DC通信No.121 08/03/13 銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.21〜25 |
銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.25 東労組が3月18日裏切り妥結をしてから動労千葉(動労総連合)と全動労を除く総ての労組が、この間許せない事に「ライフサイクルの深度化提案」に妥結した。革マルの牙城・高崎では東労組役員が自分達の組合員の平成採運転士に対して「個別に呼んでオルグ」を行い「組合が妥結したんだから早く駅に行く様に」と恫喝しているらしい。組合の役員が自分の所属している後輩の組合員の利益を守れないで会社の手先になり率先して駅に行けとは言語道断である!そんな輩は役員などと呼べない。一刻も早く勇気を持って決別しなければ第2第3の尼崎事故が待っている。駅に行ったら「どうなるか」は組合の役員なら判っている筈だ。だから我々は組織を挙げて反対をしている。若い運転士は提案後、助役試験や指令への希望が急増していると聞くが、ちょっと待って欲しい。「助役試験や指令に異動」では会社の思う壺で「自分さえ良かったらいいんだ」とイエスマンだけが恩恵を受ける世の中になる。その行き着く先は過労死や戦争への道である。もっと駅の勤務を真剣に考えて欲しい。確かにJRに入社した当初は駅に配属になるから勤務内容は判っていると思ったら大間違いだ!まして助役や主任職での仕事は経験が無い筈だ。毎日サービス残業が当たり前・明けで帰っても夕方や夜に帰宅。帰宅しても疲れて寝るだけ。家族サービスなど出来る余裕は無くなる。仕事内容も駅や指令では教えてくれないと聞く。周りが総てライバルになるからだ。弱肉強食の世界では弱い者(高卒・専卒)では出世が出来なく後から来た後輩(大卒)に顎で使われて最後は我慢出来なく退職する・・・こうなる事は火を見るよりあきらかだ。総て悪の根源は、この間20年以上に及ぶ結託体制でJR体制内労働組合「東労組革マルの役員」が自己保身のあまり何でも会社の言いなりになり妥結してきた事だ。役員が組合員の利益を守れない組合なんて百害あって一利なしだ!我々動労千葉は船橋事故や幕張での列車脱線事故においても組合の総力を挙げて会社と対峙し組合員を守ってきた実績がある。大月事故や乗務中携帯使用で無念にも解雇された若者の事をもっと真剣に考えて欲しい。確かに携帯解雇では所属分会の青年労働者の決起でカンパが集まったが、当時の分会や地本の役員の対応はどうだっか?賃金改正は規定を改正したが「ライフサイクルは各組合への労働協約である。」協約を結んでいない動労千葉・全動労の組合員への駅への発令は出来ない。今からでも遅くない!勇気を持って我々と共に何でも言える労働者になろう! 2008年3月27日 国鉄千葉動力車労働組合銚子支部 銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.24 ついに東労組革マルは3月18日JR東日本・本部間で「ライフサイクルの深度化」について裏切り妥結した。その結果昨日(21日)会社は各労組に修正提案なる物を再度提案してきた。我々動労千葉は当初より会社が駅要員を養成してこなかった事が原因であり、運転士からの営業への異動は強く反対である。白紙撤回しか組合の妥結の道は無いと会社に強く抗議して本社を後にした。今回の修正案は基本的には全然変わっていない。営業職場に行って運転職場に帰って着た時点で1号棒賃金アップ加給が、駅に発令になった時点で1号棒加える事に変わった事と、駅への異動の期間が5年だった期間が3年間4年間5年間と細分化されただけである。そして運転職場に帰れるのが6割から8割と変わらない。これこそ営業職場で差別・選別・ゴマすりの温床を生み出し、労働者の団結を破壊し会社の言いなりの社員だけが恩恵を受ける構図だ。とても許す事の出来ない裏切り行為である。我々は当初から青年労働者に訴えてきたが実施日の4月1日を目の前にしても青年労働者の怒りの決起がまだ起きないのは真に残念だと言うしか無い。だが今置かれている現状をこのまま静観していては何も変わらない事を自分が一番良く判っていると思う。昨年動労千葉にも平成採の運転士が加入した。我々は彼を守る為に組織を賭けて闘いに決起する。08春闘も検修と営業の組合員しか決起していないが、3月を過ぎた時点でも不当な異動など会社が行った場合は「殿下の宝刀」を抜いて無期限なゼネストを行う覚悟だ。いつでも犠牲になるのは現場の労働者である。組合の役員が本当に組合員や家族の事を真剣に思う気持ちが若干でもあればこんな屈辱的な提案は絶対会社にさせない。今回の表題「ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう」と訴えてきたが、良識ある若者の勇気ある行動を期待したい。今回NO24だが動労千葉のホームページにNO1
