ライフサイクル配転を阻止!1・23総決起集会報告

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ライフサイクル配転を阻止!
09春闘に総決起しよう!
1・23総決起集会報告

 1月22日にライフサイクル第二次配転の事前通知が強行された。8名全員が東労組の組合員で動労千葉の組合員の配転を阻止の大勝利をかちとった。
 この勝利を受けて1月23日、ライフサイクル阻止、09春闘勝利総決起集会を開催した。集会は、繁沢副委員長の開会あいさつで始まり、田中委員長が「ライフサイクル第二次配転阻止闘争の経過と当面する取り組みについて」の報告をおこなった。
 来賓あいさつでは、支援する会の山本事務局長が「若い組合員が団結してたち向かった勝利だ。支援する会も広島に組織を拡大した。ヒィリピン、イタリア、ドイツ、アメリカから動労千葉に連帯する声明が入っている。09年問題として派遣の大量解雇がある。支援する会は動労千葉とともに闘う」と連帯のあいさつをおこなった。

平成採の組合員と支部長が決意表明

 特別発言では平成採の組合員、津田沼支部の滝君、木更津支部の平野君、幕張支部の内山君、渡辺君、木科君が決意表明をおこなった。それぞれ、「第二次配転をわれわれの熱意ではねのけた」「ストライキを早くやりたい」「若い人たちへ闘いをみせよう」「動労千葉へ結集させよう」などの決意表明がされた。
 続いて貨物協議会の大竹議長が「貨物では12月のダイ改提案後、再提案され列車が切られている。大幅な輸送力削減だ。貨物は9年連続ベアゼロで、賃金が抑制されている。慢性的な欠員状況である貨物協議会は全力で闘う。」と貨物で働く仲間の決意を語った。
 1047名闘争の勝利に向けて争議団の中村君が「ライフサイクル攻撃は闘っているから起こっている。JRの中で闘っていることが大切。ライフサイクル阻止闘争も1047名闘争も一緒に勝利するまで闘う。」と決意を表明した。 最後に各支部の支部長が全員登壇し、それぞれから決意表明がおこなわれた。「大不況を実感する。日貨労を打倒し、組織拡大をかちとろう」「輸送減、賃下げ阻止へたたかう」「現場の仲間を守るために闘おう、組織拡大をかちとろう」「外注化阻止へ非協力闘争を闘った。春闘勝利へ向けて闘おう」と決意表明がおこなわれ、最後に田中委員長の団結ガンバローで終了した。
 ライフサイクル制度粉砕へ今回の勝利をバネに全力で闘いぬこう。組織拡大をかちとろう。

田中委員長の基調提起

 今日の集会は、配転が強行されていたらストライキに突入するという集会だった。本社、支社と団交をおこない、千葉支社とは動労千葉の対象者については配転をしないという確認をしていた。そして今回の事前通知が行われた。ライフサイクルは矛盾だらけでこんな制度は粉砕できる確信を持った。配転するために千葉転に事前の配転をする。また外注化とライフサイクルも完全に裏と表の関係だ。
 本社は机上の論理だけでやっている。仕事がきつい中で高齢者対策を先にするべきであり、分割・民営化で駅に強制配転された仲間を戻すことが先だ。
 なぜこんなことをやるのか、本質は表は運転士のたらい回しで裏は外注化だ。駅は契約社員になり、車掌はいなくなる。構内は、丸ごとの外注化になる。ライフサイクルとは社会全体で起こっている派遣労働者の首切りは同じことだ。
 東日本の「挑む」では、4割を鉄道以外から出すと言っている。ライフサイクルの核心問題は労働組合の問題、組合が認めなければ出来ないことだ。
 09春闘の特徴は労働者の意識が変わっている。労働者の闘いの復活の中での春闘になる。大恐慌が始まったばかり、犠牲は全部労働者に押し付ける。事の発端はサブプライムローンだが、ここまで資本主義がダメになった。民営化で全部競争にした。20年間全部フィクションだった。
 09春闘の課題は①労働者全体に火をつけることだ。労働者は救済の対象ではなく、闘う存在だということだ。②大幅賃上げを求めて、賃下げ、首切り と闘うこと。③動労千葉の運転保安要求を実現するということ。下り勾配の速度違反問題を取りあげてこういう問題に決着をつけなければいけない。④この渦中でなんとしても組織拡大を実現するということ。若い仲間たちを結集して30周年までに青年部を結成しよう。具体的には3月を焦点にしてストライキで春闘に決起することを決定している。全体の総決起を!

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