DC通信No.51 04/10/14
MWM組織委員会よりの連帯のあいさつ

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MWM組織委員会より、日本でMWMと共に闘う皆さんへ、
連帯のあいさつを送ります!

 兄弟姉妹の皆さん!

MWM組織委員会は、私たちとの国際的連帯行動が今日2004年10月17日、日本において行われることにとても勇気付けられています。東京、大阪、広島、仙台そして福岡をはじめ全ての日本の労働者が、アメリカの労働者と同じ攻撃を受け、拡大する軍国主義化と抑圧に直面していることを知っています。

 経済の民営化と規制緩和は、アメリカの数百万の労働者の生活を破壊しています。今日、アメリカの有数な航空会社は、規制緩和政策によって破産しようとしています。数十万の労働者は年金と健康保険制度の喪失に直面しており、日本において民営化と規制緩和が郵政や他の産業において強行されれば、結果は全く同じです。すでに国鉄の民営化が、事故とそれに伴う負傷を激増させてきているではありませんか。

 このような労働者・人民に対する経済的な襲撃に対しては、国際的に連帯した方法で闘わねばなりません。アメリカの雇用主は日本の資本家どもと、同じ策略で手を組んでいます。

 また、多くの労働者・人民、労働組合、住民組織が戦争と抑圧に反対して立ち上がり始めていることを知り、とてもうれしく感じています。アメリカの労働者と日本の労働者が一緒になって、今こそ情勢に立ち遅れずに、アメリカ政府と資本家ども、日本政府とその企業家どもの帝国主義的な戦争計画を阻止して行かねばなりません。

 私たちは、民主党や共和党のアメリカの政治家どもが、継続的に日本の政府に圧力をかけて、日本の再武装を要求し、軍事国家化を禁止している憲法の条項を放棄させようとしていることを糾弾します。アメリカ人民が、日本の再軍事国家化の意味するところのもの知ったならば、アメリカ人民自らが、日本を軍国主義するアメリカの政策の中止を要求して行くであろうということも知っています。アメリカと日本の軍事国家化は、世界大戦へとつながり、世界に跳梁し、戦争で暴利をむさぼる国際的な強盗王どものみを肥え太らせます。

 私たちはまた、戦争反対を組織する労働者や活動家に対する攻撃の激化に、強く抗議します。アメリカの愛国者法に相当する立法に反対して闘う教育労働者、鉄道労働者など全ての労働者を、断固として守っていかねばなりません。

私たちは闘いの中で皆さんと共にあります。そして、皆さんの連帯行動をアメリカ労働者に伝えて行きたいと思います。

MWM組織委員会
スティーブ・ゼルツァー


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