から「DC通信」欄に掲載されています。是非HPを見て下さい。労働者が主人公になり戦争の無い平和な世の中を共に創ろう。我々はアメリカや韓国の労働者と連帯し、みんなが安心して働ける明るい未来を築く為に青年労働者の決起を心より期待しています。自分の信じた道を共に我々と歩もう! 2008年3月22日 国鉄千葉動力車労働組合銚子支部 銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.23 2006年10月突如会社から提案があった「ライフサイクルの深度化」は、この間「東労組革マル」が一部役員の保身の為に2001年に自分達の組合員を会社に売り渡した事は全社員の周知の通りである。昨年の10月1日より施行が延びたからと今回4月1日も延びるだろうと青年労働者の中では囁かれているようだが、我々の、この間の春闘に対する本社団交の席での会社幹部の発言をみると、会社は1月に賃金の成案が出来ているので強行すると言っている。東労組は職場討議資料6の冊子を組合員全員では無く青年労働者分だけ現場に郵送して組合は「これだけ一生懸命頑張ったけど残念ながら会社には逆らえない。だから仕方がないんだ」「組合から出した条件は組合員のアンケートの総意だから・・・最終的に判断するのは会社だから」この内容で会社が飲むはずが無いのを百も承知で最終提案として会社に提出して組合員を騙し駅への強制配転を自分達の保身だけで会社と一体となって行おうとしている。同じ職場で働く運転士として黙って見ていられない。今後会社は特殊勤務手当(乗務キロ額や時間額)の廃止を総ての運転士から剥奪しようと画策している。「ライフサイクルの深度化」をこのまま認めてしまっては全社員にも手当削減など影響する。会社はこのまま「東労組が何もしないで他人事の様に静観していて」は、思うがままに何でも強行してくる。青年労働者は「結婚」や「子育て」「マイホーム建設」等々色々な人生設計を考えて運転士になったと思う。駅に飛ばされて賃金が減額され、いつ運転士に帰れるか不安になり人生設計など幻想にしかならなく総て狂ってしまう。自分達が毎月組合費を払い所属している組合が「自分達の為にストライキ」も出来ない組合では明るい将来が託せる訳が無い筈だ。「ライフサイクル」提案は営業における今後要員が需給逼迫する状況の中で「東日本7社」の営業職場の今後退職を迎える社員数が約1,200名になる。4月以降強行されたら会社の提案通り考えると駅に行かされる青年労働者の数字が1,200名と合致するのは東労組も十分承知しているだろう。自分達の組合員を会社に売り飛ばす行為や職場での団結破壊の道具として会社の手先となりきっている。我々「動労千葉」は組合員の為の組合と役員・組合員が自負している。動労千葉組合員の駅への事前通知が出されたら第2波本線運転士のストライキに決起する。自分達の明るい職場や未来の為に共に団結して闘おう!「万人は一人のため・一人は万人のため」精神で一緒に団結し総決起しよう。 2008年3月16日 国鉄千葉動力車労働組合銚子支部 銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.22 資本主義体制の末期的症状というべき情勢の中で、08春闘は闘われようとしている。昨年20年間続いた革マルとJR東日本との結託体制が崩壊した。今まで「東労組」に所属するだけで昇進試験の点数評価増や勤務高評価など、様々な特権があったようだが、その時代は終焉した。青年労働者は会社の言うことを何でも聞いてきて家庭や趣味などよりも最優先に考えて支援者に対し従順に来た。今回の件で自分が会社から差別される事など考えもしなかったと思う。