・宇都宮の運転士と車掌が男女の区別なくタコ部屋の様に1ヶ所に押し込まれている。長椅子や畳も取り払われた息苦しい詰所らしい。労働組合が弱体化して行く過程での弊害だろうか。労働者が本当に全員で団結して反対したら「ライフサイクルの深度化」なんて吹っ飛んでしまう!労働者の団結を1番恐れているのは資本家や権力達である。だが現実は組合の役員が会社に忠誠を誓ったダラ幹共だから常に会社の動向や上司の機嫌しか見ていなく現場組合員の目線で物事を考えられなくなってしまっている役員ばかりである。上野駅のタコ部屋的詰所の改善を求めた組合も水戸支社内常磐線担当の「動労水戸」だけである。何の為に高い組合費を払って自分が組合に入っているか、真剣に考えて欲しい。自分達が困った時に所属している組合役員が温かい手を差し伸べて来なくて、ダラ幹役員達は平成採が苦悩している話題を無視したり、青年労働者が不利益になる事を承知で妥結する。そんな組合に入っている義理も無い筈である。東京支社の中野電車区も要員が逼迫している状況だから今回駅には出されなかった。妥結した昭和採の役員が率先して3年で必ず帰れると組合員に説明している様だから、役員が定期の異動で駅に希望を出して行ったら済む問題である。運転職場に余裕が無くなれば若い運転士が無理に行く必要も無くなる。その位の覚悟があって妥結した組合役員は臨んだと思うから責任を取って行って貰おう。毎日悩みながら乗務している青年労働者の気持ちを考えた事があるのか。職場で役員が黙って居る事は総て認めてしまっている事である。そんな組合には労働者の未来も展望も無い。平成採が小集団活動で昼夜頑張っていても当たり前の様に静観している役員。昨年12月名古屋地裁で過労死した社員の遺族が「トヨタ」を相手取り労災認定を求めた裁判の判決を見ても判る通り、会社は「自主的な活動」と言っていたが判決では「使用者の支配下における業務」であるからと過労死認定を認めた。JRも同じである。小集団活動は資本の意のままに動く社員を育成する為に企業意識を植え付け団結を破壊するものである。小集団を拒否し、青年労働者に生活の不安を与え、みんなを路頭に迷わせながらハンドルを握らす事がどういう事なのか。決まった事だから仕方ないと諦めないで我々と団結して闘おう!
「万人は一人のため、一人は万人のため」精神で共に撤回の日まで頑張ろう!

2008年7月16日

                   国鉄千葉動力車労働組合銚子支部


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