銚子、津田沼支部大会を開催

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ライフサイクル第3次配転阻止!
   銚子支部第30回定期大会を開催(12/10)
 
  銚子支部は12月10日、銚子市勤労者コミュニティーセンターに於いて、第29回乗務員分科総会と第30回銚子支部大会を開催した。乗務員分科会総会では、庄田会長が09春闘! 貫徹・下り勾配での速度違反事件の闘い、反合・運転保安闘争の闘い等のお礼を述べ、ライフサイクルの来年2月1日の第3次強制配転阻止を全力で闘うと挨拶。続いて本部乗務員分科会新会長となった鈴木貴雅君が「職場抵抗闘争を堅持する為には、一人ひとりが当局と対峙できる知識や度胸が大事だ。今後も自力・自闘・連帯の精神で頑張ろう」と力強い挨拶を行った。第30回銚子支部大会は、議長に田中浩克君を選出、今定期大会で10年こそ勝利の年にしようと挨拶。続いて、渡辺支部長は「1047名の当事者の伊藤隆さん、多田さんが60歳を越えても問題は解決していない。西本さんも来年2月で60歳を迎える。だが今のところ具体的な解決すら見えない!今までの定年退職者等は『動労千葉でよかった』と抱負を述べてくれた。でも、解雇された3名は今のままでは何も解決しない。現場で働く組合員がどれだけ普段からこの問題に取り組んだり、話題にしているかが問題である。国や当局はその点、洞察力は長けている。ただ組合費を納入しているだけではダメだ。一人ひとりが会社と対峙して、3名と23年間も強制配転された仲間を帰せ!!と強い意志をもたなければいけない。その延長線上に組織拡大ができはずだ。来年こそはライフサイクルを白紙撤回させ、組織拡大に勝利してわれわれが第1組合になり、解雇撤回を実現し、労働者が社会の主人公に躍り出て、胸を張って生きられる社会をつくろう!」と挨拶を行った。
 ●主な質疑
・コンプライアンス訓練をしているが、会社は正しい報告をしなさいと、事後報告ばかりを強調しているが、この間、成東~佐倉間で行き違いの際に遅れが出ているが、みんながこういった報告をすることの方が大事だ。
・成田空港線で、異常時の際の防護方法が決まっていない。どうなっているか?
・輸送混乱などで、役員がいなかあったありすることがある。会社に対して、もっと積極的に対応した方がいいのではないか。
・千葉駅ビルの改装工事はどうなっているのか。
・定年延長の可能性はどうなのか。
・検修・構内外注化には、ストライキで闘うべきだ。
 大会後、退職者送別会と支部忘年会が盛大に行われました。

組合員一丸となって組織拡大を!
津田沼支部第34回定期大会を開催(12/11) 

津田沼支部は、12月11日、DC会館に於いて、第34回定期大会を開催した。大会は議長に内山君を選出し議事が進められた。
 冒頭、相馬支部長は「今年は動労千葉結成30周年という節目の年を迎える中、動労千葉の将来に向けた飛躍を勝ち取るべく、ライフサイクル制度撤廃の闘いを訴えながら組織拡大に取り組んできた。しかし、新組合員獲得も滝君以降、行き詰まっているのが現状だ。こういう時期に新たな検修外注化提案がなされ、これを機に平成採に外注化の本質を訴えてきたが、平成採はその内容をよく知っていない。改めてライフサイクルと外注化攻撃を訴えるなか、組織拡大に向けて取り組みを強化したい。組織拡大は、組合員全体の力を合わせなければ達成できないので、協力して取り組んでもらいたい。そしてついに予科生の士職登用差別で高裁の勝利判決を勝ち取った。士職登用に向けて当該組合員の支部として最大の闘いをつくっていきたい」と力強く訴えた。
 来賓として、田中委員長、川崎企画部長、鈴木本部乗務員分科会長を迎えあいさつをいただいた。乗務員分科会長からは「検修・構内業務の一括外注化が提案されたが乗務員分科も一体の課題として闘っていきたい。乗務員分科としては、現在15㎞/h以下と規制されていた運転速度が25㎞/hに改正される。やみくもに運転速度の規制を緩和し、運転士の注意力による運転は、運転士に対する責任転嫁につながる.乗務員分科としてこの見直しに反対して闘っていきたい。また予科生の士職登用差別事件での高裁の勝利判決をうけて、なんとしても運転士登用に向けて分科も取り組んでいきたい」とあいさつをうけた。
 その後、執行部から経過報告、決算報告、09年度運動方針案、予算案が提起され、質疑応答が行われてた。
 質疑で出された主な意見は、
・制限速度25㎞/hへの向上にむけた訓練で指導は視界が50mもあれば止まれると言っている。
・運転士の注意力に頼ることは事故になった場合、責任を押しつけることにつながり問題。・千葉駅改築にともない緩行線の千葉駅留め置き列車を津田沼駅に回送する計画のなかで、長期間に及んで変更路で対応すると言っている。変更路の扱いは短期間に限られるはずだ。休憩時間等の関係もあり問題だ。
・検修・構内の外注化提案が出されたなか、退職における要員補充の展望はどうなっているのか。
・育児・介護勤務の新設における短時間勤務の導入によってダイ改で行路指定が大きく変更になるのではないか。要員を増員しなければ労働強化につながる恐れがあるのではないか。等、活発な意見が出された。
質疑に対する答弁が行われ、拍手によって方針が承認された。その後、新役員が選出され新たな闘う体制を確立し、支部長の音頭で団結ガンバローを行い定期大会は成功裡に終了し、その後懇談会を開催し、団結を固めた。

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