何か職場で問題が起きたら先輩たちが居るから「どうにかしてくれるだろう」と他人事のような考えの若者が居たのも事実だと思う。今まで当局から攻撃される事など経験がない若者は何をしてよいのか判らず「ただ上から言われた事だけをする指示待ち人間に見える」オウム真理教と同じ「マインドコントロールされた社員だけ、上意下達の温室構造の中で生きてきた末路なのか」否、労働者は過去の歴史からも判る通り団結して革命だって起こしてきた。今、会社では何でも報告主義が徹底され1Mでも停止位置目標を間違って指令に報告したら事故として扱われる。乗務中は常に緊張感を持って運転している為に詰所に来るとドット疲れた様子の運転士が増えた様に思う。今は我々「動労千葉」が職場で目を光らせて当局と対峙しているが、後10年20年後に闘う労働組合が職場に存在しなくなった事を「真剣に考え、議論して欲しい」闘う組合の団結が実現されなければ第2の尼崎事故が千葉の線区で起きてもおかしくない状況だ。2月24日東労組は本部青年部主催の「ライフサイクル大集会」を千葉県松戸市民会館で開催した模様である。青年部主催なのに年配者が多数を占めていたのは何か別の意図があったと参加者は不思議でならなかった様だ。現に「白紙撤回」の発言は無く組合案の条件闘争の報告だったらしい。千葉から参加したのは10名程度で全体で200名の参加者だったらしいが本部青年部は当日、他で「スキー大会」や「研修」が開催してるのを百も承知で集まらないのを判っていて集会を強行した。反対意見の沈静化だけを図った集会となった。 2008年2月27日 国鉄千葉動力車労働組合銚子支部 銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.21 今の運転職場の青年労働者は東労組にはライフサイクルの「白紙撤回」など、期待が持てないと、もう我慢の限界で過去に無い程の数で助役試験を受けたり指令に希望を出したり、今までには考えられない事象が各支社各運転職場では起こっている。会社からの提案は第1組合が組合員・家族の事や現場の事を思う真剣な気持ちが少しでもあれば現場まで話が来る前に本社・本部間で解決する問題である。東労組は悪戯に青年組合員を何度も何度も質疑の出来無い集会に集め、「浦和有罪判決事件」や「組織破壊者」の話をして話をすり替えて来た。青年労働者も頭ではこんな筈じゃない組合を最後まで信じてきて今回の件で裏切られた気持ちで怒り爆発寸前なのは周りで同じ仕事をする運転士なら良く判る。この間の東労組の軌跡を見たらJRで働く者なら誰でも判ると思う。大月事故の時も本人に役員が話を聞いたら「事実を隠し、歪曲するようになった」と真剣に本人と対話をしないまま退職にまで追い込んだのは会社と結託していた東労組ではないのか。一昨年の千葉運転区の携帯解雇もそうではないのか。地本や分会役員には会社から解雇の情報がいち早く入っていたにも係わらず何も対応しないで総て会社に丸投げして偽善者の顔をして今も職場に居座る輩「携帯では仕方がない」と言う周りを「解雇止む無し」の雰囲気にしたのは東労組役員ではないのか。現在猛暑日が続く中、暑苦しいネクタイ着用も政府が推奨している「地球温暖化」に伴いクールビズ化が拡大しているのにJRは盛夏服でも運転士・車掌等は「ネクタイ」の強制着用だ。判って居ると思うがこれも総て東労組が会社にネクタイを支給して欲しいと要求した事から始まっている。何処の会社にネクタイまで要求し義務化させるか。会社は東京駅や新宿駅で試使用して翌年から拡大されたが東労組は要求した手前意見すら言えない状況であったのか。役員は現場の組合員がどうなろうと関係なく役員の自己保身に走っている良い例ではないか。会社が小集団などで青年労働者を奴隷の様に「支援者」の仮面をかぶり手のひらの中で踊りを強要している現状にも逆らえないでいる。基本給が少ない若者は藁をも掴む思いで休みを返上して毎日の様に職場に通わされている。『主任』と言う飴の為に何も行動を起こさなければ一生続くであろう。若い労働者の苦悩を職場の中でこれ以上黙って見ていられない思いが今回の銚子支部のビラ発刊の経緯である。総ての運転職場を動労千葉組合員で埋め尽くしあらゆる権利奪還の為に労働者が社会の主人公になる為に・・・ 2007年8月21日 国鉄千葉動力車労働組合銚子支部 |