DC通信No.113 07/08/01
銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.16〜20
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銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.20
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 後、ひと月余りに迫ったライフサイクルの深度化の施行日が現在賃金の成案さえも頓挫している。だが、会社は東労組に対し誰が見ても判る通り、今までの対応とは180°違う。7月17日の浦和事件の有罪判決から内部混乱が生じ会社から見放された東労組の役員が会社に対し自分だけは助けて欲しいと今回の提案も丸のみが水面下で画策されそうである。組合とは組合員や家族の利益を守る事が一番の優先順位なのに東労組は役員が自己保身していては所属している総ての組合員はたまったものでは無い。JR東日本内で今回の提案に真正面から会社に対し「白紙撤回」を掲げてストライキまで起ち上がった組合は我々「動労千葉」や「動労水戸」「動労高崎連帯」だけだ。国労やJR連合・JRユニオン等は対象組合員が余り居ないからと静観しているようだが今回の提案を呑んでしまったら更なる今回以上の攻撃が全社員に襲いかかって来るのは火を見るより明らかだ。JRに20年以上も勤めている先輩等は判っている。先輩も大切な家族の事や退職金の計算など考えていて反対の気持ちはあっても行動に出来ないでいるかも知れないが、今回の青年労働者にかけられた攻撃を曖昧にしている場合では無い。我々動労千葉は総ての労働者の失われた権利を奪還する為、会社に対し一歩も引かず対峙している。噂では10月施行日が延びるみたいだと現場では囁かれているが若干の延びがあった処で変わるものでは無い筈だ。会社は今回の有罪判決で東労組革マルと一気に手を切り、それに代わる今以上に「会社に忠誠を誓う御用組合」を創ろうとしている気配もあるが、東日本管内で国労は昨年の会社との包括和解から千葉支社内でも判る通り委員長が所属している職場が3月18日に廃止になっても反対の声すら上げられず、JR連合はJRユニオンと合流したらユニオン役員の言いなりになっている様子である。何所も現場の組合員が犠牲になっていて、縦割りに上で決まった事を掲示板に張るだけで情報の垂れ流しだけである。我々は違う!現場の組合員が委員長であろうが顧問であろうが組合員が疑問を感じたら納得するまで議論して最良の解決を図る。今までこの「ライフサイクル深度化反対」ビラも銚子や千葉の一部で配られていましたが先月から「動労千葉のHP」で閲覧出来る様になりました。NO.1から見たい方は是非HPにて確認して下さい。高い組合費を払っても組合の権利を守れない今の組合に決別し共に団結し「白紙撤回」に向け共に頑張ろう。『闘いなくして安全なし』

2007年8月18日

       国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.19より
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

我々動労千葉は07春闘を「大幅賃上げ獲得」「館山・木更津廃止絶対反対」「ライフサイクルの深度化の白紙撤回」等々を掲げ3月17日泊まり勤務から19日の明け及び9時以前の出勤の勤務者を対象にストライキを貫徹した。だが今回のストライキは久留里線や鹿島線など以前は100%の運休になっていた線区も最近は運転されている現実がある。動労千葉のストの弱体化を狙った当局の意図で総ての職場に送りこまれた他労組が平然と「スト破り」を罪悪感も無く「休勤」対応で乗務している事態の現実を・・・その後に来るであろう闘わない組合しか居ない会社にどんな現実が来るか。尼崎事故や伯備線・羽越線を見て判らないのか。人減らし大合理化の攻撃が絶対来る筈である。他労組の人に良く考えて欲しい。自分達が所属している組合が今、安全や合理化問題に対し、どういう風に対会社と取り組んでいるのかを。ストライキは労働者の社会から認められた唯一の権利である。同じ職場に日々働きながら平然とスト破りをして、スト後に「何事も無かった様な態度」だけはやめて貰いたい。職場の中には許せない事に何も知らない平成採の運転士に対し「スト破り」は気にしなくて良いんだよ。とか擁護した発言があったらしいが、自分がそうだからと理由にならない理由で話している年配の運転士が居たらしい。だが、今年5月17日東京高裁でのJR会社のスト報奨金支払いは、「争議行為を減殺し、けん制又は抑制弱体化を図る行為で、労組法第7条3号に違反するとしてJR東日本の不当労働行為」を認定した判決が出された。会社はこの判決を重く受け止めて再発防止にとり組まれたい。報奨金は過去89年12月5日と90年11月18日91年3月18日〜21日30日31日に日勤勤務3,000円泊まり勤務5,000円を東労組の要求した行為でスト破り者に休勤と重複して支払われた。我々はスト破りをして平然と報奨金まで貰った者に対し自戒の念を持って今後の行動を持って貰いたい。我々はレール破断に対しても昨年度は60kmに及ぶレールを交換させたり幕張構内列車衝突脱線事故後は危険個所にATSの設置を勝ち取った実績がある。「闘い無くして安全無し」である。だから動労千葉の組合員は1987年の分割・民営化の2派のストを貫徹し28名の被解雇者を出しながらも現在に至っても常に職場で胸を張っていられる訳だ。役員が自分の利益より組合員の利益を最優先に考える組合だと自負している。若い運転士には自分さえ良かったら良いの考えが職場で慢性しているがもっともっと良く考えて欲しい。 

