DC通信No.115 07/11/4
2007年11.4労働者集会速報 |
国労5・27臨大闘争弾圧を許さない会 発起人代表 佐藤 昭夫 5・27国労臨時大会闘争弾圧はなぜ起こったか。20年前の国鉄分割民営化は、日本でも新自由主義、民営化の流れを本格化するために強行された。それは、「民営化」と言われていますが、実は政・財界による私物化です。国民の共有財産として、国民の生活を支える鉄道を、権力者につながる少数の者が乗っ取った。そして、社会を他社を蹴落とす金儲け第一主義に変えていった。しかもその機会に、自主的な闘う労働組合を破壊する。そのことによって、戦後の平和憲法を破壊し、軍事力で他国の民衆と資源を支配する道筋をつけようとするものでした。 憲法と人権の日弁連をめざす会・高山 俊吉 闘う労働者・労働組合を中心に、あらゆる職層、境遇、世代の人びとが、職場を越え、町を越え、川を越え、国境を越え、海を越えて手をつなぎ立ち上がる時がきたのです。まずもって本集会のすべての参加者がそのことをしっかり確認する必要があると思います。
とめよう戦争への道!百万人署名運動 ・西川 重則(とめよう戦争への道! 百万人署名運動事務局長) 日本の労働者民衆は、明文改憲を宣言していた安倍内閣を倒しました。しかし替わった福田内閣も、憲法改悪と戦争に向かっています。「とめよう戦争への道!」の闘いは、いよいよこれからです。沖縄県民大会の成功に続いていきましょう。 |
特別アピール 沖縄から 沖縄県高教組 松田 寛 委員長(メッセージ) 沖縄県民の怒りが「9・29教科書検定意見撤回を求める県民大会」で示されたのです。結集した人びとは、沖縄戦における集団死・「集団自決」日本軍の関与を削除しようとする教科書検定意見に対する県民の怒りであり、「軍官民共生共死」の関係におかれた上に、「軍隊は住民を守らなかった」という沖縄戦の実相をゆがめようとする動きを許さない県民が続々と結集してきたのです。 |
代表あいさつ チェ・ジョンジン(民主労総ソウル地域本部 副本部長) 時代や地域を問わず、歴史の主人公はいつもわれわれ闘う労働者でした。韓国で、日本で、そして全世界で、われわれ労働者がいつまでもやられてばかりいるわけではないということは歴史が証明しています。「お前らは少しずつかじり取るが、われわれは一挙に取り戻す」という韓国の労働歌の歌詞のように、民主労総は、資本のための、資本による、資本の政権であるノムヒョン政権に反撃を加えるための闘いを準備しています。 (参加者氏名 所属 職責 性別) |
三里塚から萩原 進(三里塚芝山連合空港反対同盟事務局次長) 私たち三里塚の闘いは、今年で42年目に突入しています。軍事空港建設のために、私たちの農地を力ずくで取り上げようとした政府の思惑は、いまなお阻止されています。空港は42年たっても完成していません! 私たち三里塚の農民は、改憲と戦争の道を止めるために、再びすべてのみなさんとひとつになって闘う時が来たことを訴えたいと思います。 |
アーリーン・イノウエ(UTLA[ロサンゼルス統一教組]CAMS[校内の軍国主義に反対する連合]代表) 私が熱心に他の人たちに一緒に活動しようと呼びかけるようになったのは、2003年にブッシュがイラクに対する戦争を宣言してからです。教員組合、地域の草の根組織、平和退役軍人会に協力を求め、学校における軍国主義を止め、軍以外の進路を提供する活動をするために、生徒、教師、保護者、地域組織の大きな連合体をつくりました。
テッド・ルードウィック(AMFA[航空整備士労働組合]ローカル33 委員長) 私たち4400名は、ある人が人間と巨人の闘いと比喩した闘い、444日間のピケラインに断固として立ち続けました。ノースウェストは、ストライキが1年間に達する前に、1億4000万jを費やしたことを認めました。AMFAの全ローカルは、たったの100万jの消費でした。金では高潔さは買えないということです。 ラッセル・ミヤシロ(ILWU[国際港湾倉庫労働組合]ローカル34) なんのために闘うのかというのは、私たち一人ひとりに帰するものであり、また私たち全体の問題でもあります。私たちは権利を獲得するために闘い、そして獲得した権利は決して手放さないようにしなければなりません。 ■国際港湾倉庫労働組合(ILWU) |
律 動 民主労総イーランド一般労組「夜明け」 |
「日の丸・君が代」不起立闘争被処分者 根津 公子(東京教組) ものすごいスピードで、子どもたちの「少国民」化が進んでいます(少国民とは、1930年代からの日本の侵略戦争において、子どもたちがいち早く、戦争を支持するようになった、その子どもたちのことを言います)。 子どもたちの「少国民」化をストップさせ、「子どもたちを再び戦場に送らない」ために、私は、東京の最大の攻撃である「君が代」に反対し、不起立行動をしていきます。 |
全金本山労働組合 中野 七郎 委員長 私たちは、バルブ製造会社・本山資本による青柳組合員解雇、1500名もの労働者が負傷するという暴力、33年に及ぶロックアウトという兵糧攻め、130数名の不当な逮捕・警察権力の弾圧、上級機関からの除名処分、司法反動の不当判決にも崩れず、「ひとりの首切りも許さない」を合言葉に、「路なきところを踏み歩き道をつくりつつ」の気概で団結を固め、34年の闘いで勝利し、職場復帰・就労して2年半になります。 国鉄1047名解雇撤回闘争にむけて 国鉄1047名闘争は国鉄分割・民営化反対を貫く闘いです。民営化推進の小泉構造改革路線が、参議院選挙に示されたように破綻が明らかになって、今日、この闘いは民営化反対の闘いの土台としてきわめて重大な意義をもつ闘いになっています。 1047名闘争は全ての労働者の未来をかけた闘いです。だからこそ絶対に解雇撤回の原則を譲ることはできません。 他 |
青年のリレーアピールNTT-DO沖縄104センターパート労組委員長 9月29日の沖縄県民大会には、12万人にも及ぶ県民が参加しました。子どもからお年寄りまで多くの県民が参加しましたが、いうまでもなくそのほとんどは労働者階級とその家族です。私は会場で、「検定意見を絶対に撤回させる」という沖縄の怒りの爆発と、沖縄県民としての誇りを感じました。 学生から/織田陽介さん 他 |
閉会あいさつ 高 英男 (全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部 副委員長) 本集会の参加者は、あらためて闘いを職場からつくり出し、闘う労働者のネットワークをつくる本集会が、すべての労働者の結集点になることを目指し、奮闘することを確認して本集会のまとめとします。 |
会場の日比谷野外音楽堂からデモへ出発。デモの先頭を行く日米韓の労働者隊列 |
デモ後に参加者の代表で来年の労働者集会までたたかいの団結を誓い合う懇親会を持ちました。 |
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