11・6全国労働者集会呼びかけ
2011年9月

2011年11月6日全国労働者集会へ 団結してガンバロウ!
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反原発・反失業の国際的統一行動を!
国鉄1047名解雇撤回!非正規職撤廃!
新自由主義とたたかう労働組合の全国ネットワークを!

11・6全国労働者総決起集会へ!

日   時: 11月6日(日) 正午開会
          集会後デモ行進
場   所: 東京・日比谷野外音楽堂
呼びかけ: 全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
          全国金属機械労働組合港合同
          国鉄千葉動力車労働組合
          国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動

11・6全国労働者集会呼びかけ (PDF139KB)NEW
11・6全国労働者集会賛同用紙 (PDF44KB)NEW
11月集会第1次ビラ(PDF6.56MB)NEW

    
11月集会第1次ビラ(PDF6.56MB)NEW

11月集会呼びかけ

反原発・反失業の国際統一行動を!
国鉄1047名解雇撤回! 非正規職撤廃!
新自由主義とたたかう労働組合の全国ネットワークを!

11・6全国労働者総決起集会への賛同と参加のお願い

全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
全国金属機械労働組合港合同             
国鉄千葉動力車労働組合                
国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争
を支援する全国運動(国鉄闘争全国運動)       

 全国のたたかう労働者の皆さん!
 3月11日、東北地方を襲った巨大地震と大津波、原発事故は一瞬にして人々の生命を奪い、生活と生業を破壊しました。被災地をはじめ全国で数百万の人々が高濃度の放射線被曝による生命の危機にさらされ、大失業が襲いかかろうとしています。農・漁業は壊滅的な打撃を受け、すでに数十万の労働者が職を失って路頭に迷い、大増税や社会保障制度解体攻撃が襲いかかろうとしています。引き起こされた事態の多くは、新自由主義攻撃によってもたらされたものです。公共インフラの民営化による解体、地方自治体の財政破綻、公務員労働者の際限のない削減など、国鉄分割・民営化以来の新自由主義政策は、災害に対する抵抗力を奪い被害を決定的に破局化させました。さらに原発事故は、政府・官僚・財界・御用学者・マスコミ・裁判所・御用組合が利権にまみれ、核武装への衝動に突き動かされて推進した原子力政策のウソとペテン、この社会の支配構造の腐りきった本質を暴きだしました。起きていることは、まさに資本と国家による犯罪にほかなりません。

 怒りの声は社会の隅々まで積み上がり、政府や東電への抗議行動となり、生き抜くための闘いとなって燃え上がっています。とくに、すべてを奪われ、事ここに至っても真実を隠して「安全だ」と宣伝し続ける政府のペテンに対する200万福島県民の激しい怒りの声は沸騰点に向かっています。
 反原発、反失業の怒りの声が爆発しています。6月11日には2万人の怒りの声が新宿駅東口広場を埋めました。全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部は被災地にセンターを設置、11春闘でかちとった成果を被災地に届ける闘いに立ち上がっています。港合同、動労千葉も全力をあげて被災地とともに闘っています。

 その一方で、労働運動の深刻の危機が生まれています。「復興」の名のもとにナショナリズムや「挙国一致」があおられる状況の中で、あらゆる闘いが放棄され、階級的視点が解体されようとしています。起きているのは戦争にかり出されるのと同じ危険な状況です。
 政府や財界は、東北地方を「特区」として一切の規制を取り払い、徹底した低賃金、民営化―外注化・非正規職化を強制しようとしています。政府の号令一下、公務員労働者の賃金が下げられ、「公務員制度改革」の名のもとに360万の首切り―非正規職化が強行されようとしています。郵政では16万非正規労働者の雇い止め解雇攻撃が進められています。今こそ職場から反原発、反失業の大闘争をまきおこさなければなりません。
 資本主義体制の危機が進行しています。3年前、リーマンショックをもって始まった世界恐慌は、アメリカで、EUで、日本で国家財政の全面的破綻となって爆発し、それが激しい労働者への攻撃を生み出しています。今、何よりも求められているのは闘う労働組合の復権です。

 労働運動の後退・権利喪失の原点となったのが国鉄分割・民営化攻撃でした。だから私たちはこの攻撃を絶対にあいまいにしてはならないと訴えて闘い続けてきました。しかし、昨年4月9日、国鉄1047名解雇撤回闘争を解体する重大な攻撃が仕掛けられました。民営化や国家的不当労働行為による大量解雇や労組破壊攻撃の社会的・法的責任を不問に付したまま「政治解決」の合意がなされ、この7月には闘争終結が宣言されたのです。私たちは、この状況下で、「国鉄闘争の火を消してはならない」と訴え、新たな全国運動を発足させました。私たちが目指すのは、全国の労働者の階級的団結をつくりだすこと、どんなに小さな芽であっても現場から自主的な闘いを組織することです。
 関西地区生コン支部は139日の産業ゼネストを貫徹し大弾圧をはね返して前進しています。動労千葉は、幾度ものストライキで業務外注化攻撃を阻止しています。港合同は倒産攻撃に対して企業の塀をこえた団結権で対抗し勝利しています。沖縄で、三里塚で、怒りの闘いは燃えひろがっています。

 人類の歴史が経験したことのない事態に立ち向かう万国の労働者の団結した力が求められています。私たちは、11月6日、反原発、反失業、労働運動復権に向けた世界統一行動を呼びかけます。11月6日、すべての怒りの声を日比谷に総結集しよう。
 志を同じくするすべての皆さんの賛同と参加をお願い申し上げます。

 2011年8月

●集会名称 「反原発・反失業の国際統一行動を! 国鉄1047名解雇撤回! 非正規職撤廃! たたかう労働組合の
全国ネットワークをつくろう! 11・6全国労働者総決起集会」
●と き 11月6日(日)正午開会
●ところ 東京・日比谷野外音楽堂

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たたかう労働組合の全国ネットワークとは?

 1998年、全日本建設運輸連帯労働組合・関西地区生コン支部(全日建関生支部)、全国機械金属労働組合・港合同(港合同)、国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)の三組合が呼びかけて、「たたかう労働組合の全国ネットワークをつくろう!11・8全国労働者総決起集会」を開催しました。

  この11月集会を呼びかける契機となったのは、組対法(組織対策法)反対闘争と、国鉄1047名問題に関する東京地裁の98年5・28反動判決に対する闘いでした。国家総ぐるみの不当労働行為を開き直り、労組法−労働委員会制度を否定するこの判決に対し、「こんなものがまかり通ったら、不当労働行為=組合潰しも首切りもやりたい放題だ」という危機感と怒りを強烈に持ったことが、三組合の「呼びかけ」の出発点になりました。

 そしてこれまでの様々な問題を乗り越えて、今こそ闘う労働組合が大同団結することが求められているという思いを込めて「全国ネットワークをつくろう」と呼びかけたのです。

たたかう労組ネットワークDORO-CHIBA