2007年8月4日

        国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.18より
「ライフサイクルの深度化提案」を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 ついに「認めた?」東労組千葉支部第14回「ライフサイクルプロジェクト」
 〜働きがい、希望の持てるライフサイクルを青年部から創り上げよう!〜7/23の中身を見ると会社に申し入れているのは1.駅に行く期間の5年を3年にして欲しい。2.担当線区の駅にして欲しい。3.「運輸のプロ」をめざし駅に異動する者は兼務発令にして欲しい。など等、総て条件付きで今回の提案を認めてしまっている。現在現場で運転士として頑張っている青年労働者はJR入社時に電車の運転士として将来を担う人材として採用されている筈だ。会社の都合で運転士から駅に戻る事は100%考えていなかった筈。運転士になったら「マイホームを建てよう」「結婚をしよう」「車を買おう」等々生活設計があった筈だ。今回の青年部の出した会社側への申し入れは総ての青年労働者の気持ちを裏切る許せない事だ。今まで何回もこの紙面で訴えているが反対の声を結集したら白紙撤回も出来る。団結を恐れているのは会社の方なのに「ライフサイクル」の件は東労組が会社へ2001年逆提案をしていた事もばれている。「万人は一人の為、一人は万人の為」精神で団結したら労働者が社会の主人公になれる可能性を秘めている。歴史を見たら資本の側も労働組合の役員も気づいている。だから労働者を分断して会社に都合の良い社員(組合員)を御用組合役員と創ってきたのだ。現場の中には若い労働者だけが『主任運転士』と言う『飴』の為に退職まで「小集団や会社の行事」を自分の時間で参加させられている現状をもっともっと考えて欲しい。電車の運転の仕事が朝8時に終わっても小集団の打ち合わせで職場を出るのが17時頃になって家に着くのが18時を過ぎる事も良くあると聞く。本来の運転に支障をきたす事。会社の都合で改悪された「動力車乗務員勤務制度」に記載されている「在宅休養時間」など無視した行為を行っても、お構いなしに会社は飴をチラつかせ平気で日常行っている。平成採用の労働者は確かに御用組合の屈服でベアゼロが何年も続き基本給が40歳以上の社員とは格段の差がある。だから基本給を上げる為に試験を受けざるを得ない状況が続いているのも判る。結果は「助役の実績」になるのを判っていても眠い目を擦り頑張らざるを得ない現実がある。このままでは何時若い労働者が何時過労死してもおかしくない状態だ。平成採は駅の経験があるが、現在の駅の業務をみると当時とは違い今は人手不足と機械化が進み早期退職者が続出している状況なのだ。今こそ御用組合と決別し、共に団結して共に頑張ろう!

2007年7月27日 

        国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

 

銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.17より
「ライフサイクルの深度化提案」を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 7月13日から14日にかけて東労組千葉地本大会が勝浦ホテル三日月にて開催された。銚子運転区分会からは分会長・副分会長が本部派から参加を認められていない役員であり、後、3ヶ月を切った「ライフサイクルの深度化」を何としても『白紙撤回』へと期待と不安で組合役員経験の無い青年運転士が皆の期待を背負い代議員として参加した。大会の中身は又しても・・・
 1. 浦和事件「美世志会7名全員」の無罪を・・・(後に一審全員有罪判決)
 2. ジェイアール労組の結成、組織破壊者を許さない闘いの構築。
 3. 参議院議員選挙立候補予定者「今野東氏」の推薦。
 肝心の「ライフサイクルの深度化」は青年組合員の強烈な質問攻撃に翌日に答弁せざるをえなくなり何と役員は「プロジェクトチーム」内で討論している。青年部に丸投げした役員の無責任な対応を繰り返した模様である。
 昨年10月5日に会社から突如提案されてから9ヶ月が過ぎ東労組は何をやったのか?質疑の出来ない集会を何回か開催し3月18日には埼玉県浦和市に「ライフサイクルの集会」だと青年労働者を集め、中身は美世志会の署名の獲得や無罪を訴えた集会だった。散々青年労働者を振り回して騙し討ちとも言える内容では若い組合員もそっぽを向くのも判る気がする。でもそれが敵の側の作戦だと。組合費が入ればそれで良いと思う役員幹部の思惑が判る。だから6月に革マル同志の醜い権力争いで分裂したのだ。東労組役員なら今回の提案も本気で反対したら潰せる事は判っている。敢えてそれをしないで会社に対して忠誠を誓い将来がある組合員を売り渡す事で自分だけは助かろうと姑息な事をやろうとしている。一部役員を守る為には総ての組合員は犠牲になっても良い理論で総て資本に売り渡している姿はもはや労働者の仮面を被った資本の番犬と化したと言われても仕方が無い。そんな情勢を職場の青年労働者は目のあたりに何も出来ないで毎日過密なダイヤで神経をすり減らしている。電車も正常な気持ちで運転など出来る筈がない。第2の高見運転士が何時出てきてもおかしくない状態である。我々『動労千葉』は違う!絶対嘘はつかない。幕張のあれだけの事故を起こした組合員を守った。東労組組合員が乗務中携帯を使っていて解雇された時は「役員が携帯ではしょうが無い」などと最初から組合員を守る気持ちがさらさら無かった。我々との魂力が違うのだ。「ライフサイクルの深度化」攻撃を白紙撤回に向けて共に団結して勇気を持って共に闘おう。

2007年7月25日

        国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.16より
「ライフサイクルの深度化提案」を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

2007年10月1日から施行だと昨年提案された「ライフサイクルの深度化攻撃」は賃金の成案部分の処で一時止まっているかに見える。東労組の役員は我々が止めているのだと職場では吹聴しているのか。否である。この間の各所での会社幹部や東労組の言動を集約すると・・・
1.今年の新入社員は組合に入らないまま現場に配属になり、東京支社では国労に入った新入社員が居た。
2.4月9日―警視庁公安部がJR総連の関係者3人を書類送検
 3人は組合費横領は総て自分達がやったと自供したので書類送検。
3.6月3日〜4日のJR総連大会での会社常務発言
  「浦和事件については、職場秩序に係ることであり、是々非々で対応して行く」と発言し、総連役員・組合員が騒然となる。
4.6月17日、東労組長野地本が旧鉄産長野地本と共催で集会開催。
5.6月21日東労組から新労組「ジェイアール労組」結成。
6.6月22日JR東日本株主総会―4時間32分紛糾
 (株主が革マル問題を追及しても昨年では却下していたが今回話させた)
7.7月1日〜3日東労組大会に来賓として参加した清野社長は「常務の発言は当然。社会人としての質をわきまえているのであれば、改めるべきは改める姿勢が必要」と挨拶。
8.7月17日浦和事件一審判決で7人全員の有罪判決。(1年〜2年)
  執行猶予3年(過去の例は有罪判決では懲戒解雇)
9.会社は今回の判決に注目し、推移を見守り今後は東労組だからと昇進試験など優遇は望めない。
分裂したジェイアール労組も組織的には何の展望もない。JR連合と合流し
たところで、鉄産も東日本の場合、今や千名たらずの組織に過ぎないし3〜4年で事実上消滅する。国労も「死に体」であり、唯一展望を切り開く可能性を持っているのは「我々動労千葉」だけだと言える。東京の若い運転士が東労組に嫌気をさして2名が脱退した。我々は組合員を会社に売る様な事は絶対しない。組合員が駅へ配転されようなら指名ストライキで断固闘う。
更なる若い運転士の勇気ある決起を!スト破りなどしないで共に闘おう。

2007年7月20日

                国鉄千葉動力車労働組合銚子支部


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